もうやりたくない…。
毎日のキツイ有酸素運動に、体は時にボイコットする。でももし運動が出来なくても、別の方法から脂肪燃焼を狙うのはいかがでしょう!
それが本日ご紹介する、ふくらはぎダイエットマッサージ。ダイエット効果も想像より高く、美肌・免疫力UP・疾病治療も期待できるコスパ抜群の習慣です!
- 継続しやすいマッサージ習慣で、効率的なボディメイクができる
- ダイエット効果と共に、美肌・アンチエイジング効果が得られる
- 土砂降りの日の運動に、新しい選択肢が生まれる
なぜダイエットにふくらはぎマッサージ?
そもそもダイエットとマッサージには、どんな関係があるのか。最初にマッサージとダイエットが関係あると伺った時、( ˘•ω•˘ )? こんな顔になりました。
ただその内容を調べるほどに、その有効性を知ることに。同時に子供の名前をマッサージに掛けて『マサジ』にしようかと考えるくらい、その魅力に惹かれました。
まずマッサージとは、筋肉・関節をほぐすことで血液循環の改善を目指すエクササイズ。さらに神経等の高揚を抑え、皮膚や肌にも弾力を与える心地良い施術です。
ただ一般的なダイエットのイメージは、運動や食事管理。河川敷を走ったり胡瓜を齧ったり、少しストイックなイメージではないでしょうか。
そのためダイエットマッサージ系と言われたら、ちょっと胡散臭いのも事実。どう、すっきりしたでしょ!?あら全然違うじゃない(*‘∀‘)!?と、強引に言いくるめられそうな雰囲気がします。
ただ揉み込む場所によっては、マッサージは大きなダイエット効果を秘めています。そしてそれは一度改善することで、継続的な恩恵を私達にプレゼントしてくれます。
その場所とは、ずばりふくらはぎ。全血液の70%を保有する下半身において、その血流をポンプ的に押し流す超重要な部位を揉むのです。
子持ちししゃもみたいで、ちょっと美味しそうなあの部分。まずはふくらはぎを揉むことによる、ダイエット効果からご覧ください。
ふくらはぎマッサージの効果
- 筋肉をほぐし、むくみも改善する
- 血流を改善し、ダイエット効果を得る
- 自律神経のバランスを緩和する
中にはふくらはぎを揉めば、万病が治る!と、かなり強気な文献も拝見しました。ただ各書籍に共通して見られたのは、ふくらはぎが想像以上に重要な場所であるという見解です。
上半身のポンプ役は心臓が担当し、下半身のポンプはふくらはぎの担当。第二の心臓と言われるほど、そのポテンシャルはベタ褒めされているのです。
ただ本記事では、その血流改善効果が持つ高いダイエット効果のみに注目します。血流改善効果から引き起こされるダイエット効果のみを、徹底して分かり易くご紹介します。
(1)血液が大量にポンプされる
そして下半身には全身の70%の血液が存在するため、その血流改善効果は膨大です。体全体を支えるために発達したふくらはぎは、そのポンプ役に最適なのです。
まるでそれは、凍ったチューペットを揉みほぐす感覚。夏休みに膝で折りまくった、10本100円の氷菓子にそっくりです。
(2)血液が身体中に行き渡り、内臓機能が亢進する
まずダイエット中だけに関わらず、体の臓器は大量の栄養(血液)を必要とします。そして多くの場合、その栄養(栄養)は慢性的に不足した状態です。
特に体全体の免疫機構の80%を担う小腸・大腸では、血液が多くの場合不足しています。だからこれらの臓器への血液を十分に行き渡らせることで、基礎代謝を大きく上げられるのです。
そして基礎代謝が向上することで、結果として消費カロリーも増大します。その結果、効率的な脂肪燃焼を狙うことができるのです。
(3)結果として体温も上昇し、基礎代謝が再度増大する
ちなみに体温が一度上昇すると、基礎代謝は約12~13%上昇すると考えられます。それは常時お風呂に入っているしずかちゃんと同じ状態と言えるでしょう。
つまりふくらはぎマッサージのダイエット効果は、血流改善効果に基づきます。勿論免疫力UP・疾病治療・血圧低下効果も素晴らしいのですが、ダイエットに直結する部分は、ふくらはぎポンプによる血流改善に他なりません。
ほ~…。
基礎代謝が上がるのかぁ…。そりゃすごい…(´・ω・)
恐らくそのメリットに、多くの方がこんなご反応ではないでしょうか。私も含め、基礎代謝が上がるよ!と言われても、あまりピンと来ないのが現実です。
ぶっちゃけ大切なのは、どれだけ痩せるかです。基礎代謝、基礎代謝ぁ( ゚Д゚)!と連呼されても、全然心にぶっ刺さらないのです。
ではふくらはぎダイエットでは、具体的にどれほどのダイエット効果が得られるのでしょう?消費カロリーの変化でご覧ください。
ふくらはぎマッサージのダイエット効果
そしてこの体温変化を、ダイエット効率に置き換えてみましょう。分かり易い変化では、以下の様な繋がりが見えてきます。
ちなみにふくらはぎマッサージの推奨時間は、平均約10分。ジョギングより短いお時間で、毎日継続するにも申し分ない簡便さです。
さらに基礎代謝の上昇により、一日当たりのカロリー消費量はどれだけ増加するのでしょう。体重60㎏の方と体重50㎏の方で、その消費カロリー増加量を算出してみましょう。(※共に25歳計算)
(女性:体重60㎏160㎝25歳)
- 9.247×体重60㎏×3.098×身長160㎝ー(4.33×25歳+447.593)=1389kcal
- 1389×1.12-1389=166kcal※結果的に増えるカロリー消費量
(女性:体重50㎏160㎝25歳)
- 9.247×体重50㎏×3.098×身長160㎝ー(4.33×25歳+447.593)=1297kcal
- 1297×1.12-1389=155kcal※結果的に増えるカロリー消費量
※共にハリス・ベネディクト方程式
またこれらは一日の数値であり、継続的に行うことでその効果は当然倍増。 一年間で単純計算すると56.575kcal~60.590kcalという、膨大なカロリー消費に変化する。
それは脂肪に換算すると、年間約8㎏~8.6㎏の脂肪燃焼効果。月に約700gと想像以上に凄まじい脂肪燃焼効果であり、基礎代謝増大すげぇ( Д ) ⊙ ⊙!と目玉が飛び出した次第です。
毎日のジョギングは難しくても、心地良いふくらはぎマッサージならきっと大丈夫。さらにジョギングも並行して実施すれば、その効果はさらに倍増するでしょう!
軽いジョギング(時速7㎞)と比較すると?
では次にふくらはぎマッサージと軽いジョギングの消費カロリーを、比較してみましょう。もし猛烈に疲れて軽いジョギングが出来なかったとしても、ふくらはぎマッサージでその消費カロリーを補足できないでしょうか。
ではふくらはぎマッサージは、軽いジョギング何分に相当するでしょうか。こちらの計算式は前述と同じく、50㎏と60㎏の女性をベースにしています。
(女性:体重60㎏)
- 1.05×6.0(METs)×体重60㎏=378kcal
- 166kcal(ふくらはぎマッサージ消費熱量)÷378kcal=26.4分
(女性:体重50㎏)
- 1.05×6.0(METs)×体重50㎏=315kcal
- 155kcal(ふくらはぎマッサージ消費熱量)÷315kcal=29.5分
※共に国立健康・栄養研究所(METs)計算式 / 単位一時間
答えはズバリ、26.4分~29.5分。 計算上は、毎日約30分の軽いジョギングと同カロリーを消費できることになります。
もちろんあくまで机上の計算のため、ふくらはぎを揉みまくれば痩せまくる!ということではありません。青天井に体温が上がるわけはありませんので、過度な期待はご法度です。
ただ実際に多くの方が、血流が滞っている状態であるのも事実。その場合はふくらはぎマッサージの効果も強く表れ、ダイエット効果以外にも多くのメリットをもたらします。
そのため多くの方々には、結果的にジョギングと対等のダイエット効果が見込めると考えらえています。本記事のタイトルにもあるように、どうしてもジョギングしたくない日の代用としては超優秀ではないでしょうか。
ふくらはぎマッサージによる血流増加効果は、心臓・内臓への負担も危惧されます。 必ずお医師様とのご相談の上、ご検討いただきますよう願います。
ふくらはぎマッサージのやり方
➀アキレス腱から膝裏へ向けて揉み込む
まず片手で足首を固定し、もう一方の手でアキレス腱からひざの裏へと、ふくらはぎを揉み込みます。またこの時に一回当たりのギュ…を、想像以上に長めにすると花丸です。
⓶時間目安は片足5分・一日の回数制限はなし
そして時間の目安は、片足5分・両脚で10分。さらに回数制限に限度はないとされていますが、多くの書籍では3セットが推奨されています。
ただ実際に揉み込むと、3分頃から手が猛烈にだるくなります。同時にふくらはぎもかなり疲労し、まるでマラソン後のような乳酸軍団が押し寄せるでしょう。
そのため実際には、1日1セット程度が現実的。何回でもOKだよ!と言われていますが、ふくらはぎ以上に手が耐えられないのが実際のところです。
そして次に、ふくらはぎマッサージのコツもご紹介します。こちらは文献情報と個人的な経験談、その二つを組み合わせてお伝えします。
- 【呼吸】押す時に息を吐き、力を抜きながら吸う
- 【呼吸】呼吸は出来るだけ、腹式呼吸
- 【感覚】少し痛気持ちいいレベルまで揉み込む
- 痛みが強い場合には、まずさすりから始める
- お風呂・足湯時に行うと効果増大
- 想像よりかなり深部まで揉み込む
- 終了後は必ず水分補給を行う
また最大の目的は血流改善のため、 ふくらはぎ自体の温度が上がるお風呂や足湯の時にやると効果も倍増します。ただ10分以上揉み込むなら、足湯の方が理想的かもしれません。
なぜならお風呂で10分以上揉み込むと、一回死にそうになったから。後から調べると、長時間のお風呂でのマッサージは熱中症とほぼ同じ症状を引き起こす可能性があったとのことです。(あかんやつ)
そのため長時間モニモニされるなら、局地的に温められる足湯の方が理想的です。ただそれでもなお、体調変化には十分にお気を付けください。
ちなみに手で揉み込むのが大変な場合、次のグッズが大変にお勧めです。力を入れることなく、ふくらはぎ全体を優しく揉み込んでくれます。
確かにアイテムに頼るのは少しズボラですが、できるだけ楽にやっちゃいたい。とことんズボラりたい時は、最高に気持ち良いマッサージグッズにお願いしましょう。
ふくらはぎでなければダメ?
それはズバリ、ふくらはぎが猛烈に疲れやすい筋肉だから。そしてポンプ機能として活躍すべきにも関わらず、その疲労でカチコチになりやすいからです。
日々の移動で絶え間なく酷使される、ふくらはぎ。雰囲気的にメディキュットを買えないメンズの私は、ふくらはぎを日々硬直させ続けていました。
さらにふくらはぎマッサージの延長に存在する、アキレス腱。実はこの場所には、全身の老廃物を押し流すツボが集中しています。
つまりふくらはぎを狙うのは、全身の中でも肩並みに硬直しやすい筋肉だから。同時に血流改善効果を最も効率的に狙える場所だからです。
結構恐ろしい加齢と基礎代謝低下
あー知ってる知ってる(;´・ω・)!怖いよねぇ!
私自身も結構軽い気持ちで捉えていた、この事実。年齢と共に太りやすくなるんでしょ?と、どこか他人事のように捉えていました。
しかし実際に30歳以降、基礎代謝が衰える速度は毎年10kcal(一日当たり)づつ。こちらを一年間で換算してみると、とんでもない数字が飛び出しました。(※計算式は複数アリ)
それは基礎代謝が毎年合計3650kcalづつ減っていくということ。言い方を変えれば、脂肪が毎年約500gずつ増えやすくなるということです。
ふ、ふーん…。全然どうってことないし…(;´・ω・)
しかしこの計算で行くと、10年後には毎年5キロ。20年後には毎年10kgづつ太り易くなる計算になります。
(;´・ω・)!?
毎年10キロ!?毎月800gも太りやすくなるの!?
さらに50年後には、毎年25kgづつ…。そして130歳になった頃には、もはや水だけでも太るんじゃ…ブツブツ…。
ただ実際はそんな単純な計算式ではなく、年と共に食事量も低下します。しかしそれでも40代で食欲旺盛なご年齢ならば、体重の爆増原因になるでしょう。
そのためやはり、私達には基礎代謝の増大・改善が欠かせません。体が本来持つ代謝量を最大化しておくことは、将来的にも非常に重要です。
その点ご紹介させていただいた、ダイエットふくらはぎマッサージ。これぞ簡単に基礎代謝を上げられる、非常に利便性の高いマッサージではないでしょうか!
炭酸入浴剤も血流改善に最高!
さらに効率良く!
さらなるダイエット効果を狙うなら、血流改善効果の高い炭酸入浴剤も同様の理由でお勧めです。脂肪燃焼サプリなども世の中には存在しますが、個人的にはあまりお勧めしません。(体質差・そもそもの信頼性の問題)
- 安価で継続しやすく、お風呂に入れるだけ
- 非常に気持ち良く、サプリ等と違って副作用もない
- 高い血流改善効果が得られ、体温上昇効果も非常に高い
ドラッグストアやコンビニでも揃えられ、価格も安くて効果抜群!理由は多数ありますが、ふくらはぎマッサージ同様に最も簡単な脂肪燃焼施策ではないでしょうか。
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レビュー★★★★☆ 3.9/5.0(102人レビュー AMAZON)
気持ち良さって重要です。
効果が絶大でも、毎日のジョギングは正直キツイ。どうにかして理由を付けて、おさぼりしてやろうかと考えてしまう…。
しかしその点、このマッサージは最高です。むしろ国が禁止しても隠れてやってやろうと思う程、その心地良さは格別です!
皆様の普段のダイエットに、是非加えて欲しいこのマッサージ。ただ体調管理には、十分お気を付けください!
んじゃ!素敵なダイエットライフを(*‘∀‘)!
加齢とエネルギー代謝 | 【厚生労働省】e-ヘルスネット 情報提供