野菜が蕩けた時の、美味しさは異常。
キャベツ然り玉ねぎ然り、そしてズッキーニも例外ではない。
しかし個人的に、最もトロトロしていただきたい野菜がいる。
その名はトマト、糖質制限では避けられやすい甘みと酸味の帝王だ。
そして本日ご紹介する、丸ごとトマトの葱たま生姜味噌汁。
溶かして飲み干せば気分は酸辣湯、酸味と塩気が堪らない逸品である。
丸ごとトマトの葱たま生姜味噌汁の美味しい糖質オフレシピ
・熟したトマト 1個
・卵 2個
・小葱 1/3袋
価格も非常にお安く、1個だけトマトが余った時に最適な本日のレシピ。
具沢山で朝ご飯にも最高、朝から低カロにニッコリである。
・ごま油 小さじ0.5
・おろし生姜 小さじ1
・ほんだし 小さじ0.5
・味噌 大さじ1
日本中でご当地の味わいが存在する、味噌汁の味付け。
個人的に大好きなのは、生姜と一味とほんだしをしっかり効かせたお味噌汁だ。
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まずは小葱を包丁でカットし、ボールにイン。
今回は1/3袋分だけ使用するが、お好みに合わせてご追加いただいてもOKだ。
ちなみに今回包丁でカットした際にこぼした小葱は、4ねぎー。
なかなか自己記録の2ねぎーを超えられず、小葱切りの難しさを痛感している。
まずは包丁で、頂点にスタイリッシュな写真の様な切れ込みを。
さらに後ろ側のヘタに関しても、包丁でぐるりと切り取っていただければ幸いだ。
ただ物理的にヘタの部分と頂点の部分を同時に撮影できなかったため、何卒ご容赦いただきたい。
・水 400ml
・おろし生姜 小さじ1
・トマト 1個(ヘタを下にして)
まず最初はトマトを柔らかくして、旨味と酸味を取り出す作業から。
水に生姜を溶かしたらトマトを真ん中に配置して、蓋をして中火で17分間に詰めていただきたい。
ちょっと長めのお時間だが、こちらは基本放置でOKである。
またこの状態で皮を取っても良いが、今回は食べる際に取り外したい。
しかしトマトもまさか、自分がお味噌汁になるとは思っていないはず。
今日はイタリアンな気分♪とか、インスタで呟いているかもしれない。
『#お風呂上り #すっぴん』とか、タグ付けしているかもしれない。
・ほんだし 小さじ0.5
・味噌 大さじ1
またこれらの調味料を投入する際には、火を止めていただければ幸いだ。
こちらも食感を残す様に、20秒ほど煮込んでいただけるだろうか。
この辺りからトマトも、今日は和だな…と勘づき始めている。
美味しい味噌汁になろうではないか。
この際は中火で熱しながら、じんわりと卵を固めていく要領で進めていただきたい。
そうすれば約20秒ほどで、美味しい葱かきたま味噌汁の完成である。
酸味と塩気が大変美味しい、本日の丸ごとトマトの葱たま生姜味噌汁。
ダイエット中の朝ご飯にも最適な、作り置きも簡単な逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
あとは皮を取り、スープに溶かし込みながら楽しむだけ。
夏場は冷製スープとして楽しむお気に入りの逸品も、冬場に作ったのは初めてだ。
温かな塩気に酸味を溶かし、早速一口すすらせていただこう。
さらに生姜の香りも広がり、味わいはまるで中華の酸辣湯。
かきたまの食感も美味しく、これは大変なご馳走だ。
1個だけ残っていたトマトが、これほど美味しい主役の逸品になるなんて。
味噌汁にしても、本当に美味しいトマトの甘じょっぱさ…。
父さん、お前のこと誤解していたよ。
『かきたま』とはどちら様が思いつかれたのか、素晴らしい発明品だと思う。
かきたま&トマト味噌汁、これはトマト好きの友人に教えてあげなくちゃ。
ちなみにトマトが好きすぎる彼女のPCには、トマト専用フォルダが存在する。
過去に食べてきたトマト料理だけを、専用フォルダで保管しているのだ。
それほど愛されるトマトのような人間に、私もなりたい。