楽しい会話を妨げない、小ぶりで美味しい肉汁餃子。
もう残り3個しかないのか…と、終わり際には悲しくなる。
そんな時いつも思う、山盛り餃子があったならと。
それでいて作りやすく低糖質な、そんな都合の良い餃子はどこかにないか。
あるある、それは漬物白菜の薄皮大根餃子のことですね。
コロリと食べやすい食感に加えて、驚くほど味付けが簡単な逸品だ。
漬物白菜の薄皮大根餃子の美味しい糖質オフレシピ
熱量:343kcalたんぱく質:動物 23.3g 植物 0.9g※上記は1人分/下茹で用未換算

・大根 1/8本
・豚ひき肉 250g
・白菜の漬物 100g
・えのき茸 50g
今回の主役の味付けは、まさかの白菜のお漬物。
白菜の『茹で』と『味付け』を一撃で終える、早いね餃子世界大会の前回優勝者だ。
ちなみにエノキは写真撮影に遅刻したため、後で裏でお説教しておくから。

・塩 軽く6振り
・塩麴 小さじ1.5
・ごま油 小さじ1.5
・片栗粉 大さじ1
これら調味料のお仕事は、豚ひき肉を柔らかくする『塩麴』と大根をしんなりさせる『お塩』。
つまり基本の味付けは白菜の漬物がすべて担当する、とんでもないブラック餃子企業だ。

まずは白菜のお漬物100gをまな板に取り出し、摘まみ食いをしながら細かくみじん切りに。
そして最後はゴリラ的にギュッと握りしめ、水分を完全に奪い去っていただきたい。
ちなみにお漬物のつまみ食いは、眠気覚ましにも大変効果的である。

・豚ひき肉 250g
・ミンチにしたえのき茸 50g
・塩麴 小さじ1.5
そしてこのまま放置すること、約10分。
あとは塩麴が豚肉を柔らかくしてくれるのを、お漬物を摘まみながら待つだけだ。

そういえば今回は、餃子の皮を使用しないヘルシー大根餃子。
そのため大根1/8本を綺麗な円形に仕上がる様に、スライサーで円形にゆっくりスライスしよう。
そしてスライス後は塩を軽く6振りし、こちらも揉みこみ、約10分水抜きしていただけるだろうか。

今回はこの薄切り大根が、美味しい餃子の皮に早変わりだ。
またスライス大根は、余裕をもって沢山ご作成いただけるとありがたい。
綺麗な円形だけを皮に使い、あとはお漬物として第二の人生を過ごしていただこう。

この時に使用するのは、茶こしかお菓子のふるいが大変便利。
また実際は片栗粉大さじ2程度を使用するが、実際にふりかかる量で成分計算をさせていただいている。

あとはヒヨコのくちばしのように、パタンと折り倒して頂ければOKである。
総勢20ギョザーが完成するため、長期戦になりそうな家飲みにも準備万全だ。

・ごま油 小さじ1.5
あとは加熱後に大根餃子を並べて、蓋なしで両面を焼き上げるだけである。
焼き時間の目安は、ひっくり返しながら約8分30秒といったところ。

またフライパンの中央と側面で火力が異なるため、大根餃子たちを適宜席替えしていただきたい。
そして焼きあがった餃子から、キッチンペーパーにお引越し。
これは終わった人から家に帰れる、公文式のシステムと全く同じである。

これにて非常に食べやすい、一口大根白菜餃子の完成だ。
小ぶりながら破壊力のある、具志堅用高な美味しさをご堪能あれ。(ふる)
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低糖質の美味しさチェック

昨日はよくも食べ尽くしてくれたなぁ…( ゚Д゚)!!
これがあの悪名高い、餃子西工業高校の殴り込みか…。
驚くほどの軍勢で押し寄せる、今宵も開かれる餃子大戦争。
想像以上の圧力に、握りしめるお箸が震えている。
国語の先生が裏口から逃げ帰る、そんな修羅場が予想されそうだ。

肉感、強っ!!
そんでもって、食べやすっ(*‘∀‘)!
白菜の甘みと塩麴の柔らかさ、そこにシャキッと心地良い大根の皮…。
これはイケる。
相当薄くスライスした大根も、主張し過ぎない食感を生み出してくれている。

しかし味付けは非常に簡単で、調理時間も劇的に節約できる。
これは一人暮らしには、堪えられない便利さだ。
それでいて何と作りやすい、それでいて美味しい餃子なのだろう。
スライスで仕上げた、薄く美味しい大根の皮餃子。
低価格で大量作成にも適した、大変楽しい逸品だった。