しっかり辛くて、たっぷり旨い。
そんな二つの味が混在する、台湾で愛される砂肝レシピをご存じだろうか。
甘さと辛さが殴り合う、辛みが優勢なその味わい。
しかし一口食べるごとに箸が進む、謎の推進力が魅力の逸品。
本日ご紹介する、柔らか砂肝の大蒜五味炒め。
気付けばお皿に視線が動く、辛みから逃れられない逸品だ。
柔らか砂肝の大蒜五味炒めの美味しいダイエットレシピ
熱量:222kcalたんぱく質:動物 25.1g 植物 1.1g※上記は1人分/下茹で用未換算
・砂肝 300g
・大蒜の芽 4本
本場台湾の飲み屋で夢中で食べた、砂肝の五味炒め。
辛みと甘みの混在するあの感動を、本日はそっくりご自宅にお招きしよう。
・塩/黒胡椒 各軽く6ふり
・タバスコ 軽く6ふり
・醤油 小さじ2
・料理酒 大さじ1
・ケチャップ 大さじ1
・生姜チューブ 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・オイスターソース 小さじ1
・料理酒 100㏄(下茹で用)
そして味付けは、かなりガチ目なタバスコ系。
額から汗と後悔が染み出す、圧巻の旨辛をお楽しみいただきたい。
今回の五味炒めで必要になる、柔らかくて癖になる砂肝触感。
まずは以下の工程で柔らか処理を行い、縦半分にカットしていただけるだろうか。
・水 1000㏄
・料理酒 100㏄
こちらは昨年も繰り返しお世話になった、秘伝の柔らかの湯。
時に私自身もつかりたくなる、お肉系を柔らかく仕上げてくださるセラピスト的存在だ。
砂肝のアクも綺麗に取り除かれ、立派なおつまみに早変わり。
100g78円の砂肝が、市販の砂肝ジャーキーに負けない柔らかさに進化するだろう。
こちらは約3㎝間隔にカットし以下の調味料をかけて、ラップをして600Wで3分レンチンしよう。
・塩 軽く3ふり
・料理酒 大さじ1
こちらも大変柔らかく、香りも抜群なおつまみ兵士に仕上がるだろう。
300gもあった砂肝が、なんということでしょう。
ちょっと量がしょんぼりしてしまったが、その分美味しさも凝縮されているのでご安心を。
まずは以下の調味料をお鍋に投入し、中火で20秒加熱していただけるだろうか。
・生姜チューブ 小さじ1
・ごま油 大さじ1
ここからは一気に辛みが生まれるため、ここでおとなしい砂肝とはお別れである。
そして悪魔的辛さから引き返すなら、ここが最後のチャンスである。
次の調味料を投入したら、もはやホットな夜に強制入場となるだろう。
・塩/黒胡椒 軽く3ふり/軽く6ふり
・タバスコ 軽く6ふり
・醤油 小さじ2
・ケチャップ 大さじ1
・オイスターソース 小さじ1
タバスコに関しては、この軽く6ふりが一つの基準になる。
より強い辛さを追及されるなら、1辛・2辛と更なる高みを目指していただきたい。
普段はあまり馴染みの少ない、台湾名物五味炒め。
『あれ?五味もある?』という小さな疑問は、この際そっと飲み込んでいただけるだろうか。
低糖質の美味しさチェック
甘さの代わりにコクを追加し、酸味が広がる香りが特徴である。
艶やかな柔らか砂肝もたっぷり広がり、これは楽しい夜になりそうだ。
では早速、美味しい一口をいざパクリといこう。
しっとりとした肉質に、こりこり感なく歯が通る。
まるで上質のジャーキーのような歯ごたえに、砂肝の美味しさが凝縮されている。
あぁ、美味しい。
そしていわずともがな、辛さと旨味が猛烈に襲い掛かってくる。