肉厚のしょうが焼きは、残業を切り上げるほど美味しい。
そしてその美味しさは、お肉が薄くなるほどに加速する。
なぜなら、その柔らかさは野菜との相性が最強だから。
肉厚の豚肉のスタンドプレーより、野菜とのコンビを楽しみたいのだ。
本日ご紹介する、豚コマ茗荷の焦がし醤油生姜焼き。
コクを引き出すチーズのお仕事っぷりに、拍手がやまない逸品だ。
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豚コマ茗荷の焦がし醤油生姜焼きの美味しい糖質オフレシピ
熱量:318kcalたんぱく質:動物 19.0g 植物 0.8g※上記データは1人分です。調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・豚こま肉 200g
・茗荷 6個
・溶けるチーズ 5g
今回のコクの隠し味は、少量のチーズ。
その他をシンプルで攻めるため、コクだけを奪い取る作戦なのだ。
・塩 軽く6ふり
・黒胡椒 軽く4ふり
・料理酒 小さじ2
・醤油 小さじ2
・生姜チューブ 小さじ2
・大蒜チューブ 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
何ともシンプルな、生姜焼きにも引っ張りだこなこれらの調味料。
ただ今回この中に、お一人焦がされる方がいらっしゃる。
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そして塩と黒胡椒を、各軽く4ふりしていただけるだろうか。
どシンプルながら、純粋なる豚こま肉のポテンシャルを引き出してあげよう。
苦みの残る茗荷は、少し水にさらしていただければ幸いだ。
そしてこれにも塩を2ふりし、ほんのり味付けをしておこう。
この溢れる茗荷の苦みも、借りてきた猫のようにいい感じに抑えられるだろう。
時間は約40秒。
絶妙な火加減に、どや顔が止まらない。
この時間じゃないとダメなんだよね的に、プロ感を全身で表現していただきたい。
何と美味しそうな、豚こまの柔らかく焼けた香り。
私の愛犬なら、おそらく4秒で食べ尽くしていただろう。
ちなみに、ご主人である私なら2秒だ。
そこらへんが、私が主人たる所以である。
そして強火で10秒ほど焦がし、台所中に香りを立ち昇らせよう。
醤油の塩分が濃縮され、本来の使用量よりも抑えられるだろう。
・料理酒 小さじ2
・生姜チューブ 小さじ2
・大蒜チューブ 小さじ1
これらの調味料は、事前に混ぜておくと最高だ。
そうすれば、慌てふためきマグカップを足の甲に落とすこともないだろう。
ここから先は、ただ強火で2分ほど炒めるだけ。
私の独壇場とも言える、至極簡単なお仕事だ。
あくまでコクを出すためなので、大量投入は少しいただけない。
残ったチーズに関しては、お口に収納していただければ幸いだ。
あとは溢れんばかりの旨みと共に、安定の味とコクをお楽しみいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
これを大量に閉じ込めることで、薫りにも深みが現れる。
豚こま肉のプライスにも感謝し、いざモリモリいただこう。
柔らかな豚こま肉だから可能な、脂身感が最高だ。
生姜の香りが立ち昇り、チーズのコクが口いっぱいに広がる。
旨い。これは旨さの8分咲きだ。(満開ではないのか)
苦みの中に塩気が加わり、舌の隙間まで行き通る。
食べ手を楽しませようとする、豚こま肉のプロ根性である。
この旨みと一緒なら、いくらでも箸を薦められる気がする。
美味しいお肉よ、いつも本当にありがとう。