汁物界で、一人別格の存在感を放つ存在。
それは豚汁、老若男女に人気の最強スープだ。
夜食のお握りと食べるも良し、畑で取れたカボチャを入れるも良し。
ご家庭の数だけ種類がある、カスタマイズしやすい最高の汁物ではないだろうか。
そんな本日は、絶品具だくさん中華生姜豚汁をご紹介したい。
寒い日も寝起きでも、思わず飲み干してしまう絶品な逸品だ。
絶品具だくさん中華生姜豚汁の美味しい糖質オフレシピ
熱量:363kcalたんぱく質:動物 11.0g 植物 2.7g※上記は1人分/下茹で用未換算
・豚バラ肉 150g
・蒟蒻 200g
・茄子 小ぶり2本
実家の豚汁は、オーソドックスな人参・ごぼうタイプ。
そして我が家の豚汁は、生姜と鶏がらを効かせた中華タイプだ。
今回は低カロテクニックも加えつつ、お鍋一杯に完成させよう。
・ほんだし 小さじ0.7
・味噌 大さじ2
・料理酒 大さじ1
・おろし生姜 小さじ1.5
・鶏がらスープの素 小さじ0.5
実は非常にシンプルな、美味しい豚汁の基本調味料。
さすがは炊き出しでご活躍されるだけあって、簡単&庶民派の味方的調理法だ。
まず豚バラ肉150gは、パックから出してそのまま一刀両断。
さらに小ぶりのナス2本は、ヘタを取って半月切りにしていただきたい。
ちなみにナスの厚みは、2㎜程度が最高。
次に登場する蒟蒻と、同じ厚みにスライスしていただけるだろうか。
こちらも袋から取り出したら、まずは横に一刀両断。
その上で2㎜幅にスライスし、ぺちぺち叩きやすい形状に仕上げていただこう。
ぺちぺち蒟蒻は水に付けたら、そのまま600Wで4分間レンチンしよう。
本来は茹でてアクを抜く工程も、今回は一気に楽々モードで。
特に夏場のキッチンでは、可能な限り調理熱にはご遠慮いただこう。
まずはフライパンを強火で加熱し、今回は油は一切なし。
その代わりに豚バラ150gを30秒炒め、染みだす豚脂を頂戴しよう。
・スライス蒟蒻
・半月切り茄子
こちらは強火で4分間ジャンジャカ炒め、豚脂をしっかり絡めたい。
見た目は地味でも、破壊力抜群な美味しい豚汁。
幼少期におばあちゃん家を訪れた際も、豚汁だけは真っ先に飲み干した記憶がある。
その他のお盆菓子は、私の幼心には刺さらなかったが。
・水 450ml
・料理酒 大さじ1
・おろし生姜 小さじ1.5
今回の豚汁は、とにかく生姜をガッツリ効かせて。
脳に突き刺さるような刺激と旨さが、お菓子より人気を博す理由である。
・ほんだし 小さじ0.7
・味噌 大さじ2
・鶏がらスープの素 小さじ0.5
混ぜた後は少しだけ沸騰させ、味を馴染ませていただければ完璧だ。
これだけでお腹いっぱいにしたくなる、絶品中華生姜豚汁の完成である。
トロトロに溶けた茄子の旨味、畑の中心で有難う(*‘∀‘)!と叫んできます。
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低糖質の美味しさチェック
突然汁物に告白してしまう、食欲抗えぬ豚汁の香り。
茄子の甘さと豚の旨味、さらに生姜の刺激を鼻孔で感じる。
しかも本日は、蒟蒻はこっそり通常の二倍。
しかしそれでも違和感のない、他具材の美味しい援護射撃をご堪能いただきたい。
通常のお味噌汁には少ない、野菜の甘みと豚バラ肉の蕩けるような旨さ。
さらに茄子を加えることで、味醂不使用でも甘みをしっかりと演出できる。
あぁ、一年中いつ食べても美味しい。
たとえ本日が灼熱35度の真夏でも、全然気にならない熱々な満足感だ。
だってクーラーの設定が24度だから。
少し濃いめに仕上げた分、ソイライス・ソイドル・糖質ゼロ麺が活躍するだろう。
少量でも料理を支配する、蕩ける旨味の豚バラ肉。
150gでなく100gでも、きっと素晴らしいお仕事をしてくれるだろう。
毎日でも飲みたい、美味しい豚汁。
飲み過ぎてあだ名が豚汁になると困るが、明日も飲みたい逸品だった。