健康的な脂肪燃焼。
できるだけ早く、理想のボディラインを作りたい。ただ無理なダイエットで、体を壊しては元も子もありません。
そんな時に活躍する、リバウンドや体調不良を起こさない栄養スープ。ここでは美味しく超効率的な脂肪燃焼スープの作り方をイラスト付きでご紹介します!
- より健康的な脂肪燃焼スープの作り方が分かる
- 極端なカロリー制限ではなく、代謝UPも味方にできる
- 毎日の美味しい食事から、理想的なボディメイクが出来る
健康的なダイエットスープとは?
そんな謳い文句を持つ市販スープの多くは、圧倒的な低カロリーが特徴です。しかし80kcal程度の超低カロスープは、正直不安が伴います。
確かに脂肪を1kg燃焼させるなら、計算上約7000kcal分のカロリー消費すればOKです。それは消費カロリー > 摂取カロリーを継続することで、理論上は最短3日程度で実現可能です。
必要な熱量が足りない場合、体は当然に欠乏状態。それは痩せると言うより、一種の飢餓に近い状態です。
ではここで『何をもって健康とするのか』、事前に定義を定めておきましょう。今回推奨する健康的な燃焼スープとは、以下の特徴を持つスープです。
- 高たんぱく・低脂質・低糖質
- 体温を上げる熱性・温性食材
- 誤魔化さない満足感
- 栄養効率の高い調理法
高たんぱく・低糖質にて、筋肉の分解を防ぎつつ脂肪燃焼を…。さらに体温を上昇させる食材で、効率的な代謝促進を…!
さらには食欲の暴発を抑える、美味しくて満足度の高いスープを…。そしてダメ押しには栄養を効率良く補給する調理工程を採用しましょう!
超効果的な脂肪燃焼スープの作り方
栄養満点、体もニッコリ…。安全性にも配慮した山盛りスープを、モリモリお召し上がりください。
STEP➀ 食材の選び方
まず最初は、脂肪燃焼効率の高い食材を用意します。ここでは以下の要素を満たす食材であることが重要です。
- 高たんぱく・程良い脂質&低糖質
- 水分でごまかさず、豊富な具材で満足感を得る
- 食材自体の栄養分が高い
- 体温を上げる熱性・温性食物の使用量を増やす
特に重要なのは、④の熱性・温性食物を使用すること。今回の脂肪燃焼スープでは、優先的にこちらの食材を使用していただきます。
そしてこの温性・熱性食物とは、以下の性質を持つ食材です。その魅惑の特徴は、脂肪燃焼スープに欠かせない素敵メリットばかりです。
血流を改善し、体温を上昇させる性質を持つ食材食品。血流上昇からの体温上昇は基礎代謝向上に繋がり、結果的な脂肪燃焼に直結しやすい。
- 食材例(肉系):良質なたんぱく質(鶏肉等)鰯・鯵・海老
- 食材例(野菜):生姜・ニラ・大蒜・カブ・カボチャ・玉葱・ネギ
- 調味料例:料理酒・クミン
※玉葱・カボチャに関しては高糖質のため、適宜バランス良く
温性食物より高い体温上昇作用を持つ、血流改善作用に優れた食材。風邪を召された際のお粥にも用いられ、高い代謝促進作用温性・熱性食物を重点的に摂取を持つ。
有名な食材としては刺激の強い香辛料等などがあり、過剰摂取時ではニキビ等に繋がる場合もある。ただ少量であれば脂肪燃焼効果のみを享受できる、非常に有用な食材。
- 食材例:山椒・唐辛子・胡椒・カレー粉
つまり体を温める食材を積極的に使用しつつ、体を冷やす食材を減らします。例えるなら柔道部の部室で、鍋焼きうどんを食べるイメージです。
そしてこの寒性・涼性食物で、スープに使われやすいのは以下の野菜達。もちろん絶対禁止ということではなく、ちょっと脂肪燃焼効果減っちゃうかな?と言った程度だとお考え下さい。
涼性食物 |
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寒性食物 |
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※涼性・寒性食物が少し加えた方が良いとする見解もあり
さらにできるだけ無添加物・低農薬の食材・調味料を選択すれば…!市販のダイエットスープより、高い脂肪燃焼効果と安全性が約束されるでしょう。
毎日食べる食材は、私達の体をダイレクトに形成します。より健康的な食材を選び、美味しい一口をズズズとお召し上がりください!
STEP1 脂肪燃焼スープを調理!
その手順は、僅か3手順。毎日作る脂肪燃焼スープだからこそ、激簡単な作り方が最高です。
① 鶏胸肉・ささみの美味しい下処理
また鶏つみれ団子の場合は、ミンチにして少量の片栗粉を加えます。味付けは鶏ガラ・コンソメ・塩胡椒など、シンプルな出汁調味料が良いでしょう。
さらに片栗粉の代わりにエノキミンチを繋ぎに使うと、食感も劇的フワフワに。海老でも鯵でも鶏肉でも、より柔らかな肉団子をお楽しみいただけます。
さらに鶏団子に生姜やニンニクを練り込めば、もはや熱性食物の村。一口食べると体がポッポする、体温上昇効果をご実感いただけるのではないでしょうか。
またここまでの鶏団子レシピは、以下の記事も是非ご覧ください。脂肪燃焼スープの具材に最適な、超簡単な鶏団子レシピをまとめています。
② 鶏胸肉・ささみの美味しい調理法
そして次は、下処理した鶏むね肉・ささみ等を調理します。ここでは以下を混ぜた特別なお湯を使い、非常に柔らかく仕上げましょう。
ただ特別なお湯と言っても、お湯に料理酒を混ぜるだけ。これと言って難しいことはありません。
- 水 1000ml
- 料理酒 50ml
そして上記の『柔らかの湯』を沸騰させたら、食材ごとに以下の調理を施します。こちらも茹でる・放置するの二種類だけ、面倒な調理は一切ありません。
- 鶏むね肉・ささみ → 沸騰したお湯に丸めて投入し、火を止めて蓋をして15分放置
- 鶏団子・鶏つみれ → 沸騰したお湯の火を止めず、中火で5分30秒茹でる
ちなみにこの茹で汁には、料理酒の熱性も含まれます。料理酒のアルコールは大部分が加熱で飛びますので、お酒が苦手な方でもお召し上がりいただけます。
➂ ゆで汁を使った、脂肪燃焼スープ作成
- 【味のベース】味噌だし・白だし・ほんだし・カレーだし
- 【香辛料】おろしニンニク・おろし生姜・山椒・唐辛子・胡椒・カレー粉等
ただお野菜は煮込むことで、その栄養素が一定量減少します。(栄養素の失活)その茹でることによる栄養素の失活は、以下の記事をご参照いただければ幸いです。
そのためここでは、皆様が最もやり易い調理法をご紹介しました。恐らくその方が長続きし、結果的に多くの脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
調理工程は気にし過ぎず、安全性と脂肪燃焼性質だけを高める。そしてお肉で食べ応えを追求し、高たんぱく・中脂質・低糖質に抑えていただくと完璧です。
では最後に、栄養素の失活を回避する調理法をご紹介します。是非もうちょっと読んでやろうかな?と、次のページをめくってください。
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