とろとろに絡みつく、茄子そぼろ。
辛くすれば麻婆、麺に絡めたら美味しいソース。
どんな姿にも変化する、茄子そぼろって素晴らしい。
あの美味しさを、時短で山盛り作れるレシピが是非欲しい。
本日ご紹介する、蜂蜜味噌チーズのふわり茄子鶏そぼろ。
チーズのコクが中から溢れ、お子様がお皿を二度見する味わいだ。
蜂蜜味噌チーズのふわり茄子鶏そぼろの美味しい糖質オフレシピ
・鶏むね肉 150g(皮なし)
・えのき 50g(小袋半分)
・茄子 2本
豚ひき肉並みに柔らかくなる、こちらの鶏むね&えのきの最強タッグ。
豚ちゃんに負けへんで…。
そんな彼らのささやきが聞こえたら、空腹ゆえの幻聴だろう。
・ごま油 大さじ1.5
・ほんだし 小さじ0.3
・蜂蜜 小さじ1
・醤油 小さじ2
・味噌 小さじ1.5
・粉チーズ 大さじ1
・おろし生姜 小さじ1
極わずかな量の調味料でも、がっつり決まる本日のレシピ。
その最大の特徴は、泣く子も黙る純白の粉チーズ追撃作戦だ。
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まずは茄子2本分のヘタを取り、乱切りにして水にさらしておこう。
こちらは他の行程が終了するまでの、ちょっと短めのプールタイム。
煌びやかな茄子の皮色に、夏の訪れを感じる瞬間だ。
まず鶏むね肉150gは、皮を取ってフードプロセッサー等で細かくミンチに。
そしてえのき50gは包丁でトントンカットし、食感の残る粗みじんスタイルに仕上げよう。
茄子そぼろで活躍する砂糖のとろみも、本日はえのきにお任せあれ。
野菜界のステルス戦闘機ともいわれる、隠れたとろみ業師である。
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まずはテフロン加工のフライパンに、ごま油を大さじ1加えていただきたい。
そして強火でガンガン加熱すれば、準備OKだ。
ズジャー!という爆音と共に、一気に油を吸い込む紫部隊。
中華料理でも最も好きな、ごま油と茄子のタッグが暴れ狂う。
こちらは強火で3分30秒、しんなりするまで攻め込んでいただけるだろうか。
いとこが遊びに来てテンションが上がりすぎた息子を、一度お風呂に入れるようなもの。
ただここでは勿論水には漬けないため、最高にややこしい例えである。
・ごま油 大さじ0.5
・おろし生姜 小さじ1
豚肉ほど臭みのない鶏肉だが、おろし生姜との相性は最高。
薫り高いキッチンで、もう完成が待ちきれない。
そぼろを作る様にヘラで切りながら、ザクザク炒めていただきたい。
火を通しすぎると硬くなるため、ここは時間との勝負である。
もし営業のお電話がかかってきても、「そぼろが…そぼろが…!」とお断りしよう。
・先ほどの茄子 2本分
・ほんだし 小さじ0.3
・蜂蜜 小さじ1
・醤油 小さじ2
・味噌 小さじ1.5
また蜂蜜が硬くなってしまった場合、湯煎などで溶かしていただければ幸いだ。
全体に一気にまとまりとトロミが生まれ、そのボリュームに感涙を禁じ得ない。
大皿料理としても活躍する、タップリボリュームが人気の秘密だ。
チーズの塩気と僅かな調味料で完成する、本日の極上茄子そぼろ。
そのままでも食べやすい味付けのため、もりもり召しあがっていただきたい。
低糖質の美味しさチェック
あんなにもフカフカだったのに、火を入れるとトロトロになるとは。
野菜界には、まだまだ不思議がてんこ盛り。
そしてその不思議を、今私が解き明かしたい。(何の話だ)
ううむ…やりおる。
チーズのコクと蜂蜜の甘さ、そこに鉄板味噌醤油の和の旨味。
まったく硬くない鶏ミンチも、快感なまでのふんわり食感だ。
あぁ、これは全部食べたい。
というか、全部食べちゃう。
豚ひき肉より油が少ない、サッパリタイプの鶏そぼろ。
ただそこに粉チーズが入れば、低カロ・低脂質に抑えながらも食べ応えはバッチリ。
時折ネットリとした食感に当たると、チーズの努力に嬉しくなってしまう。
速攻完成する、本日の柔らか鶏そぼろ。
隣人にお裾分けすると、周囲20mが笑顔になるだろう逸品だ。