味付け次第で旨さが変わる、低カロの帝王『板蒟蒻』。
糸こんにゃくにはない食べ応えは、十分主食のポテンシャルを秘めている。
そしてそんな蒟蒻を、本日はデデンと500g!
不思議なイカ焼き風食感で楽しめる、超低カロ常備菜はいかがでしょう(*‘∀‘)!
そのお名前は、薫るワサビの美味イカ焼き風サイコロステーキ!
美味しいステーキソースにワサビを添えた、フワリと風味が鼻から抜ける逸品だっ(*‘∀‘)!
薫るワサビの美味イカ焼き風サイコロステーキの美味しい低カロリーレシピ
・蒟蒻 500g
・玉ねぎ 1/3個
まず今回のステーキレシピでは、残念ながらお肉は完全にお留守番。
畑のお肉と言われる大豆すら、脇役でも登場できない徹底っぷりである。
・塩 軽く6振り
・料理酒 大さじ1
・醤油 大さじ2
・穀物酢 大さじ1
・蜂蜜 小さじ1
・みりん 小さじ1
・有塩バター 7g
・練りわさび 小さじ0.5
そして調味料は、500gもの大容量に耐えられる少し多めの味付けで。
また蒟蒻に塩を利かせると、その他の調味料を美味しく節約できる。
糖質が気になる料理において、事前に塩を利かせることは超有効である。
本来はゆっくりお風呂でも浸かってきて欲しいところだが、今回は耐熱ボウルに入れて、覆うほどのお水を加えて。
こちらを600Wの電子レンジにて、まずは7分レンチンしてあげよう。
既にずっしり重たく、ちょっとした筋トレ感覚である。
こちらは裏面と表面に、包丁でススッと深さ3㎜程度の切り込みを交差するように入れるだけ。
なんだかレゴで遊んでいるみたいで、非常に楽しいこちらの工程。
少し生臭さはあるものの、積み木として遊ぶのも非常に楽しい。
しかしおばあちゃんに見つかったら、きっと食べ物で遊ぶな!と怒られるだろう。
まずはフライパンに油を敷かず、強火でしっかり加熱して。
さらに加熱後は蒟蒻を加え、少し押し付けながら約15分間焼き上げよう。
また水分が程よく抜けた途中10分時点で、塩を軽く6振りしていただきたい。
ちなみに蒟蒻を押し付ける際、きゅう~とゴマフアザラシのように鳴き始める。
ただその可愛らしい鳴き声に騙されず、しっかり転がしていただければ幸いだ。
・すりおろし玉ねぎ 1/3個分
・料理酒 大さじ1
・醤油 大さじ2
・穀物酢 大さじ1
・蜂蜜 小さじ1
・みりん 小さじ1
・有塩バター 7g
ここからは水分が程良く飛びきるまで、中火で5分間煮込んでいただけるだろうか。
ちなみに加熱中にワサビを加えると、ワサビの辛みと風味が大幅に吹き飛んでしまう。
そのため辛みを際立てる場合は、少し冷ましてからワサビを投入していただけるだろうか。
底に残ったオニオンソースも忘れることなく、頂上付近に盛り付けて!
これにて体からカロリーの請求書が送り付けられる、超低カロサイコロステーキの完成だっ(*‘∀‘)!
低糖質の美味しさチェック
なんと1g当たり0.4kcalという、プリウスも悔しがる超低燃費な本日の一品。
もし遭難した時に見つけても、果たしてこの低カロリーで生き残れるかどうか…。
その分脂肪燃焼には超効果的ではあるが、その味わいはイカほどか。
では早速、その味わいをしっかりチェックさせていただきたい!
完全にイカ焼きとはイカないが、しっかり焼いた表面は確かにイカっぽい。
しかしそれよりもオニオンベースのステーキソースが、程よく薫るワサビと良くマッチする。
蒟蒻独特の食感も雰囲気を変え、これは美味しい常備蒟蒻になっているではないか…!
味が沁み込む隙間が生まれ、その中に甘みのソースが絡みつく。
しかし食べても食べても、低カロ過ぎて全然足りない。
お腹は満腹になりつつ熱量が足りないという、ある意味これは異常事態宣言である。
だからこそ摘まんでしまう、目の前の500gの超重量。
しかし蒟蒻の500gは、お肉のソレより遥かに難敵だ。
また明日も食べたくなる、あまりに高重量で美味しい逸品だった(*‘∀‘)!