イラストで分かる資格勉強で眠くならない超具体的な集中方法

イラストで分かる資格勉強で眠くならない超具体的な集中方法
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私にツボは効きませんでした。

もし皆様が、絶対に合格したい資格や大学があるならば。勉強中に邪魔をする睡魔には、何卒完全勝利して欲しい。

しかし眠くなってから対策をしても、根本的な集中とは程遠い。なぜなら勉強に求められるのは、そもそも睡魔を寄せ付けない集中力なのだから。

勉強や仕事効率を引き下げる、お邪魔虫『睡魔』。本日は彼らにお引き取り頂く、勉強中に眠くならない集中法をご紹介します!

同時に本記事でも眠くならないように、分かりやすいイラスト付きで。実際の国家資格合格にも一役買った、本当にやり易い方法だけをご紹介します。

この記事をお読みいただくと

  • 本当に眠くならない試験勉強術が分かる
  • 具体的でやりやすい、短時間で勉強効率を上げる方法が分かる
  • 一日の勉強計画が、もっと楽しくなる



勉強中の眠気は超最悪

勉強中の眠気は超最悪
眠気って怖いよね。

いきなりで申し訳ありませんが、少し昔の話をさせてください。著者が進学予備校で勤務していた頃、常に意識していたことがございます。

それは、受験生の質。いわば受験勉強に対してどんな姿勢で挑むのか、受験生としての心構えのお話です。

ご注意(;´・ω・)!

ここから長ったるしい前置きが始まるため、『眠くならないやり方』だけをご覧頂く場合は、こちらまで読み飛ばして頂ければ幸いです。
当時比較的やんちゃな生徒のクラスを担当しており、部屋はいつも煙草の香りで満たされていました。ただ彼らは皆驚くほど素直で、そして隠れた努力家や野心家も数知れず。

しかし勉強に対する経験値は浅く、その多くが「何をしていいのか分からない」レベルから。そのため隣接する上級クラスとの実力差は、偏差値だけでなく勉強自体の効率の良さにも表れていました。

知識・勉強自体の効率の良さ・勉強に対する感覚差
そのため本記事のテーマである「勉強すると眠くなる」という相談も、繰り返し頂戴しました。いくら勉強しても、絶対に眠くなってしまうのだと。

その度に彼らにお伝えしたのが、本記事の結論ともいえる部分。それは眠くなること自体が問題だと、強く自覚することです。

ここだけ聴けば、かなりムカつく強者の理論。それはまるで昔ながらの体育系講師が、竹刀を振り回しながら叫びそうな精神論です。

体育系&ドヤ顔が腹立たしいが、 実は試験勉強にて大変重要な発想
ただこの一見上から目線の理論には、是非ともお伝えしたい理屈があります。普段ならうるせぇ絶壁!と怒られちゃうかもしれませんが、有難いことに本記事はブログです。

そのため皆様のペースでお読みいただけるため、この本当の意味合いを文字に興させてください。少し長めの記事になるかもしれませんが、ゆっくりお読みいただければ幸いです。


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格段の差が出る二種類の勉強

格段の差が出る二種類の勉強
なぜ眠くなるか。

短期間で難関大学に合格する生徒、五年以上勉強しても第三志望にもかからない生徒。その違いは、一体どこに存在するのでしょう。

星の数ほどある要素の中で、個人的に最も重要だと思う彼らの違い。それは『受け身の勉強』か『攻めの勉強』かという、勉強に対するスタンスです。

受け身の勉強・攻めの勉強
まず効率の良い勉強ができる生徒は、一日三時間の勉強でもMARCHに受かります。逆に受け身の勉強を続ける生徒達は、一日十時間勉強しても偏差値はビクとも動きません。

つまり勉強の結果は地頭の良さだけでなく、知識等をどれだけ短時間で吸収できるかという勉強効率にも左右されます。これはたった一日でも差が付く要素であり、勉強期間が長ければ長いほどその差は如実に表れます。

つまり日々の勉強効率の良さこそ、受験の結果を90%以上決定づける重要な要素。極めて当たり前ではありますが、これは8年間の講師期間で疑いのない事実です。

そしてその日々の勉強方法には、前述の『受け身の勉強』と『攻めの勉強』が存在します。こちらは本記事の展開に非常に重要なため、少しご説明させてください。

単調になり易い『受け身の勉強

まず受け身の勉強では、知識の吸収パターンの習得(計算式・論述思考等含む)を目的とします。一見すごく当たり前ですが、最大の問題はその取り組み方です。

その主な演習内容は、担当講師の指示その試験に一般的な参考書などで決定されます。いわば「これをやれば受かる!」と公言された演習内容を、日々こなすことが最大の目標です。

決められた一般的な勉強計画を システマチックに実践する図
つまり受け身で取り組む勉強では、講師に指示された内容参考書を終わらせることが第一目標。もちろん日々のノルマが組み立てやすく、複雑な計画を立てる必要がないというメリットもあります。

しかしデメリットとしては、やはりいつも変わらない強度のために達成感が少ない+中だるみも多い。勉強ペースを守り易いというメリットは大変良いのですが、その反面非常に退屈な勉強になり易い。

安定してペースを守りやすい反面 集中力を高める自分なりの工夫が少ない
そのためこの受け身の勉強では、ぶっちゃけ睡魔が頻発します。特に同じ参考書を繰り返し回す工程では、工夫無くして睡魔との離別は難しいでしょう。

つまり勉強に関しても、筋トレと同じく慣れてしまうとさらに高い強度が必要となるということ。そのため日々の勉強に関しても、最も集中できる演習方法を常に模索しなければなりません。

定期的に勉強の強度を上げないと 演習に慣れて脳がさぼり始める図

高集中の施策を講じる『攻めの勉強

そして次に攻めの勉強は、毎回100点の勉強を心掛ける勉強法です。少し抽象的で申し訳ありませんが、いわば最高の勉強効率を保つ工夫です。

それは使用する参考書は同じでも、効率を求める意識が全く違うということ。その結果同じ10分間の演習であっても、知識の吸収力には天と地の差が生じます。

少し極端ですが、受け身の10時間より工夫された3時間の方が遥かに勉強効率は優れています。それほど安定的で予定調和な勉強には、慣れと睡魔に邪魔されやすい問題が残ります。

毎回の演習で最も効率の良い方法を探る
そしてその工夫は試験内容によって異なりますが、例えば上位大合格者達には以下の勉強方法が多く見られます。これらは他者に指示されるのではなく、最高効率の勉強方法を自発的に模索した結果と言えるでしょう。
攻めの勉強での工夫例

  • まとまった2時間の勉強時間を、1日に3つ作る
  • 朝一で過去問解答の速読を行い、脳の回転を上げる
  • 連続で2時間以上勉強せず、間延び勉強を一切しない
  • 勉強効率が下がったら、その日はスパッとやめる
  • ポモドーロで完全管理し、余分な勉強時間を作らない
  • 自分の集中力の持続時間を、正しく見極める
  • ノートにまとめない(ノート完全禁止法)
  • 1度理解した内容は、1か月後に見る
  • 完全に理解できた問題は、思い切って捨てる
  • 安心感より危機感を感じるために、とにかく問題を解く
上記の工夫は、全て非常に効果的です。特に自分の集中力を過信しないことは、高効率な演習には欠かせません。

なぜなら人の集中力は無限ではなく、時間のある休日でも10時間集中できることは極稀だから。私自身も土日で20時間やりまっせぇ(*‘∀‘)!と良く意気込んでいましたが、意外と平日より勉強できなかったりしていました。

それは時間がたっぷりある安心感や、集中力ではなく演習量をベースに勉強内容を組み立ててしまったことが原因です。つまり受験勉強全体で見ると、短時間で集中できることが合格の鍵となります。

特にお仕事・学校・家事等でお忙しい方にとって、1時間でも確保することは容易ではありません。つまり本当に重要なのは、短時間で最高の集中力を確保することです。

小さな極集中を重ねて合格を狙う 土台が強固な受験勉強の図
ただご存知の通り、睡魔は貴重な時間を数十分近くロスします。さらに再度100%集中するには、最大30分以上の修復時間が必要です。

しかもそれは1日1回ではなく、時には1日複数回訪れます。そのため最悪の場合には、眠気と戦うだけの一日だった…と日記に綴ってしまうこともあるでしょう。

全ての記憶が睡魔との戦いだった 受験勉強一日の記憶
さぁ次第に、お話が本筋に戻ってきました!目に余る脱線でしたが、ここからは勉強中の睡魔対策を具体的に掘り下げましょう。


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勉強中の睡魔がもたらす悪循環

勉強中の睡魔がもたらす悪循環
多くが受け身勉強。

まず多くの受験生様は、受け身の勉強になりやすいのが事実です。今日は昨日の続き…( ..)φと、いつも変わらぬテンションで机に向かってしまいます。

つまりは自分に合った集中力UP対策が施されておらず、睡魔もガンガン邪魔してきます。そして睡魔が過ぎ去った後に残るのは、以下の最悪の悪循環です。

勉強中の睡魔がもたらす悪循環

  • 睡魔が辛くて勉強が嫌になる
  • 勉強すると睡魔が来ると、不安になってしまう
  • 勉強した錯覚だけが残り、結果が出ない…と凹む
  • 自分は勉強に向いていないかも…と、思い込んでしまう
ご覧のように、勉強中の眠気は極悪です。それは勉強を妨げるだけでなく、時に人の自信すらも打ち砕き、なぜこんなに集中できないんだろう…(._.)と、自分自身を否定してしまうことになりかねません。

そのため眠くなっちゃった…程度で終わらすべきではなく、睡魔てめこら(o゚益゚)ノ!と、全力で事前に叩きのめす必要があります。

そもそも勉強中の睡魔は、避けられます。例外なく訪れるものではなく、中には数十回に一回しか睡魔を感じない受験生も存在します。

つまり睡魔とは、改善すべき現象ではなく回避すべき現象だということ。いわば登場してから慌てて退治するのではなく、事前に寄せ付けない工夫が必要不可欠です。

睡魔は当然来るもの 睡魔は予防できるもの

勉強中の睡魔を完全破壊するには?

勉強中の睡魔を完全破壊するには?
前置きが驚くほど長くなり、誠に申し訳ありません。では早速、勉強中に眠くならない方法を詳しくご紹介します。

勉強中の睡魔を完全予防するには、具体的に以下の対策が効果的です。

眠くならない勉強法 万が一眠たくなった時の治療策
まず最も重要なのは、眠くならない勉強法に切り替えること。そして次に、万が一眠くなった場合の効果的な治療法が必要です。

そしてその重要度の比率は、予防9:治療1。眠くならないための予防策に比重を置いて、勉強中の睡魔と完全に別居しましょう。

まず眠くならない勉強法に重要なのは、常に集中できる状態をキープすること。それは周囲の環境だけでなく、勉強時間や集中力自体の性質も知ることが重要です。

またここからは複雑なことは申し上げず、分かり易い表現だけでご説明させてください。研究結果に諸説ある内容も含まれますが、ご自身が最もやり易い部分だけを抜粋していただければ幸いです。

勉強時間はワンセット30分

まず私達の集中力は想像よりも短く、切れた瞬間に眠気が来ます。その持続時間は最長で90分とも言われますが、重要なのは超集中できる時間だけ使うことです。

そのため一回の勉強時間は理論最大値の90分ではなく、ワンセット25分が最もお勧め。これは皆様の集中力が衰える直前の、最も集中できる部分だけを活用する方法です。

集中力が下がり始める前の 最も集中できる時間だけを奪い去る図
さらにこの25分単位の勉強時間に、毎回5分間の休憩を加えます。すると勉強時間25分+休憩5分で、ワンセット30分の勉強時間になります。

そしてこのワンセット30分を4回繰り返す、計2時間の一括りが非常に高い集中力を維持できます。こちらはご存知ポモドーロと言われる時間管理テクであり、勉強中の眠気予防策としては最高です。

一気に集中できる30分×4セット 計2時間の高集中な演習単位

ポモドーロ時間管理法の詳細はコチラ!🪑

もちろんまとまった時間が取れない場合には、さらに短縮していただいても構いません。大切なのは集中力を維持できる時間を最大単位とすることであり、最小勉強時間は30分でもOKです。

さらにこの2時間のまとまりを、可能な限り一日の中に配置します。難関試験を目指す方ならば1日3セット以上、計6時間以上の演習時間を最小ラインに定めるべきでしょう。

そしてここで注意すべきは、この2時間のまとまりを連続で配置しないこと。最低でも各セットの間隔を30分以上開けると、睡魔が訪れる頻度も激減します。

1時間単位の演習単位も含めて 勉強のまとまりを一日の随所に挟み込む

一日一回長時間の集中タイムを

ただこの時間管理法では、一問25分以上の問題1時間以上の過去問には不向きです。なぜなら実際の試験では、25分以上の集中力が求められるケースが圧倒的に多いからです。

そのため実際の試験を想定して、日々の演習時間に「90分以上集中する時間」を追加で設定します。これは実試験を想定した長時間集中トレ―二ングであり、最も集中しやすい朝の時間がお勧めです。(※センター試験のように試験が午後にある場合もアリ)

最も集中できる朝の時間帯に 集中力が理論上継続する90分演習
ただこの時間は集中できる限界時間を超える恐れがあるため、さらに集中する工夫が欠かせません。そのためここでは、できる工夫を全部やっちゃいましょう。


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眠気を防ぐ完全無音に

まず高い集中力を維持するための効果的な工夫には、シンプルながら耳栓があります。これは周囲の雑音等をシャットアウトし、聴覚的な気になる要素を排除する効果があります。

まず超集中するには、視覚的・聴覚的に気になる要素を減らさなければなりません。例えば机に筆記用具以外何も置かない、スマホの電源を切るなどの小さな工夫などです。

特に周囲の話し声は集中力の大半を奪うため、完全シャットアウトをお勧めします。ちなみに使用する耳栓は、長時間の装着でも痛みを感じないソフトなねじりタイプが最高です。

集中力を高めるための耳栓

ただしこの耳栓勉強法に関しては、静かすぎると眠くなるというご意見も多くございます。確かに静かになることで眠気を感じ、本記事のテーマに反する結果になるかもしれません。

しかしこの耳栓の無音環境は、むしろ眠気を吹き飛ばす集中力を生み出します。眠くなるどころか、逆にどっぷり集中するためのアイテムでございます。

そもそも静かになると眠くなるのは、ヒマだから寝ちゃおうかな…(*‘∀‘)と脳が反応するため。そのため高い集中力で勉強に没頭できれば、耳栓で眠くなることは決してありません。

耳栓をして何もしない➡眠くなる 耳栓をして作業をする➡作業に集中できる
つまり耳栓勉強で眠くなる状態は、失礼ながら勉強に集中できていないということ。その場合は勉強方法の改善、もしくは勉強時間の変更が必要不可欠です。

先にテンションを上げる

そして個人的にお勧めな集中力UPに、先にテンションをぶち上げるという方法がございます。ただこれは、怪しげなスピリチュアル儀式ではありません。

それは一日の最初25分に、高速で解答できる問題を実施するという方法です。その効果は非常に多く、脳の回転UP・自信が溢れる・勉強が楽しくなるなどの複数の効果があります。

朝の最も集中できる時間帯に スタートダッシュ用のテンションを生む図
その具体的なやり方は、ずばり以下の通り。ただ以下の方法に縛られることなく、ご自身が最もテンションが上がる演習方法を模索してください。
一気にテンションが上がる演習内容

  • 過去問の解答だけを、出来るだけ早く速読する
  • ノートをコピーし、赤丸でチェックを付けまくる
  • パラパラ(単語帳)を音速で行う
  • 前日間違えた問題だけを、ひたすら解きまくる
この勉強最大のメリットは、ずばり圧倒的な演習量が稼げること。通常演習速度の倍速以上で取り組める内容ばかりを抜粋し、最初の25分間で一気に実施します。

そうすると脳の回転も一気に高まり、同時に演習量が稼げることで少し安心します。実はこの量をこなしたという安心感も、意外と重要な要素です。

さらに間違えた問題だけをひたすら解くと、脳の回転だけでなく記憶も定着しやすい。そのためいつも勉強のラストには、間違えた問題だけに付箋を付けるのが習慣でした。

翌日のマッハ勉強用のために 間違えた問題に付箋を貼りまくる図
つまりまとめると、朝一にお勧めしたいのは『一気に終わらせる高速演習』『90分以上の実践演習』の二つ。その他の時間は、前述の30分単位のポモドーロを複数回こなす方法がお勧めです。

この方法なら集中力のピークを維持したまま、睡魔も非常に訪れにくい。同時に長期間の勉強でも、質の高い集中力を維持できるでしょう。

5分休憩は有意義に使おう

また25分勉強後の5分間休憩には、是非以下のコツをお試しください。こちらは鬼滅の刃を5分読むより、遥かに高いリフレッシュ効果が期待できます。
5分間休憩のコツ

  • 椅子から降りて、軽く屈伸する
  • 窓を開けて空気を吸う
  • 水分を取り過ぎない
  • 次の25分を始める時には、毎回姿勢を治す
これらは単純に、次の25分間を快適に集中するためのコツです。特に長時間椅子に座っていると猫背になり、結果的に血流が圧迫されて眠くなりやすい状態に陥ります。

そのため5分間休憩では一度椅子から降り、10秒を犠牲にして屈伸を行うと良いでしょう。さらに新鮮な空気を吸い込む方法も、王道ながら最高に効果的です。

同時に水分補給は想像より集中力を奪うため、ペットボトルなどは鞄に入れるべきかもしれません。特にトイレが近い方は、トイレに行って戻ると集中力が低減している場合がございます。

カフェラテ☆カバン封印の儀

参考書は少な目ぐらいがちょうど良い

さらに個人的に最もお勧めしたいのが、参考書の断捨離です。これは担当生徒にも繰り返し申し上げていた内容ですが、一般的な受験生の参考書数は多すぎると感じます。

ただそれは司法試験や会計士試験のような、そもそもの科目数が多い試験の話ではありません。ここでいう参考書の多さとは、一科目に対する参考書の過剰保持に関してです。

例えば税理士試験の場合は、簿記論・所得税法・財務諸表論・相続法・法人税法・酒税法・消費税法・事業税・固定資産税・住民税…う、うわぁぁ(;’Д’)!!

つまり、めっちゃあります。ただこれらは数年前の情報のため、現在科目が変更されていたらごめんなさい。

そしてこれほど単元が多い場合は、1単元につき参考書は多くても2冊程度です。なぜなら物理的に回しきれないという事実を、多くの方が雰囲気的に察知されているためです。

そもそもの試験科目が多い場合、参考書も増えやすい
ただ問題は簿記2級レベルの、科目が多くない試験の場合です。例えば工業簿記と商業簿記の二種類で構成された簿記のような、基礎参考書の種類が少ない場合です。

著者にも経験がありますが、この場合は参考書がめっちゃ増えやすい。時に基礎参考書・実践問題集・過去問…とバリエーションを増やし、さらに仲間が続々と押し寄せます。

この現象は、自分の参考書が出題範囲を全網羅できていなかったら…という不安が原因です。実践問題集の数を増やし限りなく100点に近づけたいオーバーキル願望ともいえるでしょう。

続々登場する必要っぽい問題集に 思わず魅了される受験期の図
ただ参考書が増えすぎると、実際には時間と集中力を上手く分散できず、全てに手が回りません。それどころか以下の問題を引き起こし、勉強に悪影響を及ぼします。
参考書・問題集の数が多すぎる弊害

  • 全部終わらせないと!と、常に意識してしまう
  • 終わらない=抜けがあると、不安を感じてしまう
  • 同じ問題に繰り返し遭遇する(良いことだが高頻度すぎる)
  • 意識が分散する、荷物が重い
  • 一冊を繰り返すことのメリットが享受しにくい【重要!
上記の中でも特に『一冊を繰り返すことのメリット』は、本当に重要です。少し感覚的なお話になりますふぁ、同じ参考書を回さないと培われない感覚は確実に存在します。

それはいわば職人の勘とも言うべきか、反射や慣れというべきか…。ちょっと表現が難しいのですが、一冊を繰り返すことで養われる経験値は半端ではありません。

"同じテキストを徹底することで 不思議な『解答経験値』が培われる図
再度、1分だけ昔話を。

以前国家試験を受けた時、一人の友人と一緒に受験をしました。彼はもともと阪学出身で非常に頭脳明晰でしたが、ただ勉強を始めるのは非常に遅かった。

その試験は例年冬に実施されるのですが、彼が勉強を始めたのはまさかの6月。残り半年もない状態でしたが、彼の勉強方法は完全に異質でした。

その彼が取り組んだ演習とは、過去問20年分実践+演習問題集の2冊だけ。あとはひたすら集中力を高め、ポモドーロ&演習工夫だけを繰り返す勉強方法でした。

そして試験は、一発合格。例年4%程度の合格率だったにも関わらず、彼は満点近い自己採点を鳥貴族で見せびらかしてきたのです。

もちろん時間に余裕があり複数の参考書をこなせるのなら、それに越したことはないでしょう。ただ多くの場合は、数をこなすより絞り込み&徹底演習を優先すべきです。

特に過去問が効果的!と言われる簿記やFP等の類では、大量の参考書・実践問題集は時に弊害になりかねません。それでも頻繁に誘惑されるようならば、本屋さんと少し距離を置かれるべきかもしれません。

試験が終了するまでの間 誘惑が多い本屋との距離を置く図
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます!ここまでが眠気を寄せ付けない、集中力を高める勉強法の一例です。

では最後に、万が一眠くなった場合の対策もご紹介します。一体どうすれば、瞼を勝手に閉じる妖怪を退治できるのでしょうか。

後半ページに続く⇒

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