寝ている間にテーピングする
その方法は、いたって単純。睡眠時に鼻呼吸が強制される様に、唇にテープを貼るだけです。
何故ならこの方法、単純に口呼吸ができなくなるから。つまり習慣的に口呼吸を行っている方にとって、呼吸経路を極端に減らす結果になりかねません。
特に慢性鼻炎・鼻づまりの方にとっては、睡眠時の呼吸経路がゼロになる可能性も。結果的に安眠出来ない、もしくは永眠してしまう可能性すら浮上します。
どうやら生命の危機を感じ、無意識のうちにテープをはぎ取っていたようです。きっと慣れない鼻呼吸により、必要以上の圧迫感を引き起こしていたのです。
そのためこちらの方法に関しては、完全自己責任&起きている時の事前練習を前提とさせてください。加えて後述の鼻呼吸を促す寝方にも、意識を向けるべきでしょう。
そして同時に鼻呼吸がしやすいように、鼻腔拡張テープの併用も大変お勧め。私も二日目から鼻腔拡張テープを使用し、今はテープ付きでもスヤスヤ愛らしい顔で安眠しています。
そしておそらく前回もご紹介したように、アレルギー系の問題も大幅に改善されました。なんだか肌艶も良いし、今年の花粉症の季節が大変楽しみです。
ちなみに鼻呼吸を誘導するための、専用テープも開発されています。導入時はより安全性を高めるため、鼻腔拡張テープと合わせてご検討されると良いでしょう。
ちなみに口テープにより睡眠時の口呼吸を改善する目安期間は、約3か月。つまり口テープだけでも、計2500円が吹き飛ぶ計算です。
そのため複数の文献でも推奨されていた、3M社の医療用サージカルテープがお勧めです。通気性も高く薄くてかぶれにくい、自作の口呼吸防止テープの素材として活躍する逸品です!
ただ通気性を求めるのは口呼吸のためではなく、あくまで唇への負担を減らすため。毎日7時間近く貼っているため、唇にお優しい製品が望ましいのです。(カピカピになっちゃう)
寝方を変える
まず口呼吸から鼻呼吸へと移行する上で、鼻呼吸しやすい姿勢が最も重要になります。そのため禁止すべきは、うつ伏せ及び横向き姿勢です。
ただ横向きの寝方に関しては、『左側を下にするならば推奨したい』とする文献も見られました。どうやら絶対禁止というわけではなく、あくまでも鼻呼吸が優先しやすい姿勢を求めよう!という見解です。
そのためただでさえ習慣化されていない鼻呼吸は、より困難になります。さらに横向きの姿勢でも、体の圧力が一方に偏りやすいデメリットが存在します。
さらに頭部は重量が約5キロもあるため、その重みが噛み合わせに大きな支障をきたします。それが口呼吸を助長する、顔面のゆがみを引き起こします。
つまり残った姿勢は、天井方向に視線を向けるあおむけです。この姿勢が体のバランスを均一に保ち易く、鼻呼吸の気道を確保しやすい理想のスタイルとされてます。
但し注意すべきは、高すぎる枕を選ばないこと。多くの専門医様の見解でも、高すぎる枕により気道が塞がれてしまう可能性が危惧されていました。
結果的に鼻呼吸自体も難しくなり、より鼻呼吸の夢が遠のいてしまいます。場合によっては枕なしで寝る、もしくは低めの低反発枕のご利用をご検討ください。
そしてより安定感のある安眠を狙うなら、是非マットレスにもご配慮ください。個人的には今のところ、コツコツ貯金して購入した『コアラマットレス』が段違いで優秀でした。(※でもたっかいです)
おしゃぶりをする【広意義で】
ただこれは、常に口に何か入っている状態を保つということ。決して赤ちゃんが大好きな指しゃぶりを、ご成人された皆様に推薦するわけではありません。
つまりおしゃぶりでなくても、口を閉じる習慣ならなんでもOK。結果的に鼻呼吸をせざるを得ない環境になれば、口呼吸は自然と中止されます。
口の中に飴を入れるでも良し、ベロ回し運動をするでも良し。口呼吸が物理的にできない環境を整えれば、これ以上ない口呼吸の改善方法です。
そして個人的にお勧めする習慣は、奥歯を軽く噛むこと。ただあまり強く噛み締めるのではなく、軽く奥歯を閉じるイメージでお試しください。
すると結果的に、唇がそっと閉じられます。なんだかラブソング風の言い回しですが、本当に唇がしっかりチャックされるのです。
そうすればおのずと、呼吸経路は鼻呼吸だけになります。結果的に慢性的な口呼吸もなくなり、だらしのないおくちポカーン表情も封印されます。
こちらの方法であれば、気付いた時に奥歯を軽く閉じるだけ。最も労力をかけずに口呼吸を改善でき、仕事や会話にも支障はありません!
絶対やめたるんじゃ( ゚Д゚)!
そう思って始めた、口呼吸・脱出計画。その進展は思いのほか順調で、さらに最高に快適です。
目覚めた時の回復感も強く、普段の6時起きもなぜか5時半に自然と目が覚める。どうやら私の体は、想像以上に口呼吸にいじめられていたようです。
是非ご共有させていただきたかった、口呼吸のデメリットと改善策。この記事が、皆様のお役に立てれば本当に幸せです。
筋トレや糖質制限にも大変使える、厳選・未公開81レシピを一挙収録!また読み放題にも対応していますので、お読みいただければ最高に幸せです(*^-^*)
んじゃ!快適な鼻呼吸ライフを(*‘∀‘)!
※本記事は各行為の有効性を保障するものではありません。イラストはイメージであり、本質的な構造を表現するものではありませんので、何卒ご容赦ください。
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