嬉しい味変。アボカド茗荷の酢醤油和風ささ身サラダ（糖質3.9g）

・ささみ　　　　　3本
・茗荷　　　　　　2個
・アボカド　　　　1/2個
・大根　　　　　　1/9本

今回の食卓は、まさに和風一色。

茗荷を入れてしまうところなど、幼少期の私にはない発想である。

・醤油　　　　　　大さじ1.5
・お酢　　　　　　大さじ1.5
・料理酒　　　　　小さじ2
・すりごま　　　　大さじ0.5
・塩　　　　　　　軽く4ふり
・生姜チューブ　　小さじ0.5

ここまで和で攻め込むとは、私も大人げない。

フィリピン出身であろうアボカド殿が、完全に怖気づいているではないか。

まずささ身に斜めの切れ込みを入れ、以下の調味料をまぶそう。

・料理酒　　小さじ2
・塩　　　　軽く4ふり

いつも通りの行程だが、今日の私にはアボカドおろしがある。

まるで買いたての服を毎日着るような、新鮮な気分に包まれているのだ。

コンビニ行くためにズボンを履くより、もしかしたら早いかもしれない。

いやしかし実際には、ズボンを履くだけでそんなに時間はかからない。

さらに言えば、何故ズボンを履いていない前提なのだろう。

この溢れるチキンエキスが、あらゆる食材とマッチする。

もしチキンラーメンに入れたら、どれほどのチキン軍団が私を襲うのだろう。

苦みに強い方は、そのまま混ぜ込んでいただいても結構だ。

個人的には少し苦みを抑えたほうが、より他の食材の旨みが引き立つと考えている。

そして完成後は、軽く水気を切っていただけるだろうか。

ここで言う軽くとは、ハムスターを包み込むくらいの適度なふにっと感だ。

トトロのメイちゃんの様に、全力で押しつぶさないようご配慮いただきたい。

・醤油　　　　　大さじ1.5
・お酢　　　　　大さじ1.5
・すりごま　　　大さじ0.5
・生姜チューブ　小さじ0.5

そしてこれを軽くかき混ぜ、これから訪問するアボカドを待ち構えていただきたい。

もちろんアボカドを丸ごと一個、入れていただいても構わない。

アボカドアボカドした食感もまた、非常に良く合うだろう。

しゃきしゃき・まろやかな快感を、心行くまでお楽しみいただきたい。

食感も旨みも人それぞれ、果たして彼らは仲良くできるのだろうか。

初めてクラスを担当する、新米の小学校講師。

そんな気分を噛みしめながら、いざいただこう。

醤油とお酢の鉄板の組み合わせに、ささ身と茗荷がシャキシャキ踊る。

ああ、非常に美味しい。

これに関しては、間違いない系の味である。

あぁ、アボカドおろし最高だ。

アボカドの恐ろしいポテンシャルを感じた、非常に美味しい逸品だった。