美味しく下処理をした砂肝に、2種類の楽しい食感。
口の中が混乱しながら、一つの美味しさに纏まる快感。
そんなそれっぽい事を言ってしまう、不思議なテイストをご存じだろうか。
それは甘みと辛み、そして3種類の食感が混在する素敵な一皿。
本日ご紹介する、砂肝オクラの濃旨エッグオイスターマスタード。
様々な食感が押し寄せる、低価格でも大変楽しい逸品だ。
砂肝オクラの濃旨エッグオイスターマスタードの美味しい糖質オフレシピ
熱量:266kcalたんぱく質:動物 20.8g 植物 1.4g※上記は1人分 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・砂肝 150g
・たまご 2個
・おくら 1パック
ふわり卵とコリ柔砂肝、そしてねばしゃきオクラ。
頑固おやじならば「どれかに統一せい!」と、お怒りになる食感のお祭り状態。
しかしこれらが交われば、頑固おやじも静かになる美味しさになるだろう。
・塩/黒胡椒 各軽く6ふり
・料理酒 小さじ2
・粒マスタード 小さじ2
・オイスターソース 小さじ2
・生姜/大蒜チューブ 各小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ4
何とも攻撃的なネーミングの、オイスターマスタード。
しかしいざ加熱すると、甘さと辛みが口内マラソンを一緒に走る仲良しっぷりを見せつける。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
ここだけは少しご面倒な作業だが、何卒頑張っていただきたい。
食感もグッと変わり、更なる美味しさの扉が開くはずだろう。
・塩/黒胡椒 各軽く3ふり
・料理酒 小さじ2
下処理をした砂肝の薄切りは、まさに快感。
私が学生ならば、これだけをやり続けるバイトを探していたかもしれない。
オクラはネットごと水で擦り洗いして、産毛を取り払う。
そして約1㎝幅に、斜めカットしておこう。
タマゴは2個分、小気味良いサウンドで混ぜ込んでいただきたい。
まずはフライパンに、以下の調味料を同時に加えて中火で約30秒だ。
・生姜/大蒜チューブ 各小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ2
フライパンから香りが立ち込めれば、準備OKである。
ガサゴソ炒めれば、脳内がハイボールへの熱い想いで満たされる。
いやむしろ、脳内では二次会まで開催されているのだ。
・おくら 1パック
・塩/黒胡椒 各軽く3ふり
こちらはおよそ、2分30秒。
ガサゴソ炒めれば、段々と粘り気も飛び出してくる。
ハイボールへの想いが、希望から熱望に変わる瞬間である。
そして高確率で行われる味見では、砂肝のコリコリ食感により、お料理は一時中断するだろう。
このまま完食することも、珍しくない。
お鍋にオリーブオイルを小さじ2加え、強火で加熱していこう。
ここからの作業はすぐに終わるため、何卒頑張っていただきたい。
速攻変化する卵を見ながら、10秒ほど放置しよう。
基本放置するイメージで、ふんわりスクランブルエッグを完成させていただきたい。
・水 20cc
・粒マスタード 小さじ2
・オイスターソース 小さじ2
これを約30秒、ガサッと混ぜれば甘辛い香りが全体に立ち込めるだろう。
脳が誤作動する食感の嵐を、ごゆっくりお楽しみいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
お皿全体に構築された、この砂肝キャッスル。
マスタードとオイスターの甘じょっぱい香りが、スクランブルエッグの湯気と共に立ち込める。
では早速、一口いただきます。
コリコリ食感だけでなく、筋繊維を断ち切るようなシャキシャキ感。
噛みしめるたびに肉の旨みが飛び出し、満足ゲージがうなぎ上りになる。
マイナーな部位にもかかわらず、砂肝がどこのスーパーにもある理由が良く分かる。
ふわり食感と、しゃきしゃきネバトロ食感。
食感を確かめるために、おのずと咀嚼回数が激増する。
これは100g198円のお惣菜と言い張りたくなる、市場価値のある美味しさだ。
おくらと砂肝、そしてたまご。
3つの食感を欲張りに頬に入れる、大変美味しい逸品だった。