持久力UP・疲労回復！筋トレにも使える重曹使い方徹底マニュアル！

掃除に使うんでしょ？

重曹が非常に便利だと耳にした時、お掃除が脳裏に浮かびました。なぜなら実家の祖母も、重曹を使ってお洗濯をしていたから。

確かに重曹は、お掃除や洗濯にも大活躍。なぜならこの怪しげな白い粉は、以下の特徴を備えているためです。

このシンプルな3つの特徴こそ、この白い粉が古くから愛されている理由たち。難しい化学反応式など一切なし、シンプルだけど本当に使える特徴ばかりです。

しかし本日に関しては、のんびりしていられません。ご紹介したいお話が多すぎるため、早速ご紹介させてください。

きっと既にご存知の活用法もあるかと存じますが、何卒ご了承ください。復習がてらご覧いただければ、私も重曹もニッコリです！

では早速、重曹の使い方をご紹介しましょう。まずこの魔法の白パウダーは、以下のジャンルで活躍します。

まず最初は、お掃除・洗濯における重曹の使い方から。これは重曹が持つ弱アルカリ性という特徴が、遺憾なく発揮される舞台です。

何故なら多くの悪臭・汚れは酸性であり、重曹の弱アルカリ性がその酸性を中和できるから。

さらには熱を加えることで二酸化炭素と水に分解され、この特徴もまた重曹がお掃除に広く使われる理由です。

また重曹が落とせる汚れは、あくまで弱酸性で落とせる一般的な汚れまで。そのため超強力な汚れを落とすなら、ポポラウォッシュ的なガチ洗剤がお勧めです。

さらに重曹をアルミ・銅製品に使うと変色し、木製製品でも変色が危惧されます。加えてここからご説明する重曹は薬用・食品用の重曹であり、工業用の重曹ではない点もご承知おきください。（※工業用は不純物が多く、さらに粒子が非常に粗くなります）

まず鉄製の容器にこびりついた汚れは、水＋重曹で煮込む方法が効果的です。こちらは目安として200mlの水に重曹を大さじ1加え、約10分間以上煮込むだけ。

五徳の場合はお鍋に入れ、お鍋自体の汚れを落とす際には、タップリの水と重曹を加えて煮込んでください。さらに終了後は約2時間程冷やして汚れを浮かせ、あとは重曹を付けたスポンジ等で軽くこすれば、新品として再デビューです！

そしてお次は、お風呂等のお湯に重曹を入れて中に洗面用品を沈める洗い方です。この方法は、お風呂場のプラスチック系用具をピカピカにするのに最適です。

やり方はお風呂の残り湯に、重曹を少し多めに溶かします。（一カップ程度）あとはお湯が温かいプラスチック用具を投入し、一晩漬け込めばOKです。

汚れた洗面器や椅子やお風呂場の蓋など、みんなまとめてご入浴！明日のお風呂タイムまでには、綺麗なピカピカ用品が戻っているでしょう！

さらに酸性の悪臭を漂わせる生ごみ・ゴミ箱には、重曹を直接ふりかけましょう！こちらはパパっとかけるだけで、悪臭をかなりシャットアウトしてくれます。

その消臭時間も比較的長く、体感的にも消臭スプレー並の効果を発揮します。何より価格も低価格で大量ストックしやすいため、是非ふりかけ感覚でやっちゃってください！

そして直接かけて効果があるのは、換気扇・シンクも同じです。こちらも重曹を直接振りかけ、換気扇の場合は2時間以上放置しましょう。（シンクはそのままゴシゴシと。）

その後にスポンジやブラシでこすってみれば、あら不思議。あのリフォーム直後のキラキラが、記憶と共に蘇ること請け合いです！

ただそこまで強烈な油汚れは落とせないため、定期清掃として使うべきかもしれません。小まめに汚れを落としておけば、換気扇は何年も長持ちするでしょう。

さらに電子レンジ内部の清掃には、重曹小さじ1＋水200mlを4分間レンチン（600W）する方法がお勧めです。そうすることで水蒸気化した重曹が充満し、レンジ内部の汚れを効率的に落としてくれます。

さらにレンチン後は約15分放置して、あとは綺麗に拭いてあげるだけ。さらにがんこな汚れに出会ったら、直に重曹を付けてこすってみてください。

意外にもその落ち具合は、市販のレンジキレイキレイ的な製品と大差なし。週一回は行いたいレンジ掃除だからこそ、低価格＆自然成分で攻めたいものですね！

さらにアレルギーや化学反応が気になる、ペット様や服の消臭には重曹スプレーがお勧めです。こちらは水400mlに重曹小さじ2を目安に希釈し、においが気になる場所にプシッと噴霧するだけ。

その用途は愛犬のトイレ後の消臭や、衣服の酸性系の悪臭などなど。意外と広い香りを招集できるため、一度お試しください。

極めて安全性の高い消臭スプレーとして、友人宅の愛犬にもご好評いただいております。動物への影響が危惧されるファブ〇〇〇より、遥かに安心してご使用いただけるでしょう！
※念のため製品に含まれる成分を十分にご確認ください

さらに靴や下駄箱などの比較的強めの悪臭にも、重曹は出撃可能です。こちらは重曹を直接設置し、その弱アルカリ性で悪臭を打ち消しましょう。

靴の場合は使わなくなった靴下に1/2カップの重曹を加えて、各靴の中に放置します。そして一晩もすれば、あの悩ましい香りともお別れです。

加えて下駄箱の場合は消臭ポット的のように、重曹1/2カップを加えた瓶にガーゼを被せましょう。こちらを放置しておくだけで、置き型ファ〇リーズ並みの防臭効果を発揮します。

さぁ、だんだん楽しくなってきました！続いては美容・洗顔への重曹活用法を見てみましょう！ひゃっほい！

美容・洗顔に重曹が活躍する理由は、それが『弱アルカリ性である』という点と、さらに『もう一つの性質』を持つためです。

その性質とは、水に溶けにくく強く磨きすぎないというもの。この性質こそ、重曹が美容や洗顔に広く活用される理由と考えられます。

実は重曹の成分は基本的に柔らかく、研磨素材としても使えつつ押せば変形するといった柔らかさを持ち合わせます。さらに自然成分で構成された弱アルカリ性のため、比較的お肌に優しいと考えられます。

そして重曹は、口内の酸性問題を一気に解決してくれます。そしてそれは、お悩みの方も多い口臭・虫歯対策となります。

その使い方は水200mlに重曹小さじ0.3を目安に溶かし、あとは口に含んでうがいするだけ。すると酸性が弱アルカリ性で中和され、虫歯と口臭の原因を封殺してくれるとのこと。

個人的にも毎晩寝る前に必ず重曹うがいを行い、毎朝のマウス環境は大変快適。またこの重曹うがいには研磨作用によるホワイトニング効果も期待されますが、正直こちらの効果はあまり実感しておりません。

何故ならホワイトニング効果を実感するには、長時間の漬け込みもしくは強い研磨が必要とされるから。そのため重曹うがいを数十秒行っただけでは、歯が白くなるほどの研磨は考えにくいのです。

さらに同様に重曹うがいはエナメル質を痛めるとする見解も見られ、この点に関しても見解が分かれます。なぜならば前述のように重曹の粒子は柔らかく、うがい程度でエナメル質を剥がすとは考えにくいためです。

ただ何事もやりすぎは良くないため、長時間のうがいは避けるべきだと考えられます。同時にナトリウム（塩分）の摂取制限がある方も、同様にお控え頂くべきかと存じます。（※飲むわけではありませんが、念のため）

さらにはいつもの洗顔に重曹を混ぜ、洗顔力を高める方法も人気です。こちらは洗顔料をしっかりと泡立ててから、重曹を小さじ1混ぜるだけ。

あとはゆっくり優しく洗顔し、仕上げに30℃～40℃のぬるま湯で洗うだけ。こちらが角質が取れまくると巷で人気の、重曹洗顔の基本的なやり方です。

その効果はずばり、角質除去・ピーリング効果・毛穴洗浄。一度でその効果を強く感じる、かなり強めの洗浄力が人気の秘密です。

こちらは実際に実施するとお分かりいただけますが、結構お肌にビシバシ来ます。それはもし私がゆで卵だったら、致命傷を負ってしまうほどの高刺激です。

ただし角質が綺麗に洗浄されることで、ニキビ等の発生は体感的にも押さえやすいメリットもあります。ただ同時にお肌を痛めやすいことは、洗浄後にも強く実感しました。

そのため使用前には、重曹を水に溶かして腕の内側に塗る方法が一般的です。このパッチテストで翌日赤くなっていなければ、比較的安心と考えられています。

さらにお次は、以前ネットでも話題となった手作りカソーダをご紹介します。こちらはニキビ跡・ほくろ・シミを除去する、超強力ピーリング手法として有名です。

その作り方は非常に簡単で、スーパーでも購入できるひまし油と重曹を２：１の配合でクリーム状に混ぜるだけ。そちらを除去したいほくろやシミに塗布し、上から絆創膏やガーゼなどを貼り、一晩放置するだけの美容術です。

具体的な作用としては強アルカリ性のクリームがお肌の表皮を溶かし、ほくろやシミがかさぶたとなってポロリと取れるというものです。

取れるまでの期間には個人差があり、塗布後3日から1カ月以上かかるケースも。ただその魅惑的な効果から、当時は爆発的な人気を博した手法です。

ただし。

このカソーダを使った美容法には、本当に個人差がございます。同時に個人的には、全くおすすめしません。

なぜならそもそも製品化されたカソーダは、顔面への使用を推奨していないためであり、ホルモンバランスが不安定なお子様への使用も非推奨である注意書きが見られるためです。

つまりカソーダの性質上非常に繊細な使用条件が求められ、加えてあまりにピーリング力が高すぎるために、時に大きな肌ダメージを生みかねないのです。

個人的にも実践しましたが、猛烈な痛みで仕事にならなかった記憶がございます。かさぶたになったかと聞かれれば確かに小さなシミなどは剥離するのですが、ただそれもお肌の痛みと引き換えになんとか勝ち得た小さな勝利に過ぎません。

そのため個人的には、こちらの手法はお勧めしません。無理やり剥離するというイメージが、あまりに強い重曹の活用方法であるためです。

ただそれでもなお、中には長年悩んでいたほくろが取れた方もいらっしゃる。そのため一つの選択肢として、ご紹介をさせて頂いた次第です。

また自作されたカソーダに関しては、作り置きはNGです。そのためお使いになる度に作成すれば、少しでも安全にご使用いただけるでしょう。