極上の幸福感。
毎日三回、私達には幸せな食事の時間が訪れます。そして今、その貴重な時間をより最高にする食事方法が人気を集めています。
それが本日ご紹介する、マインドフルネスな食事瞑想です。メリットしか見当たらないこの食事方法のやり方と効果を、イラスト付きで詳しくご紹介します!
- 食事瞑想のやり方と効果が、イラスト付きで良く分かる
- 日々の食事が最高に美味しくなる
- 大変に効果的なダイエットが可能になる
- 料理を作ってくれるご家族様への感謝の手紙が止まらない
食事瞑想(マインドフルネスイーティング)ってなに?
実践すると口から自然に飛び出した、素朴な感想。まさか食事方法を変えるだけで、これほど効果があるとは思いませんでした。
あまり耳慣れない、食事瞑想(マインドフルネスイーティング)。スピリチュアル好きの友人が好きそうな名前ですが、一体どんな食事方法なのでしょう。
この食事瞑想とは、ズバリ以下の三大ルールを守る食事方法です。単純でも効果絶大、古くから愛され続けている食事方法です。
- 食事に超集中する
- 食事を一口ごとに完結させる
- 徹底的に五感を研ぎ澄ます
食事に猛烈に集中?どゆこと?
まずこれらの効果は、文字にするとビックリするほどイメージしづらいかと存じます。では早速、それぞれの意味を説明させていただきます。
猛烈に食事に集中する
まず食事瞑想(マインドフルイーティング)では、『食への集中』が徹底的に求められます。いわば『食事中は食事にだけ集中する』ことを絶対条件とするのです。
これは実は意外と実行できていない要素であり、同時に求められるのは生半可な集中力ではありません。ズバリ何かの試験を受けているように、一切の感覚を食事に注ぐのです。
テレビもラジオもYOUTUBEも、LINEも漫画もネットフリックスも禁止。ただ目の前の食事だけに愛情を注ぎ、全神経を『食べる』ことに注力します。
同時に姿勢を正して食器を整え、食事を補給することだけに専念する…。そこには早食いも大食いも存在しない、赤ちゃんのごはんと同じく食事だけの時間を楽しむ食事方法なのです。
まるでヨガ教室で広く実践される、心を静める瞑想の如し。食事瞑想という名前の通り、一切の煩悩を食卓の外に押し出さなけれなばりません。
一口ごとに食事を完結させる
まず私たちは、ジャガイモを一口食べると思わず隣の人参も食べたくなります。何故なら肉じゃがを食べる上で、一緒に食べるとめっちゃ美味しいと知っているから。
ただこの食事瞑想では、全ての食事を一口ごとに一度終わらせます。これはジャガイモのための一口(*‘∀‘)!と、各一口にテーマを設けるイメージと言えるでしょう。
勿論これは、一口目にジャガイモと人参を食べれば良いだけです。ここで申し上げたいのは、『一口を最後まで終えてしまう』ことが重要だということです。
それにより食への集中力を失わず、五感をフル動員した食事を堪能する。それこそが後述させていただく、最高の幸福感に繋がる要素となるのです。
そのため一般的に食事瞑想では、一口毎にお箸やフォークを置きます。そして食事を噛むだけの作業に没頭し、全感覚を頬の中のご飯に注力します。
つまり男のご褒美イベントである、牛丼を連打で頬張るなどは完全禁止!体に流し込むような荒っぽい食事は、食事瞑想の世界ではご法度なのです。
ただそれは悲しいことではなく、とても良い事。食事に集中することがこれほど幸福なのかと、次第に食事瞑想の効果を実感することになるでしょう。(※食事瞑想の効果は後述)
五感を徹底的に研ぎ澄ます
一口毎に旨味を確かめ、その喉越しや食感を噛みしめる。どんな一口も犠牲にすることなく、あらゆる素材の旨味さのパーツを分析します。
まるで砂漠で遭難した様に、まるで断食でカラカラになった時の様に…。食への感謝の気持ちを込めて、全感覚をフル動員で楽しむのです。
ただ食べ物に特段の縛りはなく、唐揚げでもチキンナゲットでもなんでもOK。お疲れを癒すご週末には、ケンタッキー食事瞑想なんて最高ではないでしょうか。
さらに『一日の野菜が取れる15品お弁当』的な、おかずが沢山あるご飯なら。それはもう、最高に楽しい食事瞑想が待っています。
何故なら一口毎に味が変化し、何種類もの味わいを徹底的に楽しめるから。コンビニ弁当が懐石料理にも感じ、小鉢料理の魅力に憑りつかれる瞬間です。
と、ここまでが平均的な食事瞑想の内容です。ただ少しイメージしづらいかと存じますので、簡単にやり方をまとめさせていただきます。
- 食事以外の作業を一切行わない
- 姿勢を正し、食事に集中できる環境を整える
- 一口ごとに箸を置き、咀嚼だけに集中する
- 咀嚼に全神経を注ぎ、味覚・触覚・嗅覚・視覚・聴覚で味わう
- 食事が喉を通り終えるまで、ゆっくりと堪能する
ではここからは、この食事瞑想の猛烈な効果をご説明します。この亀速度のお食事に、一体どんなメリットがあるのでしょう。
ちなみに私は、週に一度は絶対に食事瞑想!もはやストレス解消の手段となるほど、その効果は絶大です(*‘∀‘)!
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食事瞑想の圧倒的な効果
まず食事瞑想には、『ご飯が美味しく感じる』という効果があります。ただ食事瞑想には、その他にも両手で抱えきれないほど大量のメリットが存在します。
ずばり食事瞑想のメリットとは、以下の通り。もし福袋だったら赤字になるほど、その効果は膨大です。
- 圧倒的な食事量の減少
- かなりの食費節約
- 血糖値調節による食欲安定
- ドーパミンによる高い満足感
- 猛烈な美味しさ
- 感情の安定・安堵感
もし宜しければ、食事瞑想を一度ご実践されてみてください。そしてこれからご紹介するその効果を、皆様ご自身でご体感いただければ幸いです。
圧倒的な食事量減
まず食事を一口ずつ堪能すると、多くの時間が必要となります。同時に食事時間が経過すると、脳からは満腹信号が発生します。
結果として僅かな食事量でも満足感に繋がり、食事量が大幅に削減されます。これはダイエットにも直結する効果であり、この食事瞑想だけを行うダイエット法も確立されています。
相当な食費節約
またお菓子等の嗜好品も極端に減るため、その食費軽減も魅力的です。一か月単位で記録を取ってみると、まるでお金が湧く壺を手に入れた気分になるでしょう。
ポッキーを一本ずつゆっくり味わい、目を閉じてチョコの旨味を堪能する…。まるでお焼香のようなビジュアルですが、これから最先端のお菓子スタイルになるのではないでしょうか。
ドーパミンによる高い幸福感
まずハーバード医学大学での研究で、ゆっくり食事をする過程でレプチンと呼ばれるホルモンが分泌されることが分かりました。これは食欲・代謝・飢餓を含むエネルギーの摂取・消費の調節に密接に関連しているホルモンです。
その仕組みを、ザックリお話しします。
まず脳内にレプチンが沢山放出されると、もう食べなくていい!という感覚と満腹感が生まれます。逆にレプチンが少なければ、腹減ったぁ( ゚Д゚)!と空腹感を感じます。
つまり食事瞑想で美味しい物を食べると、レプチン分泌後にドーパミンが分泌される。すると脳内は良く食べたなぁ(*‘∀‘)!という満足感、これ美味しいなぁ(*‘∀‘)!という喜び、さらには脳内物質のドーパミンで一杯になっています。
結果的に、三種類もの幸福感が私たちの脳に生まれることに。こりゃ大変です。
さらにこのドーパミンは、大変強い幸福感を生み出します。それは時に性交渉と同じレベルに定義される、圧倒的なハッピー感なのです。
ただこのレプチンがドーパミンを排出するには、一定の時間が必要なのです。ドーパミンが発生するまでの間に食事を大量に摂ってしまうと、レプチンが他のホルモンと結合できないという研究結果も存在します。
つまり幸福感を生み出すドーパミンは、早食いでは分泌されにくい。だからこそ食事瞑想のゆったりとした食事速度が、多大なる幸福感を生み出してくれるのです。
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