喉ごしが楽しい、夏の風物詩もずく。
新鮮なモズクが手に入った時、皆様はどのように召し上がるだろう。
そのまま食べるも良し、三杯酢に入れるも良し。
今日はそこに、少しイタリアのちょい悪選択肢を加えさせていただきたい。
本日ご紹介する、白だしトマトのイタリアンモズクサラダ。
大量に完成するサラダに、こんな筈ではとおすそ分けが始まる逸品だ。
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白だしトマトのイタリアンモズクサラダの美味しい糖質オフレシピ
熱量:101kcalたんぱく質:動物 10.2g 植物 1.0g※上記データは1人分 / 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・モズク 150g
・トマト 1/2個
・ささみ 2本
逆に低カロリー過ぎて不安になる、この食材達。
モズクにいたっては、この量で6kcalである。
実家の祖母が知ったら、カロリーメイトを送ってくるかもしれない。
・塩 軽く3ふり
・料理酒 小さじ2
・白だし 大さじ1.5
・塩麹 小さじ0.5
・すりごま 小さじ1
・生姜チューブ 小さじ1
・ぽん酢 小さじ2
(モズク下茹で用)
・穀物酢 大さじ1
そして今回、できるだけ新鮮で美味しいモズクをご利用いただきたい。
さらに海藻独特の生臭さを取り除けば、ツルツル系サラダが大量に完成するだろう。
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包丁で斜めに切り込みを入れ、以下の調味料をまぶしておこう。
・塩 軽く3ふり
・料理酒 小さじ2
今回のモズクとトマトは、非常に食感がお優しい。
そのため食べ応えのあるささ身をまぜ、満足感を演出させていただこう。
ふわりと柔らかなたんぱく質を封じ込め、さらに鶏の旨みも混ぜ込もう。
もしささみを入れない場合、総カロリーはもはや霞クラス。
仙人になっちゃう恐れがある。
さらに底に貯まったエキスをまぶし、しばらく旨みを沁みこませよう。
ただ完成直後は大変お熱いため、何卒お気をつけいただきたい。
カプレーゼなどでも大変美味しい、このトマトのみじん切り。
トマトの残り半分は、虫取り網を右手に持って、がぶりとワイルドに齧りついていただきたい。
生姜も加熱しつつ、トマトの旨みをフワッと引き出す工程である。
まずお鍋に水700ml+穀物酢を大さじ1入れ、ポコポコ沸騰させていただきたい。
ここからはモズク独特のぬめりと香りを、いい感じに中和していく作業である。
ちなみに産地で直接ご購入された場合、ハイレベルなモズクのため穀物酢は必要ないだろう。
約5秒ほど湯をくぐらせれば、独特の香りもいい感じに中和されるだろう。
ただ「あの香りが好きなんだよね!」という方の場合、この工程は省いていただければ幸いだ。
もうモズクが許すならば、キッチンペーパーで水分を取り払いたいくらいである。
まるで近くに重要書類があるかのように水気を切り、他の素材と絡める準備をしていただきたい。
・モズク 150g
・トマト 1/2個
・ささみ 2本
・白だし 大さじ1.5
・塩麹 小さじ0.5
・すりごま 小さじ1
・ぽん酢 小さじ2
後はそのボリュームに動揺しながらかき混ぜ、冷蔵庫で冷やしていただけるだろうか。
劇的なさっぱり感を、是非爽やかな音楽と共にお楽しみいただきたい。
この際、マリリン・マンソンなどは非推奨である。
低糖質の美味しさチェック
まるで日本伝統工芸を見てるような、風吹き抜けるビジュアル。
もし私が日本画に精通していたならば、金魚の一つでも描いてみたい雰囲気である。
では早速、花より団子を決行しよう。
ささみが時折手伝ってくれ、うまくモズクを引き上げられる。
酸味の効いた美味しさが、生姜と共にフワッと吹き抜ける。
あぁ、胃袋まで涼やかな味わいである。
野菜と海藻の旨みが絡まり、淡白な味付けのささみが大変美味しい。
夏に感じたい、抜群の清涼感。
この軽やかな風を感じつつ、いくらでもすすってしまいそうだ。
白だしと生姜の香る、イタリアンモズクサラダ。
大量に完成する味わいに、溢れる食欲がきっちり満足する喉ごしだった。