市販の鮭を、猛烈にふっくら仕上げたい。
大学近くの定食屋に久しぶりに足を運んだ時、そう思った。
なぜこの鮭定食は、こんなにもふっくらなのか。
あの定食には、何か鮭との裏取引でもあるのだろうか。
本日ご紹介する、鮭きのこの絶品ネギ味噌おろしホイル焼き。
完全放置系でふっくら美味しい、大好物の欄に鮭と書きたくなる逸品だ。
鮭きのこの絶品ネギ味噌おろしホイル焼きの美味しい糖質オフレシピ
・無塩鮭 2切れ
・ブナシメジ 1袋
・大根 150g
・青ネギ 小ぶり1本
ふっくら感を追及するためにも、今回は塩気のない無塩鮭をご用意いただきたい。
有塩鮭だと塩気が強すぎ、白米をチラ見する味わいになってしまうのだ。
・味噌 小さじ0.5
・醤油 小さじ0.5
・ほんだし 小さじ0.2
・料理酒 小さじ2
・塩麴 大さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
・おろし大蒜 小さじ0.5
意外なほどに薄味で攻める、本日の調味料たち。
鮭の甘みと塩麴で、こちらでもご機嫌な味わいになるだろう。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
こちらは水で洗って包丁やスプーンで鱗を取った無塩鮭を、以下の調味料に約10分間まぶしていただきたい。
・料理酒 小さじ1
・塩麴 大さじ1
今回使用する無塩鮭は、比較的低価格でスーパー等でお迎えいただける。
当然の様に尻尾の大きい切り身を狙ってしまうのは、きっと鮭あるあるだ。
こちらは緑色の葉の部分は、細かくみじん切りに。
白色の茎の部分は、斜めに削ぎ切りにしていただきたい。
酔った日にネギダンスに興じてしまうネギ好きには、堪らない工程である。
・味噌 小さじ0.5
・醤油 小さじ0.5
・ほんだし 小さじ0.2
・料理酒 小さじ1
・おろし大蒜 小さじ0.5
・水気を切った大根おろし 150g分
これにて完成後にまぶしかける、美味しいネギ味噌おろしの完成だ。
こちらは大変に白米との相性も良いため、サトウのご飯が最大の関門である。
まずアルミホイルを二重に重ね、下から以下の順で載せていただけるだろうか。
・オリーブ油 小さじ1(底に塗る)
・削ぎ切りしたネギ 1本分
・カットブナシメジ 1袋分
・鮭 2切れ
最後は上部に僅かに隙間を開け、あとはオーブンにお任せしよう。
今回は少し使用されるオーブンによって差が生まれるため、適宜様子を見て追加いただければ幸いだ。
またフライパンで調理される際は水を100mlほど入れ、蓋をして15分以上の蒸し焼きが最高だ。
(こちらも様子を見て時間を追加)
さらにビジュアル面での増強を図るため、冷蔵庫に残っていた糸唐辛子もぱらり。
ただ実際には全く不要のため、なくても全然OKである。
低糖質の美味しさチェック
茶色のネギ味噌おろしに包まれた、ふっくら仕上げのピンクの鮭。
なんだか鮭が、草原で寝ている姫に見えてきた。
これは完全に、重篤な空腹病である。
一口ぱくりと、早急にいただく必要があるだろう。
鮭をほじるとほろっと解れ、ネギ味噌おろしをしっかりと絡める。
味付けも非常に優しく、味噌とほんだしの甘みが旨い。
塩麴と料理酒で鮭もふっくら仕上がり、これはパクパク食べ進めてしまう。
さっぱりみずみずしい茸が、おろしでさらにサッパリ仕上がっている。
また大変低カロリー・低脂質で完成するため、罪悪感が少ないのも大変嬉しい。
これは一人で全て食べ尽くす、そんなビジョンしか思い描けない。
あぁ、やっぱり鮭はふっくらタイプだ。
また鮭の尻尾の大きい部分を探してしまう、簡単で美味しい逸品だった。