ハムより食べ応えがあり、ベーコンより塩気が旨いサバサンド。
クセになるあの美味しさは、薄味のタルタルとの相性抜群だ。
鯖の塩気に梅の酸味、マヨとタマゴのコク走る旨さ。
その美味しさは、思わず造語を生み出してしまうレベルである。
本日ご紹介する、サクサク揚げ梅タルタル鯖サンド。
ビジュアルさえ気にしなければ、音速で完成する美味しい逸品だ。
サクサク揚げ梅タルタル鯖サンドの美味しい糖質オフレシピ
熱量:351kcalたんぱく質:動物 19.5g 植物 6.5g※上記は1人分/下茹で調味料未換算
・たまご 1個
・塩サバ 2切れ
・油揚げ 2枚
・サラダ菜 1個
・減塩梅干し 1個
今回は出来ればレタスではなく、サラダ菜を選んでいただきたい。
水分も少なく沢山挟めるこのお野菜は、シャキシャキ感の演出にも最高である。
・黒胡椒 軽く4ふり
・ぽん酢 小さじ0.5
・マヨネーズ 大さじ1
・大蒜チューブ 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ0.5
そして今回は塩サバの塩気を楽しむため、マヨネーズは最小限に。
アニメタイトルとしてもカッコいい、「梅と塩サバのタルタル」。
そんなふうに考えてしまう私は、空腹で思考回路が吹っ飛んでいるに違いない。
いつもは大根おろしぽん酢で頬張る一切れを、今回は薄く二枚に。
こちらは骨とヒレを取るだけの行程だが、時に裏面に骨が潜んでいる。
塾に行かずに遊んでいるお子様を見つけ出すように、徹底的に散策していただきたい。
こちらは意外と簡単な行程なので、スススと包丁も入り込む。
ただあまり薄くし過ぎると、皮と身という悲しい2分割になってしまうだろう。
まずはフライパンにオリーブオイルを小さじ0.5入れ、ごく少量の油でジュワっと焼き上げよう。
鯖からもどえらい脂が溢れ出るため、ここでは本当に少しでOKである。
皮の面に関しては、まず皮を下にしなければくるくるに縮まってしまう。
その残念な被害者が、写真上の丸まっちゃっている子である。
ただサバの厚みによっては、火が通りづらい場合もある。
その場合は追加でヤキを入れ、誰がボスなのかを思い知らせていただきたい。
さらに沢山の脂は、クッキングペーパーでふき取ってあげよう。
まずはキッチンペーパーに油揚げを切り開き、ズラッと並べていただきたい。
ここでは油揚げを2等分にすると、非常に簡単である。
鯖も90秒、油揚げも90秒。
最後に私も、90秒で食べ尽くすことをお約束したい。
まずは耐熱容器に水とタマゴを割り入れ、こちらもラップ無しの600Wで3分間加熱していただきたい。
タマゴの黄身と白身にはお箸で穴を開け、お水はたまごを軽く隠す程度に。
いくらでも作成できるタルタルに、我が家のタルタル指数もうなぎ登りである。
・黒胡椒 軽く4ふり
・ぽん酢 小さじ0.5
・マヨネーズ 大さじ1
・大蒜チューブ 小さじ0.5
・ほぐした減塩梅干し 1個
レンチン卵はこれでもか!という程に水気をカットし、ねっとり系のタルタルに仕上げていただけるだろうか。
パリパリ感が猛威を振るう、本日のサバサンド。
程よい塩気と肉厚サバが最高な、ピクニックに出かけたくなる逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
もしかしてお仕事の企画書でも、タルタルを挟むと魅力が増すのだろうか。
そんな疑問を持ちつつ、思わず覗き込んでしまう。
奥に見える脂の乗った鯖と、大量のシャキシャキサラダ菜も最高だ。
鯖の脂、塩の効いた肉、シャキシャキサラダ菜、梅タルタル。
一気に飛び込んでくる旨み集団に、サンド系の実力を知る。
あぁ、何と美味しいのだろう。
鯖サンドをご発案された方は、最初の一口に立ち尽くしたに違いない。
梅のさっぱり感も入り込み、これは10サンドくらいは余裕である。
マヨとタマゴの最恐タッグに、梅肉の酸味。
あぁ、なんとも幸せである。
これは白身フライでも試したくなる、タンパクお魚系と最高のマッチングだ。
サンドイッチの美味しさの正体は、きっとこの素敵な混ざり合い。
タップリのタルタルと共に、是非ガブリと召し上がっていただきたい。