低糖質なお食事を目指す中で、立ちはだかる一つの壁。
その壁だけはどうやっても乗り越えられない、そんなご意見もあるだろう。
そう、その山脈の名前はおしゅし。
可愛らしいネーミングとは裏腹に、ダイエット中に何度も誘惑してくる狡猾な子である。
そんな本日はおしゅし感全開の、カニカマおからの簡単かっぱ巻き。
生おからがこんなに頑張るなんて、父さんとっても嬉しいです。
おからの簡単カニカマかっぱ巻きの美味しい低糖質レシピ
・生おから 200g
・キュウリ 1本(使用するのは半分)
・海苔 大きめ3枚
・カニカマ 3本
・木綿豆腐 1/3丁
まるで手巻き寿司パーティーのワイワイ感が投影されたような、本日の食材達。
ちなみに大きめ海苔が一枚づつバラで販売されたら、ノーベル平和賞を受賞すると確信している。
だって袋タイプは、1000%湿気るから。
・蜂蜜 小さじ1
・塩 小さじ0.7
・ごま油 小さじ1.5
・白ごま 小さじ1.5
・穀物酢 大さじ2.5
味付けに関しては、かっぱ巻きの美味しさを邪魔しないシンプルなおしゅしテイストに。
またお寿司の酢飯に少量の蜂蜜を使うと、驚くほど美味マイルドに仕上がるのだ。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは木綿豆腐100g(1/3丁)に、大量のクッキングペーパーを乗せて。
さらにその上から2.5㎏程度の重りを乗せて、約3分間水気を取り除いていこう。
今回も始まりました、木綿豆腐の公開筋トレタイム。
夏本番に向けて、お豆腐たちのボディメイクもなかなか大変である。
OH…(;´・ω・)
ヘタをくるくる回しながら、キュウリのアクをしっかり取り除いていただきたい。(約30秒)
こちらをさらにかっぱ巻きサイズの、細長い手巻き寿司サイズに包丁でカット。
イメージとしては野菜スティックで摘まめるような、細長い形に切り分けていただけるだろうか。
・蜂蜜 小さじ1
・塩 小さじ0.7
・ごま油 小さじ1.5
・穀物酢 大さじ2.5
おから+豆腐と混ぜるにもかかわらず、美味しい酢飯を実現するこちらの組み合わせ。
少量の蜂蜜の優しい甘さが、非常に癖になる寿司テイストを演出してくれる。
ここでラップなしの600Wで、90秒間レンチンしていただきたい。
一度温めることで、おからと寿司タネの馴染まり度も格段にUP。
いまだお寿司だと言い張れるビジュアルではないが、何とか頑張っていただきたい。
半分入れては、シャコシャコ混ぜて。
さらに残り半分を入れて、再度しっかり混ぜておこう。
そして仕上げに白ゴマ小さじ1.5も混ぜていただくと、これにて美味しいおから酢飯の完成である。
まずは大きめ海苔を巻きすに広げ、5㎜程度の厚みでおからを中央付近に広げて。
さらに細切りキュウリ2本、カニカマ1本分をほぐして並べておこう。
今回のおから寿司は、最も巻き易い水分量に仕上げさせていただいた。
そのため意外と簡単で、むきー(;´Д`)!!となることも少ないだろう。
ポイントとしてはファーストクルリの時に、手前の海苔の端っこを具材の端部分に合わせる感じ。
あとはギュッとしてグッとすれば、ニコッとなる完成となるだろう。
またお好みで少量のワサビ醤油を添えれば、まさに完璧。
おからがお寿司に弟子入りした、素敵なおしゅし曜日になりそうだ。
低糖質の美味しさチェック
にもかかわらず、意外なまでの作りやすさに感動している。
お米を炊くより遥かに速く、満足感は余裕の肉まん越え。
おから200gも使用しているだけあって、全て食べ切るのは不可能だと本能的に気づかされる。
では早速、お寿司で腹パンパンという夢に向かって突っ走ろう。
するとその瞬間、脳が一気に誤作動を起こす。
おお!?
今日のご飯はおしゅしじゃないか(*‘∀‘)!
その感動を引き起こすのは、まさに酢飯の旨さ。
絶妙な酢飯具合が、大好物のかっぱ巻きの美味しさを引き出している。
確かに完全なかっぱ巻きではないが、最高にあっさりして食べやすい。
具材のキュウリとカニカマも、しゃきしゃきで甘くてご機嫌だ。
ワサビの香りがツンと広がり、もはや気分はかっぱ寿司。
極めてヘルシーながら、とても高水準なおからレシピではないだろうか。
ダイエット中でなくてもまた食べたい、気づけば摘まんでいる逸品だった。