- 料理に使える調味料が分かる
- 調味料の味を、豊かな表現でイメージできる
詳しく分かるスパイスの味わい一覧
ポピーシードの味と特徴
主にお菓子に使用されることが多い、香りと食感が楽しめるスパイス。熱することで引き出される香ばしい匂いは、特にバターとの相性が非常に良い。
そしてさらにバターは、小麦粉などを使った焼き菓子との相性が非常に良いため、パウンドケーキやクッキーなどで重宝する調味料。肉料理などで使われることはあまりないが、独特の香ばしさを持っているため、胡椒等と組み合わせて新しい深みを出す方法も非常に楽しい。
お菓子だけでなく、これから様々な料理に用途が広がる可能性を秘めた調味料。
花椒(ホァジャオ)の味と特徴
鰻のかば焼き等で芳醇な香りとピリリと響く辛さをくれる、山椒。その山椒とは少し香りの異なる、中国産の山椒がこの花椒(ホァジャオ)。
その味わいと香りは非常に強く、まさに舌が痺れる感覚を楽しめる。そしてその痺れる感覚は辛味感覚となって、食べ手の満足感を格段に引き上げる。
痺れる感覚自体に味覚を表現しづらいが、辛さも痛覚の一つであると考えられる。今までと異なる辛みを求める方にとっては、最適な調味料。
日本の山椒の持つ爽やかな香りも持ち、味噌・醤油ベースの食事に非常によく合う。
見かけたら是非、炒め物などに少し加えていただきたい調味料。
ジュニパーベリーの味と特徴
まるで黒胡椒のようなピリリとした味わいが特徴の、果実系のスパイス。元々はジン(お酒)に使われることが多く、その爆発するような香りは必見。
少しの苦みと甘みが混在した味わいが特徴で、漬物や肉料理にも相性が良い。特に癖のある煮込み料理(豚や羊)などで使うと、その香りで臭みを抑えられる。
漬物の場合はお酢に香りをつける意味合いが強く、特徴的な逸品に仕上がる。あまりお見掛けすることは少ないが、特徴的で大変面白い調味料。
オレガノの味と特徴
イタリア料理でフル活躍する、トマトとの相性が抜群の調味料。スパイスとしては乾燥させて使うことが多く、生より強い清涼感を持っている。
ハーブ系の味わいのためチーズとの相性も良く、まさにイタリア系の味付けに最高。特にトマトとチーズが使われるマルゲリータや、マリナーラなどでは超主役級の味付け。
『とりあえずトマトにはオレガノで攻めよう』と個人的に考えてしまう、いつまでもトマトと親友の調味料。煮込み、炒め物、あらゆるトマト料理にお試しいただきたい逸品。
※各データの参照元は厚生労働省等、各種公的機関を主としています
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