タッパに詰め込まれた、山盛りの芳醇な肉味噌。
まだ残っているのかと、冷蔵庫を開ける度に嬉しくなる。
今日は何に掛けようか、明日の分は残せるだろうか。
そんなワクワク感は、まさに遠足を控えた小学生の気分である。
本日ご紹介する、茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐。
圧倒的な山盛り肉味噌を、豆腐に攻め込ませる逸品だ。
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茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐の美味しい糖質オフレシピ
熱量:444kcalたんぱく質:動物 20.5g 植物 11.2g※上記データは1人分です 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/bd54e71e9b649dcd627ee3777749a72c.jpg)
・豚ひき肉 200g
・干し椎茸 2個
・茗荷 4個
・卵 黄身1個
豚ひき肉のパンチ力を、さらに茗荷の苦みで引き上げる。
さらに干し椎茸の熟練された旨みを練り込めば、大変美味しい肉みそが完成する。
ただ今回は甘みを抑えて、より長く楽しみやすい美味しさに仕上げよう。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/d6d8950507f42ac0f6e24a5c26e444d9.jpg)
約30分程度でいい感じに復活する、この干し椎茸。
これは台湾のお土産として購入し、なぜか私が愛用している逸品である。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/66d321087e59a1598af436aa4e01fde0.jpg)
・塩/黒胡椒 各軽く8ふり
・豆板醤 小さじ1
・醤油 小さじ2
・片栗粉 小さじ1
・粉山椒 軽く8ふり
・ごま油 大さじ1
・オイスターソース 小さじ2
・大蒜/生姜チューブ 各小さじ1.5
肉味噌の味付けは、例えるなら思わずタッパの蓋を開けてしまう味わい。
とても抽象的な表現だが、タッパ開封味という名称で、いつか広く認知されるかもしれない。
![蜀咏悄 2017-09-02 14 12 36](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/7e5d31dd7cd874172e80faec0f953c15.jpg)
この際、戻した干し椎茸の出汁はしっかりご保管いただきたい。
後に肉味噌のベースとなる、なんとも美味しいエキスに仕上がっているのだ。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/d3ce06ee396cc78f31fcf0624baee372.jpg)
まずはお鍋に以下の調味料を加え、中火で約30秒加熱していただきたい。
・ごま油 小さじ1
・大蒜/生姜チューブ 各小さじ1.5
オリーブオイルよりグッと芳醇な香りが広がり、一気にテンションの上がる瞬間である。
勢いに任せてお米を炊くならば、この瞬間を逃してはならないだろう。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/496fae2371a67c03cb7bfdda648fca9d.jpg)
・豚ひき肉 200g
・干し椎茸 2個
・茗荷 4個
茗荷の苦みもあっという間に消え、独特の風味と食感だけが生き残るだろう。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/aaf1cc06ec374099392b73e6b1011c43.jpg)
・椎茸の戻し汁 全部
・塩/黒胡椒 各軽く4ふり
・豆板醤 小さじ1
・醤油 小さじ2
・オイスターソース 小さじ2
ここは少し煮詰める要領で、クツクツ旨みを閉じ込める。
お鍋一杯の肉味噌は、糖質ゼロ麺などの麺類とも相性バッチリである。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/f38e2d4af6fee98b7c4ab572823b02b1.jpg)
・片栗粉 小さじ1
・水 大さじ1
※これらを水溶き片栗粉として。
このトロミのおかげで、豆腐との絡まり方も格段に上昇する。
その絡みっぷりは、まるで無礼講という免罪符を手に入れた、飲み会の上司レベルである。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/16715018be208bad307e7b3d7c294bca.jpg)
まずはお鍋にごま油を小さじ2加え、中火で加熱していただきたい。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/79b3a344eb080014a1f9684621733eaf.jpg)
そして塩と黒胡椒を軽く4ふり加え、水分が飛び少し焦げ目がつくまで焼き上げていただきたい。
目安としては、中火で両面あわせて約3分間。
この工程は、鼻歌交じりでも結構大丈夫である。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/07db2f0a7e9ffd0f2b8b8e043c344cbb-e1504330777639.jpg)
さらに黄身を乗せ粉山椒を軽く8ふり、モリモリかければいざ完成である。
大変お待たせして、誠に申し訳ない。
低糖質の美味しさチェック
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/1254492556ff99b40e8d5aab7ceb31ed.jpg)
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/1254492556ff99b40e8d5aab7ceb31ed.jpg)
そのメリットは、持ち上げやすく肉味噌を存分に乗せられること。
では早速、この素敵な黄身味噌肉山に登頂しよう。
タップリ振りかけられた粉山椒が、まるで雪景色である。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/62bbfcedadd3dece7391c9b0314c2865.jpg)
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/62bbfcedadd3dece7391c9b0314c2865.jpg)
そしておもむろに一口味見をすると、何ともシックな旨さである。
干し椎茸の濃い旨みと、豆板醤の仄かな辛み。
香辛料にまみれた肉味噌が、大変深い味わいである。
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/ea37c9b6972ac5939cd48345f5323db9.jpg)
![茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/09/ea37c9b6972ac5939cd48345f5323db9.jpg)
一口パクリと頬張れば、大変にっこりな肉の旨さを楽しめる。
お豆腐の淡白な味に、少し濃い目の塩気の旨さ。
全てをお肉にしないことで、いくらでも食べられる肉味噌の軽さ。
大蒜と生姜の香りも手伝い、もう大変にハッピーである。
大量に出来る、香味モリモリの美味しい肉味噌。
是非みなさまのお勧めの食べ方を、お教え頂きたい逸品だった。