濃厚なトマトの旨みを、食べ応えのある食材と絡める。
絡まり合うチーズを引っ張り、ソースをすくうように持ち上げる。
あぁ堪らない。
イタリア料理とは、なぜこんなにも魅力的なのだろう。
本日ご紹介する、海老ソースの厚揚げ濃厚トマトチーズ煮込み。
トマト=イタリアンと考える単純な私を、どうか許して欲しい。
海老ソースの厚揚げ濃厚トマトチーズ煮込みの美味しい糖質オフレシピ
熱量:315kcalたんぱく質:動物 14.4g 植物 14.1g※上記は1人分/下茹で用未換算

・厚揚げ 1枚(約200g)
・エリンギ 1パック
・生エビ 6匹
・大蒜 1片
・トマト缶 1/2缶(200g)
・溶けるチーズ 30g
今回の高額商品である海老は、セールを狙い撃ちしたものだ。
冷凍庫ストックしておくと、いざという時に大活躍する海の男だ。

・コンソメ 小さじ1
・醤油 小さじ2
・塩/黒胡椒 各軽く3ふり
・砂糖 小さじ0.5
・生姜チューブ 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
和風イタリアンの決め手、醤油もしっかりと活かそう。
煮詰めたトマトと醤油の組み合わせは、日本人の舌を知り尽くしている旨さだ。

包丁の角を差し入れるように、背中と腹のワタを取り除いて欲しい。
子供の頃、これを取る作業が最高に好きだった。
喜々として背ワタを取る孫を、おばあちゃんはどう感じていたのだろう。

エビからも良い出汁を取り出すため、かなり細かくミンチ状にしておこう。

包丁でも可能だが、いつもぶんぶんチョッパー先生にお任せする。
彼が販売中止になったら、私のぶんぶんライフはどうなるのだろう。
轟音を立てる市販フードプロセッサーに、逆戻りしてしまうのだろうか。

個人的に大きめが好きなので、写真では比較的大きめにさせていただいた。
美味しさを求めるなら、2cm幅のサイコロ状が最適だ。

まずは以下を同時に加えて、中火で30秒ほど加熱しよう。
・大蒜みじんぎり 1片
・生姜チューブ 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
あぁ…。イタリアのママンのミールのスメルだ…。

このエビエキスが、存分にトマトソースを美味しくしてくれる。
豪奢な方は、是非40匹くらい入れて欲しい。
全てがエビの味に包まれるだろう。

そして水分がたっぷり出るまで、約2分煮込んで欲しい。
ここから先は、煮込むだけの非常に簡単行程だ。

このエリンギエキス、バカにならない旨さ。
そして、他の食材との仲良さが半端ないのだ。

・厚揚げ 1枚(約300g)
・トマト缶 1/2缶(200g)
・コンソメ 小さじ1
・醤油 小さじ2
・塩/黒胡椒 各軽く3ふり
・砂糖 小さじ0.5
これを中火でコトコト15分、煮込んでいただけるだろうか。

栄養素もギュッと詰まり、冷蔵庫で寝かせる方法も最高だ。

以前、ここにトロロをかけて大失敗したことがある。
阿鼻叫喚のお鍋の光景に、和と洋のコラボの難しさを実感した日だった。

お待たせして、大変申し訳ない。
低糖質の美味しさチェック

さぁ早速、空腹感を思いっきりみたそう。
チーズとソースをたっぷり絡めて、いざ一口。
ベネ。ディ・モールトべネだ。
甘いトマトソースと、エビのコク旨さ。
厚揚げが一気に美味しくなる、濃厚さっぱりなイタリアンだ。

酸味と甘みのバランスが良ければ、食べ応えも激増する。
そしてチーズ本来の旨みも、ナイスな援護射撃をしてくれる。
厚揚げが、食べ応えたっぷりの肉団子のような美味しさだ。
あぁ、美味しかった。
美味しいご飯をご馳走様。
ジョジョ第5部がもう一度読みたくなる、イタリアンな逸品だった。