水分補給が待ち遠しい…!
今まで色々な飲み物を試したけれど、こんなに美味しい飲料があったとは…。このドリンクがあるならば、1日2000mlの水分補給も余裕かも…!
大切だとは分かっていても、なかなか出来ない水分補給。ただこの飲料に出会えた今、喉の渇きが待ち遠しい!
本日ご紹介する、水出し緑茶のダイエット効果とその淹れ方。想像以上にメリットの多い、昨夏の最大のパートナーをご紹介させていただきます!
- 水出し緑茶の納得のダイエット効果が分かる
- 大変簡単な水出し緑茶の淹れ方が分かる
- もうお〇いお茶が飲めなくなる
なぜ水出し緑茶をお勧めするのか
先日数年ぶりに実家へ帰省し、まずは懐かしの冷蔵庫に直行しました。幼少期から何度もパカパカした、楽しみなお気に入りの場所だから。
そしてその扉をそっと開くと、中には香り立つグリーンの飲料が。その正体を確かめるためにグブリと飲むと、その圧倒的な美味しさに驚きました。
むっちゃ美味しいじゃろ(*‘∀‘)?
どや顔の母親曰く、どうやら頂き物の緑茶を水出しにしたとのこと。この帰省で私を太らせるためのお肉の隣に、その緑茶は大量に並んでいました。
爽やかなお茶の香りが口内に広がり、それでいて後味もふわりと最高。帰省初日にもかかわらず、一晩で2リットルの水出し緑茶を飲み干してしまいました。
100g1000円の茶葉で約26本分のペットボトルのお茶が作れ、まさに理想的な経済性。これはもしや成分次第では、日々の水分補給に最高なのでは!?そう感じました。
そして水出し緑茶を調べ上げると、大変理想的な情報が飛び込んできました。どうやらこの飲料、無糖炭酸水並にダイエットに最適な飲料なようです。
水出し緑茶のダイエット効果とは?
もしそんな情報が飛び込んできたら、私は全力で疑おうと決めていました。しかし調べるほどにこの飲料が、ダイエット中のドリンクに適していると痛感しました。
まずダイエットに関する緑茶の主成分とは、以下の通り。これらは多くの文献やWEBサイトで、高い脂肪燃焼効果を持つと評されています。
特にカテキンに関しては殺菌効果・抗酸化作用も高く、虫歯や風邪予防にも最適です。またビタミンCたっぷり(*‘∀‘)!と評価されていますが、こちらは体感変化を得られほどの含有量ではありません。
つまり緑茶に囁かれる主なダイエット効果とは、ずばりカテキンとカフェイン。この2成分が、緑茶を常用する上での大きなメリットとなります。
そしてまずカテキンのお仕事は、脂肪燃焼効果と血糖値の急上昇防止。インスリンの過剰分泌を抑え、糖質の多い食事でも脂肪への変換を防いでくれます。
これらは焼肉屋でも人気の高い、黒烏龍茶のポリフェノールと同じ効果。そのため緑茶を食事中に飲まれる高も多く、口コミなどでもそれなりのダイエット効果が報告されています。
ちなみに緑茶に含有されるカフェインの総量は、100ml当たり以下の通り。高含有で名を馳せるコーヒーと比較しても、なかなかのカフェインをお持ちです。
飲料の種類 | 100ml辺りカフェイン量 |
コーヒー | 60mg |
紅茶 | 30mg |
煎茶 | 20mg |
ほうじ茶 | 20mg |
玄米茶 | 10mg |
番茶 | 10mg |
玉露 | 160mg |
抹茶 | 64mg |
烏龍茶 | 20mg |
実は私もお恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、緑茶とは摘み取った後に発酵させない日本茶の総称(不発酵茶)です。つまり煎茶もほうじ茶も玉露も抹茶も、すべて緑茶に該当するとのこと。
つまり緑茶100ml当たりに含まれるカフェインは、10㎎~160㎎と非常に幅があります。ただ実際に高級な玉露で100%構成されている、お買い得な製品は殆どありません。
そのため緑茶の持つカフェイン平均は100ml当たり約15㎎と、珈琲の1/4程度。ただ水出し緑茶はコーヒーより大量に飲みやすいため、総摂取量はグッと跳ね上がります。
結果として緑茶を毎日常用すれば、高含有のカテキンと大量のカフェインを摂取することに約80℃以上の高温。そしてこれこそが、緑茶がダイエット飲料に最適だとされる理由です。
その隠し持った才能とは、低温でじっくり抽出する淹れ方のこと。つまり高温のお湯ではなく茶葉を冷水から沁み出させることで、その才能が開花すると考えられています。
ではここからは、水出し緑茶に絞ってスポットライトを当ててみましょう。既に美味しさだけでも満足しているのですが、なぜ著者はこれほど水出し緑茶をゴリ押しするのでしょう。
水出し緑茶の隠れたダイエット効果
それは4種類のカテキン抽出と、カフェインが非常に少ないという特徴です。つまり通常の緑茶とは異なるカテキンと、カフェインを圧倒的に抑えられる特徴がダイエット効果に繋がるとされています。
でもカフェインを抑えるのが、なんで良いことなの( ˘•ω•˘ )?
ではここからはこの二つの特徴を、それぞれじっくり分析してみましょう。別カテキン?激低カフェイン?なんのこっ茶。(お茶だけに)
4種類のカテキンの抽出
そしてそれらは抽出温度によって、どのカテキンが抽出されるのかが変化します。その名前は、『エピガロカテキンガレート(EGCG)』『エピガロカテキン(EGC)』『エピカテキンガレート(ECG)』『エピカテキン(EC)』です。
この変形ロボ的なお名前のカテキン達が、それぞれの割合で茶葉の中に存在しているのです。
つまり私達が緑茶のダイエット効果を最大限に享受するならば、この長男カテキンをガッツリ抽出すること。もしくは最低でも次男であるエピガロカテキン(EGC)を摂取すべきと考えられます。
まず約80℃以上の高温ならば、長男であるエピガロカテキンガレート(EGCG)が抽出されます。そして低温で抽出すればするほど、次男のエピガロカテキン(EGC)が取り出しやすくなります。
つまり抽出温度が高いほど得られるものが多くく、高い抗酸化作用とダイエット効果が期待できるということ。何故なら緑茶に含まれる最高戦力は、ずばり高温抽出時のエピガロカテキンガレートだから。
それじゃ低温抽出する水出し緑茶は、二番目の効果ってこと?そんなの損だよっ!
確かに私も最初、そう思いました。世の中、上手くいかないなぁって。
ただ実は、高温で抽出する方法には一つの問題が存在します。そしてその問題こそが、低温抽出の水出し緑茶をゴリ押しする理由となります。
その問題とは、カテキン同士の競合です。実は緑茶に含まれるEGCG(長男カテキン)EGC(次男カテキン)はあまり仲が良くなく、互いに相反する性質を持っています。
まずEGCGは『抗炎症・抗酸化作用』、つまり何かを抑え込むカテキンです。対してEGCは『免疫細胞を活性化させる効果』、つまり免疫に元気を与えるカテキンです。
そのためこれら二つのカテキンは競合し合い、時にお互いの効果を弱めてしまいます。そして特に高温抽出時には、この競合が非常に起きやすいとされているのです。
そのためカテキン自体の効果は二番目であっても、水出し緑茶のEGCはその効果を十分に発揮できるということ。会社全体が温和な職場の様に、そのポテンシャルを最大限に生かせられると考えられるのです。
結果としてEGCの働きにより免疫細胞は活性化し、消化機能の向上にも繋がりやすくなる。そしてそれは継続的に、我々が求めるダイエット効果へとリンクします。
つまり分かり易く言えば、水出し緑茶の低温抽出とは優しい世界。カテキン同士のケンカが起きにくい、皆が笑顔になれる抽出方法とお考え下さい。
さらに論文の中には、低温抽出によりカテキンの排出量が高温抽出時の約2倍になったとの結果も見られました。これは焼き肉を食べる際の黒烏龍茶にも匹敵する、高い脂肪燃焼効果に繋がる可能性と言えるでしょう。
カフェインを抑えられる可能性がある
え?なんでカフェインを抑える必要があるの?
いい感じの効果を持っているんだから、ゴクゴクやっちゃえば?
確かにカフェインが持つ集中力UP効果などは、体感的にも非常に有効だと感じます。ただやはり毎日何リットルも常用するのなら、体への負担はできるだけ少なくあるべきです。
その点エナジードリンクにも大量に含まれるカフェインは、時に中毒症状を引き起こします。しかも1日2リットルも緑茶を飲むと、計算上あのMONSTER2本分に匹敵する超高カフェインに成り得ます。
これは健康を気にしまくる私としては、決して見逃せない高含有。時にイギリス等のエナジードリンク被害に関する記事を拝見すると、結構ガクブル恐怖してしまいます。
勿論カフェインによる健康被害は、毎日珈琲を大量に飲んでいるような超高含有カフェイン生活を送っている方のお話です。しかしそれでも目が冴えて寝られない、カフェインまみれの深夜にはその強烈な効果を痛感します。
その点多くの実験では水出しによる低温抽出では、カフェイン排出量は約1/3に抑えられるとの結果がみられました。これならば毎日ゴクゴク飲んだとしても、比較的安全に緑茶ライフを送れるかと存じます。
【参照研究データ】
・品種 べにふうき 抽出温度94℃ :排出カフェイン 46㎎ / 120ml
・品種 ゆたかみどり 抽出温度10℃ :排出カフェイン 15㎎ / 120ml
参照研究:生体防御作用に関する健康機能性解明と有効利用技術の開発
(抽出温度におけるカフェイン排出量の違いを参照)
:緑茶中のカフェイン,カテキン類の測定のための新しい抽出法
個人的にはカフェインが少ないかな?と感じるものの、どうやら茶葉の特性によってもカフェインの抽出量は変化するとのこと。そのため万全を喫して、深夜帯には飲まないことも重要かもしれません。
さらにどうやらカフェイン=苦みと捉え、低温なら苦みが少ないことも『水出し緑茶はカフェインが抽出されづらい』と考える原因にもなっているようです。しかし水出しで明確にカフェインが減少したデータもあり、結構曖昧な問題かもしれません。
特に筋トレ・ダイエットライフを送っていると、意外と毎日の水分補給が難しい。ミネラルウォーターやプロテインだけで、1日2リットル近く飲めないのが現状です。
実はダイエットにおいて、水分補給は猛烈に重要。そのため低温で旨味だけを優先的に抽出する水出し緑茶は、毎日の水分補給における救世主のようなもの。
毎朝冷蔵庫をパカリと開け、2リットルのペットボトルを職場に持ち込む…。瞳を閉じれば茶畑が瞼に広がる、最高の水分補給をご堪能いただけることでしょう!
超簡単な水出し緑茶の淹れ方
では最後に、激簡単な水出し緑茶の淹れ方をご紹介します!正直その名の通り水で出すだけなのですが、折角だからお時間を頂戴させていただきます。
さらに個人的に失敗した、要チェック商品の見分け方も添えて…。皆様に最も美味しい水出し緑茶をご堪能いただきたいから!
必要な物(ポットとパック)
さらにお茶パックに関しては、ダイソーでもダイエーでもどこでも買えます。幼少期お婆ちゃんがカゴに入れるのを見て、お菓子じゃないんだ…(._.)と凹んだ記憶が蘇るあの製品です。
また写真では明らかに高級そうな左の100g2,000円程度と、右の100g400円程度の安価な茶葉をご用意しました。お客様には左のキラキラでお茶を淹れるが、普段使いには5:5でブレンドして使用しています。
ちなみに安価な茶葉だけをご使用になられる場合、圧倒的に抽出が遅い。通常は3時間程度待てばOKですが、時に6時間放置しても薄っす( ˘•ω•˘ ;)!と凹むことも少なくありません。
そのため普段使いのお勧めは、100g1000円程度の中等級品。若しくはお客様用の高級品と5:5程度の割合で、ブレンドしてご使用になられると最高です。
特に水出しの場合には、不思議とこの味が強く感じられます。なんというか昆布のグルタミン(うまみ成分)的な味が、口いっぱいに広がってしまうのです。
これは中等級品に添加される事が多く、高級品っぽい味わいを演出するためだと考えられます。そのため最初はこれらが含有されていない、茶葉だけの水出し緑茶をお試しいただけるとよいかもしれません!
また日本の水道水は硬水が多く、緑茶には合わないとされています。そのためクリスタルカイザー等の軟水をご使用になられると、もう最高にHAPPYな味わいになるでしょう。
もはや薬局のカゴに入った38円のお茶には戻れぬ、至福の水出し緑茶ライフ。さらに酔い覚めの深夜3時にグビリと飲めば、日本に生まれてよかったと痛感する瞬間です!
この一言をお伝えするために、筆を取ったと申し上げても過言ではありません。私自身水出し緑茶というものが、これほど美味しいとは思いませんでした。
温泉街のお土産屋さんにズラリと並ぶ、伊豆特産の高級緑茶。今まで素通りしていた私を、どうか許していただきたい!
まさか貴方が、お風呂上がりのバドワイザー並に美味しいなんて…。まだ見ぬ人生の相方と、将来縁側でグビリする日々が楽しみです!
お茶や日本食の美味しさに触れた時、大げさではなく本当にそう思います。そして古くから愛される味わいを、もっと積極的に堪能したいと痛感します。
水分補給の一環として迎えた、美味しい水出し緑茶。この飲料きっと、冷蔵庫の中で確固たる地位を確立するでしょう!
じゃ!緑茶満喫してね(*‘∀‘)!