CBDオイルの効果と副作用
ではここで、麻の茎から抽出されるCBDオイルにバトンタッチしましょう。しかしこの製品に関しては、より高い警戒心が必要です。
というのもここからご紹介するCBDオイルは、過去に数回問題となっているから。合法でありながら僅かにグレーな側面もある、ヘンプオイルよりやんちゃなイメージをお持ちです。
ただ基本的には安全な製品であり、国内でも愛用者様は非常に多い。そのため注意点さえ加味すれば、現在最も注目を集めるオイルの一つであることは間違いないでしょう。
そしてその効果は非常に高く、他のアロマとはレベルが違うとの評価も多くみられます。それは麻特有の成分が原因ですが、その具体的な効果は以下の通りです。
- 関節・指・膝・肩等の痛みの緩和
- ストレスホルモン排出の緩和
- 抗鬱(うつ)作用
- リラックス効果による安眠
- 血管伸縮増大による心臓器の補強
- 糖尿病の発生率の低下
- 薬物による依存症の低減
- 運動による疲労回復効果
- ガン治療の可能性(研究段階)
- 発達障害の改善作用(研究段階)
- てんかんの改善作用(研究段階)
ノドから手が第二関節まで飛び出る、魅力的な効果の数々。もしこれらの効果が本当なら、夜道で健康マニアに狙われるレベルです。
しかも実はこれでも書き切れていないほど、CBDオイルの効果は膨大です。さらに違法成分であるTHCも含まれていない※ため、精神活性の副作用がなく・依存性もない点がその人気を加速させています。 ※規定値は0.3%未満
特にその精神安定作用は人気が高く、口コミにも『睡眠の質が改善した』との評価が散見されます。同時にWHOの事前審査報告書内でも、抗がん作用を始めとする以下の可能性が報告されています。
カンナビジオール(CBD)事前審査報告書 WHOジュネーブ会議
アルツハイマー病 in vitro 及び in vivo のアミロイドβ蛋白(Aβ)惹起性の神経炎症及び神
経変性反応における抗炎症性、抗酸化性、抗アポトーシス性パーキンソン病 ドーパミン作動性損傷の減衰(in vivo); 神経保護; 精神症状評価の向上
とアジテーション(不穏・興奮)、患者における悪夢と攻撃的行動の減少精神障害 統合失調症の動物モデルにおける行動変化及びグリア(神経膠)的変化の減
衰; ケタミン誘導性の症状に対する抗精神障害特性抑うつ 抑うつのげっ歯類遺伝モデルにおける抗うつ作用 吐き気(悪心) 吐き気(悪心)の抑止とラットにおける条件付きギャッピング(大口開け:吐
き気を意味する行動)がん 広範囲に及ぶがんの種類における抗増殖及び抗浸潤活性; オートファジー
介在性がん細胞死の誘発; 化学予防作用心血管疾患 in vitro 及び in vivo における抗酸化及び抗炎症特性を通した梗塞サイ
ズの減少糖尿病合併症 心筋機能不全と繊維化の減衰
https://www.researchgate.net/publication/314080489_Cannabidiol_State_of_the_art_and_new_challenges_for_therapeutic_applications
特にうつ病や精神障害などの神経系治療薬としても、その効果は広く認められています。またその効果は含有濃度によって大きく左右されますが、値段も将来的に安価になっていくと考えられています。
なぜこれほど評価されているCBDオイルが、『よりご注意を』なのでしょう。もしかして著者は、麻=大麻のイメージだけでCBDオイルに警戒心を抱いているのでしょうか。
確かにマリファナと同じ植物ではありますが、向精神作用を持つTHCは含まれていません。イメージだけで否定するなんて、著者はなんと石頭なのでしょう。
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CBDオイルに含まれる微量のTHC問題
まず繰り返しになりますが、現在の日本国法ではCBDオイルに0.3%を超えるTHCは含有されてはなりません。あくまでTHCの向精神作用は違法であり、極めて低い割合しか含有は許されないのです。
そのため時に0.3%以上のTHCを含む可能性も否定できず、実際に基準値を大きく超えた製品も水面下で存在するとのこと。(※故意に超えているケースも)勿論それは違法ですし、誤って使用することでも使用者に罰則が掛けられる恐れもあります。
さらに海外品の中には、種と茎以外から製造されているCBDオイルも存在します。つまり葉や花穂から抽出した非合法なCBDオイルを、使用してしまう可能性があるということです。
そのため未だ完全に安全とは言いきれないのが、CBDオイルの実際のところ。これは亜麻仁油などのように原料全体が合法でないことが、最大の理由と言えるでしょう。
まとめるとCBDオイルは、精神系を始めとして非常に効果が高い。同時に依存性もないために、高い安全性も保証されています。
ただその製造工程は簡単ではなく、THCが規定以上含まれる製品も実は存在する。そのためより安全なメーカーを見極める目が、何より重要であるということです。
CBDオイルの過剰摂取による副作用
そして世界で最も権威のある医学雑誌であるNEJM誌と、五大医学雑誌であるランセット誌。この二大雑誌に掲載されたCBDの研究等では、以下の副作用が報告されています。
- 吐き気(NEJM・ランセット誌)
- 嘔吐(NEJM・ランセット誌)
- 下痢(NEJM・ランセット誌)
- 口の渇き
- 低血圧、眠気
- 肝臓の薬物代謝阻害
- p-糖タンパク質、他薬物輸送体の活性低下
- 食欲低下
- 血液凝固剤の作用阻害
そのためどれほど有用だとしても、使用前にはお医者様のご診断を受けられるべき。特にCBDオイルは長期的に愛用される方が多いため、最初の相性チェックはご婚活並みに重要だと言えるでしょう。
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良質なオイルとの出会いは、人生の宝。
偉人が言ったっぽい雰囲気を出しながら、そろそろお別れの時間が来たようです。是非皆様の生活に、こちらのCBDオイルをご検討くださいませ!
もしかしたら、皆様の体質にパズルのようにビタッとハマるかもしれないから。んじゃ!安全なオイルライフを楽しんでね(*‘∀‘)!
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