快感がくれる最強選択肢！ の巻
- 『甘いものに打ち勝つ』本当の意味が分かる
- モデルの方がなぜ痩せられるのかの理由が分かる
- ご自身の意思をガッツリ鍛えられる
甘いものを目の前にして、食べずに我慢する。
もしそんなスペシャルテクを身に着けられれば、僕はきっと痩せられる。
そう考えるねこ助手には、一つ不思議なことが。
それはフィジーク選手様が、なぜあれほどストイックなのかという点。
今はまだ想像もできない、『甘い物の誘惑に打ち勝つ』感覚とは？
その感覚の正体とやり方を、ひよ教授が今宵公開する！
～ ロカボカレッジ 研究室 ～
ねこ助手
ショートケーキを、チラ見すらしない…。
ねこ助手
そんなストイックさ、有り得るのか…。
ひよ教授
ちょっと信じられないよねぇ？
ねこ助手
はい～…。
ひよ教授
でも今回のポイントは！
ひよ教授
実は我慢とは少し違う！
ねこ助手
ほうほう…！
ねこ助手
甘いものを無理やり我慢しているんじゃないんですか！
ひよ教授
大切なのは、ずばり快感の大きさ。
ひよ教授
『どの行動を選択すれば、最も快感が得られるのか…。』
ひよ教授
人の行動を決定するポイントは、そこにあるのだよ！
ねこ助手
……？
ねこ助手
もしもし？
ひよ教授
まず最初に、ねこ助手？
ねこ助手
はいっ！
ひよ教授
コラム前半でねこ助手は、なぜショートケーキが食べたかったの？
ねこ助手
愚問ですねっ！
ねこ助手
そりゃ美味しいからですよっ！
ねこ助手
（真顔）
ひよ教授
なるほどぉ！！
ひよ教授
まさに正論オブ正論だね！
ひよ教授
ここで大切なのは、美味しいものを食べると人は快感を得られるということ。
ひよ教授
そしてその快感の大きさは、食事の内容によって大きく異なる。
ねこ助手
ほうほう！？
ねこ助手
！？
ねこ助手
糖質＋脂質つえぇぇ！！
ひよ教授
そうだねぇ！
ひよ教授
血糖値の上昇に直結しやすい、脂質と糖質のコンボ。
ひよ教授
これは極短期間で脳内から快感物質を生みだす組み合わせ。
ねこ助手
ほほ～…。
ねこ助手
蛋白質＋脂質もそうなんだ！
ねこ助手
焼き肉最高ですもんね！
ひよ教授
そだねぇ！
ひよ教授
脂質には満足感もあるから、その分快感物質が生まれやすい。
ひよ教授
その快感物質の名前は、『βエンドルフィン』！
ねこ助手
βエンドルフィン…！
ねこ助手
脳内を泳ぐイルカみたいなものかな…？
ひよ教授
ちょっとお名前似てるね？
ひよ教授
そしてこのβエンドルフィンを、過去に体感したことがあればあるほど…！
ひよ教授
私たちはその行動に対して、抗えなくなってしまうんだよ！
ねこ助手
な、ななーー！！
ひよ教授
例えばお子様の食育の一つに、『ジュースを飲ませない』という方法がある。
ねこ助手
はいはい…！
ねこ助手
聞いたことがあります…！
ひよ教授
これは糖分が非常に多いジュースを一度経験すると、脳内でβエンドルフィンが排出されるから。
ひよ教授
結果的にその経験を再度味わおうと、脳が連鎖的にジュースを求め始める。
ねこ助手
わかります…！
ねこ助手
私もバヤリース大好きでした！
ひよ教授
特にお子様の場合は、大変失礼ながら『我慢』というフィルターが大人よりも弱い。
ひよ教授
そのため一度経験した快感を得るために、その行動を選び続けてしまう傾向にある。
ねこ助手
ふむふむ…。
ねこ助手
ジュースを飲みたくなっちゃうんですね！
ひよ教授
そだね！
ひよ教授
もちろんこれは皆様のご家庭の食育であるため、部外者である私は口をはさめない。
ひよ教授
ただこの『βエンドルフィンには抵抗しにくい』という、人の特性はしっかり理解する必要がある。
ねこ助手
ほほぉ…。
ねこ助手
過去に体験した快感を求めて…。
ねこ助手
何度も同じ行動を選び続けてしまうんですね…！
ひよ教授
そそそ！
ひよ教授
糖分と脂質を含んだ、シュークリームが美味しいのは事実！
ひよ教授
決してシュークリーム自体は悪者ではないが、繰り返し誘惑されてしまうのも事実！
ねこ助手
確かに確かに！
ねこ助手
あの美味しさを想像しちゃうんです！
ひよ教授
うんうん！
ひよ教授
しかも頭で美味しさを想像するだけではない。
ひよ教授
シュークリームを見るだけで、無意識のうちにβエンドルフィンの排出を期待してしまう。
ねこ助手
！？
ひよ教授
その結果、シュークリームを食べないという選択肢自体が消えてしまう。
ひよ教授
全ては意思レベルの話ではなく、あくまで脳の快感物質のお話なんだ！
ねこ助手
そ、そうだったのか…！
ねこ助手
そもそも勝負は最初から決まっていたのか…！！
ねこ助手
！？
ねこ助手
で、でもひよ教授！？
ひよ教授
なんだいなんだい！？
ねこ助手
さっき僕、何とかショートケーキに勝てましたよ！？
ねこ助手
こ、これは一体どういうことですか！？
ひよ教授
そこだよっ！
ねこ助手
お声でかっ！！
ひよ教授
『甘いものの誘惑に打ち勝つ』には！
ひよ教授
それはズバリ、さらに上回るβエンドルフィンを排出することっ！
ねこ助手
な、なぬ！？
ねこ助手
ど、どういうことですか！？
ひよ教授
前回申し上げた、甘いものに打ち勝つ唯一の方法。
ひよ教授
それはズバリ、『βエンドルフィンバトル』に打ち勝つこと！
ねこ助手
！？
ねこ助手
（メモメモ…）
ひよ教授
簡単に言えば！
ひよ教授
それはショートケーキを食べることで生まれるβエンドルフィンの量を、別の行動で上回れば良い。
ひよ教授
ショートケーキよりβエンドルフィンを生み出す行動を、探せば良いのだよ！
ねこ助手
！？
ねこ助手
ショートケーキより脳内物質が出る行動…。
ねこ助手
そ、それは一体…！
ひよ教授
それはズバリ…。
ひよ教授
痩せた・筋肉が増えた・褒められた！
ねこ助手
！？
ひよ教授
これら震えるほど嬉しい、成功体験だよっ！
ねこ助手
！？！？
ねこ助手
成功…体験…！？
ひよ教授
うむっ！！
ひよ教授
過去に一度、成功して評価された！
ひよ教授
その経験こそ、ショートケーキを遥かに上回るβエンドルフィンを排出してくれる！
ねこ助手
（メモメモ）
ひよ教授
つまり全てのフィジークの方が、スイーツを無理やり我慢されているわけではない。
ひよ教授
スイーツを我慢することによるボディメイク上の報酬が、それ以上の快感を生みだすのだとご存じなのだ！
ねこ助手
（ガーン！！）
ねこ助手
目の前の報酬ではなく…。
ねこ助手
その先にある理想のボディが、より大量のβエンドルフィンを生み出してくれる…。
ねこ助手
その事実をご存じだから、比較的簡単にスイーツを我慢できるんですね！
ひよ教授
その通りっ！！
ひよ教授
『一度痩せてみないと、継続できない』。
ひよ教授
これはダイエットなどで広く言われる、金言の一つ。
ねこ助手
うんうん！
ねこ助手
よく耳にしますね！
ひよ教授
一度成功して、その成功体験からβエンドルフィンの排出を感じること。
ひよ教授
これこそが様々な誘惑に打ち勝つ、最大の武器となる。
ねこ助手
なるほどぉ…！
ねこ助手
だから中途半端に痩せた経験しかない僕には…。
ねこ助手
シュークリームに打ち勝つ武器がなかったのか…！
ひよ教授
そう考えられるねぇ！
ひよ教授
無理やりにでも、一度大成功を達成する。
ひよ教授
そうすることで強い快感を感じ、もう一度その快感を感じたいと強く願う。
ねこ助手
ふむふむ…！
ひよ教授
その経験こそが、ショートケーキより遥かに多いβエンドルフィンを生み出してくれる。
ひよ教授
その結果、より自分の理想に近づくための選択肢を選びやすくなるという事だね！
ねこ助手
なるへそぉ…！！
ねこ助手
（フルフル…！！）
ひよ教授
どうだい？
ひよ教授
ご理解いただけたかな？
ねこ助手
非常に良く分かりました！
ねこ助手
ズバリ僕に足りなかったのは…。
ねこ助手
『シュークリームを超える快感経験』だったんですね！
ひよ教授
その通りっ！！
ひよ教授
だからこそ、褒められるという事も非常に重要。
ひよ教授
フルフル震えるような嬉しい経験は、全て最強の武器となる。
ねこ助手
ぬ、ぬおぉー！！！
ねこ助手
褒められたぁい！！
ひよ教授
分かるっ！！
ひよ教授
私も５時間くらい連続で褒められたいっ！！
ねこ助手
分かりますっ！！
ねこ助手
私は７時間でお願いしますっ！
ねこ助手
いやぁまさか…！
ねこ助手
対スイーツ究極兵器が、そんな『経験値』だったとは…！
ひよ教授
そうなの…！
ひよ教授
特にボディメイクで成功されている方は、その成功経験も非常に豊富だからね！
ねこ助手
確かに確かに！
ねこ助手
だからこそ、より素晴らしい行動が選択できるのか…！
ねこ助手
その先の結果が、βエンドルフィンを大量に放出してくれると知っているから！
ひよ教授
そそそ！
ねこ助手
いやぁ褒められたいっ！
ねこ助手
褒められて、自分の武器を増やしたいっ！
ひよ教授
私も私もっ！！
ねこ助手
おっ！？
ねこ助手
んじゃ褒め合いますか！？
ひよ教授
え！？
ひよ教授
褒め合っちゃう！？
ねこ助手
やりましょやりましょ！
ねこ助手
βエンドルフィン、出しまくりましょ！
ひよ教授
出そう出そうっ！
ねこ助手
いよっ！！
ねこ助手
キュートくちばしっ！！
ひよ教授
さすがっ！！
ひよ教授
白黒オセロ柄っ！！
ねこ助手
いいねっ！！
ねこ助手
イエローおまめボディっ！
ひよ教授
君こそっ！
ひよ教授
ふくよか大福ねこ饅頭っ！！
ねこ助手
……。
ひよ教授
……。
ねこ助手
……。
ひよ教授
……。
ねこ助手
これ…。
ひよ教授
……。
ねこ助手
βエンドルフィン出てます…？
ひよ教授
……。
ひよ教授
多分出てないよ…。
ねこ助手
ですよね…。
～ 次回も見てね！ ～
※各データの参照元は厚生労働省等、各種公的機関を主としています
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