睡眠の質低下への対抗策
それにはズバリ、以下のポイントを克服しましょう。これらを意識的に実践できれば、ナイスドリームは目前です。
睡眠時の消化に胃腸を使わない
これは美容界隈でも囁かれる、21時以降は食事しないでね論。これには『睡眠中の消化が睡眠の質をガクッと下げてしまう』という理由があります。
睡眠とは本来、内臓機能を休め、お肌を回復させ、様々な細胞修復に使う時間です。そんな貴重な時間を、消化に使ってしまうとはなんたることかと。
体力回復だけに集中させてねと、〆のお茶漬けとか、本当は消化したくないんだと。胃腸はそう言っています。
安眠を妨げる睡眠中の消化は、可能な限り減らしておくべきなのです。その対処法はずばり、飲み会の後半で食事を取らないこと。可能な限り食事を抑え、さらにできれば、水分補給によるアルコール分解も促進しましょう。
尿意で目覚めない水分調節
まず前述のとおり、アルコール分解には水分補給が必要です。なぜならアルコールの利尿作用により、お肌に悪影響をもたらす脱水症状が引き起こされやすいから。
そのため水分補給が推奨されるのですが、このタイミングが難しい。就寝前に水分を取り過ぎた場合、トイレに目覚めてしまうから。
その対処法はズバリ、水分補給をナイスタイミングで行うこと。就寝前に慌てて水をがぶ飲みせず、飲み会の途中に水分を適宜補給することが重要です。
ただこれは皆様のトイレの近さ(物理的ではなく)にも依りますので、一概にタイミングをお伝えできません。是非皆様の経験則から、トイレで目が覚めない水分補給タイミングを見計らっていただければ幸いです。
可能な限りアルコールを分解する
そして睡眠の質を下げないためには、アルコール分解の徹底も当然重要です。睡眠を妨げるアセトアルデヒドを残さず、酢酸へと分解してしまいましょう!
こちらに関しては水分補給・食事内容などなど、前述の対策をご参照ください。ここではアルコール分解が健やかな睡眠に繋がりまっせ!という点を、思い出していただければ幸いです。
睡眠導入剤・睡眠薬の不使用
まずこの「睡眠導入剤・睡眠薬の不使用」とは、決してこれらの薬剤を絶対に使うべきではないという意味ではありません。お酒を飲んだ状態で眠導入剤・睡眠薬を使うと危ないよ!という意味でございます。
あくまでお酒と睡眠導入剤・睡眠薬を併用すると、危険だし睡眠にも悪影響を及ぼしやすいよ!というお話です。普段から睡眠導入剤・睡眠薬をご使用になられる方に、薬剤自体の危険性を提示する意図はないことをご理解いただければ幸いです。
つまり、飲酒時の睡眠導入剤・睡眠薬は非常に危険。大きなトラブルにも繋がりかねない、全面的に非推奨の併用とされています。
そのため普段通りのノンレム睡眠を達成するために、これらを飲むべきではありません。大切なのは危険の少ない方法であり、水分補給・ビタミンB・食事内容・摂取タイミング等の王道対策が最高です。
そして深酒になりそうなら、ウコンの力やヘパリーゼ等も上手くご活用ください。常用されず容量・用法をご遵守いただければ、より安全に肝機能を高められるでしょう。(※安全使用のために、これら製品も医師様の診断が重要)
ヒスタミン・亜硫酸塩によるアレルギー反応上昇
そして最後にご紹介するのは、最もニキビに直結しやすい注意事項です。それはお酒に含まれるヒスタミン・亜硫酸塩が、アレルギー反応を引き起こす可能性があるというものです。
まず赤ワインやビールを始めとする多くのお酒には、ヒスタミン・亜硫酸塩などの化学成分が含まれます。簡単に言うとこの成分は、花粉症などのアレルギー症状をより強く引き起こす性質を持ちます。
そしてそのヒスタミン・亜硫酸塩等により、ニキビの原因となるアレルギーが引き起こされやすくなるということ。ずばりそのアレルギーとは、小麦アレルギーです。
もしそんなご経験をお持ちならば、お酒によるアレルギー反応の増大が原因かもしれません。特に中でも小麦アレルギーは非常に大人ニキビに繋がり易く、個人的にはお酒+小麦粉は超高確率で肌荒れしてしまいます。
その対策はズバリ、以下の二種類。次回の飲み会で以下の方法をお試しいただくと、体感的にお酒ニキビの減少に繋がるのではないでしょうか。
具体的には、ヒスタミン・亜硫酸塩を含むお酒は以下の通り。これらのお酒を回避することで、アレルギー反応によるニキビ発生を抑えられる可能性があります。
ちなみに一般的なビールは、ヒスタミンとグルテンを共に含みます。そのためグルテンに少しでもアレルギーをお持ちの方は、ニキビ発生に直結している恐れがあるでしょう。
- ビール(ヒスタミン)
- 赤ワイン(ヒスタミン・亜硫酸塩)
- チーズなどの加工食品(ヒスタミン・時に亜硫酸塩)
- 白ワイン(亜硫酸塩)
- シードル(亜硫酸塩)
※亜硫酸塩は酸化剤として
参照記事:Gin and tonic could be a saviour for hay fever sufferers
特定のアルコールを飲むことで喘息になる方もいらっしゃり、人によって反応は様々です。そのため同時にグルテンなどの『アレルギーの可能性があるおつまみ』を回避することや、お酒の摂取量自体を抑えることもやはり大切です。
個人的には飲み会では完全グルテンフリーにすることで、肌荒れは体感的に減少しています。飲み会の場でのグルテンフリーは正直かなりキツイですが、ポテサラと仲良くさせていただいております。
飲み会翌日に残したいのは、二日酔いでもニキビ跡でもありません。欲しいのはガハハと笑った、楽しかった思い出だけ。
そう考えると、体を労わる事ってやはり大切。綺麗なお肌でいることは、ご自身を労わることになるのかも!
じゃ!楽しい乾杯ライフを(*‘∀‘)!
※本記事は特定の成分の有効性・危険性を説明・補償するものではありません。イラストはイメージであり、本質的な構造を表現するものではありません。何卒ご容赦ください。
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