美味しい塩を生かしたスープは、体が震える一口になる。
特に鶏皮の持つ、生まれながらの抜群エキスを生かしたら。
さらに玉葱の甘さに、オニオン生姜の蕩ける味わい。
あらゆる旨味を持ち寄ったら、お塩だけで非常に美味しく仕上げよう。
本日ご紹介する、ドシンプルな鶏皮オニオン大蒜生姜スープ。
体に沁み込む感覚を、手に取るようにご体験いただける逸品だ。
鶏皮オニオン大蒜生姜スープの美味しい糖質オフレシピ
・鶏皮 150g
・玉ねぎ 1個
・生姜 1/6片
・大蒜 2片
食材の味わいを生かす、本日の極シンプルスープ。
そのため大蒜は国産、玉ねぎは新玉にお越しいただいた次第である。
・料理酒 大さじ2
・美味しい塩 小さじ1
今宵キッチンから選ばれた、最も美味しいこちらのお塩。
雪塩と呼ばれるサラサラタイプで、滑らかな味わいが最高にお気に入りである。
精製塩とは一味違う、旨味とミネラルが文句なしの逸品だ。
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まずはハイカロリーながら大変美味しい新鮮鶏皮を、一口サイズに細かくカット。
100g78円という低価格で買えるため、いつも精肉コーナーからの手招きに負けそうになる。
こちらを150gだけ活用し、本日の極潤スープを作成させていただこう。
生姜は1/6片の皮を剥き、すりおろし器でシャコシャコと。
大蒜も2片の皮を取り、薄くスライスしていただきたい。
よく大学時代にこの2食材でスープを作り、ゼミに持って行っていたものである。
意識高い系OLというあだ名を貰った、大変楽しい記憶である。
この極上の薄さにより、玉ねぎの甘みがガンガン沁みだす。
こちらも1個8円で大量に購入し、毎日炒め玉葱だけを学食で食べていた懐かしい記憶が。
ちなみになぜ、それほど極貧だったのか。
それは美味しいと評判のご飯屋さんを、夢中で食べ歩いていたからだ。(本末転倒)
まずはお鍋に以下を入れ、沸騰させていただけるだろうか。
・水 700ml
・料理酒 大さじ2
まずは鶏皮だけをクツクツ煮込み、アクを取り出す工程から。
ぷりぷりに…そしてトロトロになるのですよ…。
こちらは結構えげつない時間で、たっぷり旨味を絞り出していただきたい。
食感は柔らかくなるわ、エキスは飛び出すわ、ぶっちゃけカロリーは高いわ…。
ちょっとした背徳感と共に、そりゃもう最高にソワソワ楽しい時間である。
・残り全食材
・美味しい塩 小さじ1
あとはこちらも、中火でひたすら20分。
徹底的に、クツクツコトコトやっちゃっていただけるだろうか。
というのも、ミネラルを大量に含んだお塩の場合、塩味がちょっと少ない場合がある。
ご使用いただいた塩の塩気に併せて、適宜ご調節いただきたいのだ。
価格も激安で、風邪っぴきさんにも最適。
タップリ完成するため、マスクをつけた友人宅にご持参いただきたい。
低糖質の美味しさチェック
その透明感に、思わず美しい真夏の海辺を想像してしまう。
美しい鶏皮、蕩ける玉葱、照り付ける太陽、鳴り響く胃袋…。
あぁ、もう我慢ができそうにない。
では早速、一口ズズズといただこう。
銭湯に入る江戸っ子のような、腹の中から飛び出す嗚咽。
体に近い浸透圧だからなのか、溢れる旨味が猛烈に沁み込んでくる。
あぁ塩とチキンスープ、本当に美味しい。
これは美味しい鰻丼などに付いてくる、これを目当てに来店する美味しさだ。
あぁ、美味しい。
美味しいスープがあれば、毎日はもっと楽しくなるに違いない。
今回雪塩という美味しい塩を使わせていただいたが、皆様はどんなお塩を使っていただくのだろう。
ヒマラヤピンク岩塩、ちょっと買ってみようかな?
塩への信頼と尊敬を禁じ得ない、猛烈に沁み込む逸品だった。