亜麻仁油の副作用と効果的な飲み方
毎日摂取しても大丈夫なのか、はたまた少量にしておくべきなのか。これからの食卓パートナーとして、亜麻仁油に危惧される副作用から確認しましょう。
- 血液がサラサラになり過ぎることによる血液凝固不足
- 食物繊維過剰による軟便・下痢
- 腸内運動の活性化による早産の促進(極まれ)
まず『(1)血液凝固不足』 に関しては、EPA・DHAによる血液サラサラ効果が逆に問題を引き起こします。過剰摂取により血液の凝固作用が低下し、転んでケガをした時や手術時の際に血液が止まらないというケースが散見されました。
ただこちらは副作用ではなく、使用上の注意点に近いかもしれません。効果が有り過ぎるから注意してね、といったところです。
そして『(2)食物繊維過剰による軟便・下痢』 は、食物繊維が豊富過ぎるための軟便・腹痛です。これは亜麻仁油が油状のため、腸内環境をうんちモードにしてしまうことに由来します。
ただこちらの問題も、目安摂取量を遵守することで回避できるとされています。上記(1) の問題点に加え、必要な量を正しく使用したいところです。
そして実際に、妊婦の方の摂取制限を設けている産婦人科様もございます。さすがは出産のプロ、あらゆる危険性に対してアンテナバリ3です。
こちらの副作用は極めて稀とのことですが、全てはお医者様のご判断をご優先いただき、お控えいただいた方が良いでしょう。母体とお子様より大切なオメガ3など、あるはずもありません。
では次は、亜麻仁油の最も効果的な摂取方法をご覧ください。その膨大な成分ゆえに、摂取方法一つでダイエット効果が大きく変わってしまうのです。
- 50度以上の熱を加えると酸化するため、食物に混ぜて食べる
- 摂取目安量を一日当たり3g(小さじ1弱)に留める(厚生労働省)
- 食物と一緒に摂取し、胃腸に食事として吸収させる
- 変換効率を上げるため亜鉛・ビタミンB群、マグネシウム等を合わせて摂取する
そもそも亜麻仁油は、その名の通り油です。そのため単体で摂取しても、体が食べ物が入ってきた(*‘∀‘)!と反応しません。
いかに単体で十分に効果が高かったとしても、油は油。この油だけを摂取しても、体は食物として吸収しようとしないのです。
そして同時に一日当たりの摂取目安量を順守し、副作用を起こさないことが重要です。これらをまとめると、以下のルールをお守りいただくと最高だということです。
1日大さじ1弱(10g程度)まで ※小さじ1杯を限度とする意見も |
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他の食事と合わせて (加熱禁止) |
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開封後1カ月以内に使い切る (サプリを除く) |
そして亜麻仁油の摂取目安量である大さじ1弱とは、いったいどういった根拠なのか。これはズバリ、体内のオメガ3とオメガ6を4:1に整えやすくする目安量です。
普段からオメガ6に含まれる油を多く摂取される方は、おのずとオメガ3の摂取目安量の上限も高くなります。ただしこれらはあくまで目安であり、厳守事項ではないようです。
ただ前述のEPA・DHAの血液サラサラ効果の兼ね合いから、過剰摂取はいずれにしてもご法度です。そのため現実的には、一日小さじ1杯(4g)までが、一つの目安となるでしょう。
そして最大の注意点が、『(4)変換効率を上げる亜鉛・ビタミンB群・マグネシウム等を合わせて摂取する』です。これはα-リノレン酸をEPA・DHAに変換するための注意点です。
こちらの何度もべた褒めした、α-リノレン酸。実はEPA・DHAに変換されるために、ある程度サポートが必要になります。
その主なサポート役が、亜鉛・ビタミンB群・マグネシウム。これらを同時に摂取することで、より効率的な変換が可能になります。
では亜麻仁油と同時に摂取すべき食材を、簡単に見てみましょう。亜麻仁油を摂取するならば、以下の食材との組み合わせをご検討ください。
【亜鉛の豊富な食材】
牛肉全般・卵黄・豚レバー・プロセスチーズ・ごま
【ビタミンB群の豊富な食材】
豚レバー・納豆・たまご・牛乳
【マグネシウムの豊富な食材】
ごま・落花生・わかめ・木綿豆腐・たまご
さらにαリノレン酸を効果的に変換するには、上記食材に加えて十分な胃酸も必要です。つまり胃酸の少ない日本人はちょっと不利なのです。
そう考えるとやはり亜麻仁油の効率的な摂取タイミングは、胃酸をしっかり出せている状態(食事中・食後)です。さらに過熱もご法度のため、サラダのドレッシングとして使ったりサプリ等での摂取が最も効率的で簡単と言えるでしょう。
さらにこれらの特徴から、亜麻仁油単体では足りないということが分かります。あくまでその効果は、我々の食事・運動をサポートしてくれるもの。
亜麻仁油だけを摂取することで、パーフェクトボデーが手に入れられるわけではないのです。
貴方は様々な支えがあってこそ、効果を最大化する油なのですね!
自分だけで戦うのではなく、あらゆる成分をサポートする…。そんなスラ〇ダンクの小暮君のような、皆を陰から支えてくれる亜麻仁油に拍手をお願いします(*‘∀‘)!
ちなみに著者自身も、実際に亜麻仁油を計5種類試しています。そのため最後に、お勧め亜麻仁油ランキングを繰り広げても宜しいでしょうか。
経済的で純度の高い最優良な亜麻仁油を、是非ご紹介させてください。
人気のおすすめ亜麻仁油ランキング
まず亜麻仁油は現在、多くのネットショップで購入できます。ただその品質と価格には差があるため、各商品の比較も大変に重要です。
ここからは〆として、最もお勧めな亜麻仁油ランキングをその特徴と共にご紹介させていただきます。皆様の亜麻仁油選びのご参考になれば、これ幸いです!
第4位 JASオーガニック認定 エキストラ バージン有機亜麻仁油
ニュージーランドの広大なオーガニック農園で栽培され、厳格な基準に適合した本製品。亜麻の種(フラックスシード)だけを原料とするこの製品は化学溶剤を使用しておらず、低温で圧搾機械から抽出された低温の一番搾り油のみを使用しています。
遠心分離機を使用しない製法で加工された本製品は、必須脂肪酸であるオメガ3を約55%~約65%もの高濃度で含有し、その高純度にリピーターが集まります。無添加・無精製・無漂白、さらには保存剤不使用という徹底した安全管理には、数多くの高評価が寄せられています。
また亜麻仁油の最大の課題である酸化も、一回だけ絞ることで可能な限り削減。(一番搾り)価格も1.580円と、高品質なオリーブオイルと同等に抑えられている点も魅力と言えるでしょう。
第3位 ニューサイエンス 有機JAS認定 有機亜麻仁油 370ml
遺伝子組み換えの胡麻を使用せず、有機JS認定(農薬や化学肥料等の化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品)を受けた、こちらのアマニ油。
その明瞭で透明性のある製造工程が、その品質と共に人気に繋がった商品です。最大の特徴はオメガ3脂肪酸の含有量であり、大さじ1当たり7g~8.4gの高濃度のため、一本でも長期間オメガ3生活を送れる点が魅力です。
1本370ml当たり4.104円と決してお安くありませんが、大切な友人やご家族への贈り物にも最適です。4.6もの高評価(64カスタマー中)も、その製品に対する信頼感から生まれているのかもしれません。
第2位 NOW Foods フラックスオイル(亜麻仁)1000mg 250粒
もし亜麻仁油の酸化が気になる場合、サプリで補給する選択肢もあります。その場合に人気なのは、こちらの世界的サプリ社NOW Foodsが販売する『FLAX Oil』です。
こちらは従来の亜麻仁油と異なりオメガ3・6・9がバランス良く配合されており、魚臭さや胃もたれが少ない特徴があります。こちらを食後に摂取することで、いつでも気軽に高濃度のオメガ3を摂取できる利便性が人気です。
海外直輸入品のため1錠が非常に大きいのですが、それでもなお高評価4.2(25カスタマー中)を獲得しています。それは恐らく、その効果と圧倒的なコスパのおかげとも言えでしょう。
また価格も250錠で1.915円と、数カ月の継続利用をお考えの方には最適です。海外サプリが気にならない方には、最もコスパの良い製品の一つではないでしょうか。※アイハーブが激安です
様々なサポート役として体内を正常化してくれる、その効果。数年前まで市販のドレッシングをを使っていた私にとって、君は力強いパートナーです!
自家製ドレッシング!と見栄を張り、ピエトロを出すのは今日でおしまい(*‘∀‘)!これからのサラダライフ、私は貴方と共に送ります!
じゃ!健康的なアマニライフを(*´ω`*)!
※本記事は各サプリメント・成分の有効性を保障するものではなく、また特定のサプリメントに対する批評を行う意図もございません。イラストはイメージであり、本質的な構造を表現するものではありませんので、何卒ご容赦ください。
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