世の中には、不思議な足し算が数多く存在する。
プリンに醤油をかければ、脳内でウニが再生されるように。
赤身にマヨネーズをかければ、口内で中トロが飛び跳ねるように。
全く不在にもかかわらず、本家の美味しさを再現できる足し算がある。
その秘密の足し算の一つが、まさかの豚不在の濃厚豚骨スープ!
厚揚げとネギで構成される、驚きの美味しさを是非ご堪能いただきたいっ(*‘∀‘)!
極旨豚骨風の飲み干しネギ厚揚げ鍋の美味しい低糖質レシピ
熱量:265kcalたんぱく質:動物 0.2g 植物 12.8g※上記は1人分/下茹で用未換算

・厚揚げ 200g
・長ネギ 1本
今回使用する食材は、インスタントラーメン並みに格安な食材たち。
それでいて満腹を目指せる、夜食にもピッタリな逸品だ。

・白だし 大さじ1
・豆板醤 小さじ1
・料理酒 大さじ2
・味噌 大さじ1
・すりごま 大さじ1
・ごま油 小さじ2
・おろし生姜/大蒜 各小さじ1
この白だし+豆板醤+味噌の組み合わせは、煮込んだ厚揚げと尋常でなく相性が良い。
沁み込んだ厚揚げの美味しさたるや、思わず胸で十字を切るほどの美味しさだ。

まずは4番バッターが練習で使いそうな、強大な長ネギを一本ご用意を。
そしてこちらを丸ごと1本、ザクザク1㎝幅にスライスカットしていただきたい。

まずはフライパンに以下を同時に加え、強火で加熱を進めていただけるだろうか。
・豆板醤 小さじ1
・ごま油 小さじ2
・おろし生姜/大蒜 各小さじ1
芳ばしい香りが部屋に充満するが、今のところ豚骨感は全くなし。
これからどのように豚が我が家にやってくるのか、いまだ謎である。

今回は手でちぎることで表面積を増やし、より味の沁み込み度を上げる作戦で。
こちらを強火で2分間炒めていただくと、お鍋のベースが完成だ。
ちなみに豚の声は、まだ聞こえてこない

・カット長ネギ
・白だし 大さじ1
・料理酒 大さじ2
・味噌 大さじ1
・水 300ml
なんだかスープの白濁感が、豚骨のように見えてきた。
しかし今のところ、一切豚は使われていない。
しかしどうやら、我々は無事美味しい豚骨スープの召喚に成功したようである。

飲み会後にもグイっといきたい、満足感がやんごとない本日の一品。
動物系食材が一切存在しない、驚きの豚骨感をご堪能いただきたいっ!
低糖質の美味しさチェック


この湖面に浮かぶ、隠しきれない圧倒的な庶民感。
おそらく城のお姫様には理解されない、THE・茶色の格安鍋の誕生だ。
しかしその実、沁み込んだその旨味はとてつもない。
厚揚げの本気を思い出すには、最適な逸品ではないだろうか。


すると豚骨テイストがジュワッと口の中に広がり、その濃厚な旨味に驚かされる。
それはまるで、スーパーカップの豚骨スープの凝縮版。
あぁ、最高に美味しい。
どこからともなく現れた豚が、部屋中を暴れまわる美味しさだ。


これは何ともどえらいエキスが、地上には存在したものだ。
厚揚げ・白だし・味噌・豆板醤が手を組むと、こんなに飲み干さざるを得なくなるとは。
美味しい豚骨スープが飲みたい時、是非お試しいただきたい本日の逸品。
ちなみにキッチンをくまなく探しても、やはり豚はいらっしゃらなかった。
なんだか神隠しに遭遇したような、大変美味しいお鍋でしたっ!
今日は雪だけど、皆様お風邪など召されませんように…(*‘∀‘)