糖質カットで、脂肪減少!
そんな魅惑的なダイエット効果が謳われる、白インゲン豆。本日は糖質制限に役立つ白インゲン豆の効果と副作用を、イラスト付きで詳しくご紹介します!
炭水化物ブロッカーとして人気の高いカロリミットにも含有される、この自然成分。この成分は、本当に安全で高効果なのでしょうか?
- 白いんげん豆(ファビノール)の働きが、イラスト付きで良く分かる
- サプリの効果と危険性も、分かりやすく理解できる
- 糖質制限中のチートデイにも役立つ、サプリの基本知識が身に付く
白いんげん豆(ファビノール)の役割と効果
ではまず最初に、白いんげん豆(ファビノール)とはどんな成分なのでしょう。この成分は成分名フォアセラミンとも記載される、登録商標済みの米国特許成分名です。
この白いんげん豆(ファビノール)を含有するサプリはカロリミット等があり、食事の前に飲んだら太んないよ!系のサプリには、多くの場合この成分が含まれます。
そしてこの白いんげん豆(ファビノール)に期待される売り文句とは、ズバリ…。
効果:炭水化物が糖になるのを抑える
う、うひょ~(*‘∀‘)!好きな物いくらでも食べ放題や!これ飲んで、スイパラ突撃やぁ~♫
そう考えた人々の一人が、私です。正しくは考えただけではなく、実行した人です。
ただ何を食べても太らないなんて、そんな都合の良いことはありません。ではここからはこの白いんげん豆(ファビノール)の効果を、詳しくご紹介させていただきます。
白いんげん豆(ファビノール)の効果が及ぶ炭水化物
つまり『主食に含まれやすい炭水化物が体内で糖になるのを抑える』ということ。残りのお菓子の砂糖や果糖(果物に多く含まれる)などの単一炭水化物には、白いんげん豆(ファビノール)は効果がありません。
つまりカロリミットのCMで食べている美味しそうなケーキ、白いんげん豆(ファビノール)はあのケーキの糖に対して効果はありません。あれは砂糖等の単糖類にも効果が及ぶギムネマ酸と呼ばれる成分の効果です。
カロリミット等にはこのギムネマ酸が含まれているため、幅広い炭水化物に効果があることを謳っているのです。つまり前提として、白いんげん豆(ファビノール)は『対応できる事故』に種類があるということです。
- 〆のラーメンを食べてしまった
- 家族でお寿司に行くことになった
- 友達にスイパラ誘われちゃった
- 季節限定のカボチャプリンを、お父さんが買ってきた
ではこの前提を元に、白いんげん豆(ファビノール)の働きっぷりを分かりやすくご紹介します。
分かりやすい白いんげん豆(ファビノール)の効果
そしてその炭水化物をバラバラにする分解屋こそが、唾液や膵臓から分泌されるαアミラーゼと呼ばれる成分です。
さらに多糖類から単糖類に分解された炭水化物は、腸壁から吸収できるサイズまで小さくなります。そして腸壁から吸収され、エネルギーとして活用されます。
そしてここからは、ずばり炭水化物を吸収させない方法を考えてみましょう。製薬会社の答えは、αアミラーゼの炭水化物(デンプン)分解を邪魔すればいい、というものでした。
そこで白いんげん豆(ファビノール)が持つ、ポリペプチドのアミラーゼ阻害作用を利用するわけです。つまり分解屋であるアミラーゼを邪魔し、炭水化物を分解させないことを目標とする方法です。
ちなみにポリペプチドは熱に弱いため、生の白いんげん豆を食べてはなりません。もし生で食べてしまった場合にはレクチン(フィトヘマグルニチン)と呼ばれる糖タンパクが腹痛を呼び起こします。
さらにレクチンには過剰摂取による吐き気・嘔吐・胃痛・下痢等の、ガッデムな症状が確認されています。
ただレクチンは、その程度の加熱ではビクともしません。当然視聴者からは、大量の腹痛報告が飛び交ったとのことです。
その数は158人にも上り、30人もの入院者が出てしまいました。中には番組内で「生では食べてはいけない」という忠告すら無視し、生でキメた猛者も一名いらっしゃったようです。
そうすれば炭水化物は吸収できない巨大サイズのまま、顔パスで体内を駆け抜けます。そして、最後にはプリッと茶色の物体で外の世界に飛び出すのです。
そのために白いんげん豆(ファビノール)のポリペプチドを活用し、αアミラーゼの分解を阻害する。これこそが白いんげん豆(ファビノール)を含有するサプリの持つ、糖質カット効果の秘密とされます。
これは腸内環境を正常化して便秘を解消すると謳うサプリにも、同様の効果が記載されています。
白いんげん豆(ファビノール)の効果まとめ
つまり白いんげん豆(ファビノール)の効果をまとめると、以下の通りです。
- αアミラーゼは、炭水化物を吸収できるサイズまで分解する
- そのαアミラーゼを阻害すれば、炭水化物は大きいまま体内を通過する
- 結果的に炭水化物は腸壁から吸収されず、体内から便として排出される
- 結果として糖は吸収されず、大腸も綺麗に清掃以下の点で判断される
- 便秘も解消され、インスリンの分泌も抑えられ、結果的に脂肪も付きにくくなる
このようにファビノールの効果は、非常に理に適うものばかり。ただし今回はこの白いんげん豆(ファビノール)に関して、数点の疑問がのこります。
それはズバリ、以下二つの疑問です。
- 炭水化物をそのまま排出して良いのか
- サプリは腹痛にならないのか
まず本来は体に吸収されるべき炭水化物を、分解しないまま出して良いのでしょうか。さらに生のまま食べると腹痛になるのに、サプリを飲んでも大丈夫なのでしょうか。
これらの疑問と合わせて、次に白いんげん豆の危険性と副作用をご覧ください。
- 1
- 2