低価格でも美味しいで賞、そんな称号があるならば。
きっとそれは、厚揚げ先生の独壇場だろう。
煮ても揚げても茹でても良し、挙句の果てにはステーキでも良し。
そして彼の美味しさは、ダイエット中でも更に進化する。
本日ご紹介する、一味マヨジュレぽん酢の玉葱厚揚げステーキ。
後ずさりする美味しさに、友人への寄贈を検討する逸品だ。
一味マヨジュレぽん酢の玉葱厚揚げステーキの美味しい糖質オフレシピ
熱量:268kcalたんぱく質:動物 1.2g 植物 12.0g※上記は1人分/下茹で用未換算
・厚揚げ 1枚
・玉ねぎ 1/4個
圧倒的に低価格な食材で攻め込む、本日のレシピ。
しかしながら高級食材を凌駕するその味わいは、まさにお安さ下剋上である。
・ぽん酢 大さじ1.5
・料理酒 大さじ1.5
・マヨネーズ 大さじ1
・醤油 小さじ1.5
・ほんだし 小さじ0.6
・大蒜チューブ 小さじ0.5
・一味唐辛子 軽く3ふり
・ゼラチン 2g
・有塩バター 10g
ゼラチンなんて持ってないよ!と仰られる可能性の高い、本日のレシピ。
今回は何卒、その手に『ゼラチン』と覚書していただきたい。
こちらは以下を混ぜ合わせ、冷蔵庫で固まるまで冷やすだけである。
・水 大さじ1
・ぽん酢 大さじ1.5
・ほんだし 小さじ0.2
・一味唐辛子 軽く3ふり
・ゼラチン 2g
そして今回は10分間の時短レシピのため、一気に冷凍庫で3分間冷やしていただければ幸いだ。
意外なほど大量な、このふわっふわのさらし玉葱。
これを沢山食べたいと思い、一度玉ねぎ2個分で作成したことがある。
その完成時のビジュアルは、まさにインスタ映えするかき氷だった。
まず最初に厚揚げを横に一刀両断し、更に縦に3回カット。
この木琴サイズこそ、最も食べやすい厚揚げステーキサイズだと確信している。
ちなみに小学生の頃、木琴の上でチョロQを走らせて、音楽の先生にどえらい叱られたことがある。
・大蒜チューブ 小さじ0.5
・有塩バター 10g
これを中火で約30秒、香りが引き立つよう加熱していただきたい。
バターと大蒜の鉄板テイストで、厚揚げ先生の前座は完璧だ。
こちらは約2分30秒、大蒜を少し焦がす勢いでガシガシ焼いていただきたい。
この2分30秒と90秒のコンボこそ、厚揚げ先生をより引き立てる。
まさにALL FOR ATUAGEの合言葉の元に、全ての行程が一致団結である。
・料理酒 大さじ1.5
・醤油 小さじ1.5
・ほんだし 小さじ0.4
失われた厚揚げの水分が一気に再吸収され、ふっくらとした和の味わいが浸透する。
まるでそれは乾燥した真冬の洗顔後の、化粧水の如くである。
真っ白にそびえる山盛りさらし玉葱は、血液サラサラ効果も抜群だ。
ダイエット中にも欠かせない、栄養分も大量ゲットしていただこう。
タップリと完成する、全てが野菜の本日のご飯。
ただその凝縮された旨みは、お肉を凌ぐ満足感である。
低糖質の美味しさチェック
真っ白なさらし玉葱に、こんがりと焼き上がった茶色の厚揚げステーキ。
さらにマヨの白と茶色のジュレポンも援軍し、もはや4層の綺麗なコントラスト。
少し加えられた一味唐辛子が、何とも刺激的なビジュアルだ。
一味とほんだしが想像以上に主張し、辛みとマヨポン酢の鉄板テイストが絡み合う。
あぁ、これは丼でパクつきたい逸品だ。
まさか1個28円の玉ねぎで、これほど美味しく仕上がるとは。
下からは厚揚げの良質な濃い味が広がり、上からは先ほどのマヨ一味の破壊力。
この味わいは凄まじい。
スマブラなら使用禁止ルールが出るほどの、極悪なテイストである。
もはや鉄板となりつつある、王道の作り方が最高だ。
ほんだしとバター醤油の香りが広がる、パサつきのない肉ごごち。
この受け皿があるからこそ、さらしマヨポン酢が元気いっぱい走り回る。
これは毎週食べたいほどの、大変お安く美味しい味わいだった。
厚揚げ先生、本日も大変お疲れさまでした。