熱々で食べづらくても、その熱さこそ美味しさの秘密。
グラタンの長所を生かすなら、逆によりトロトロに仕上げてしまおう。
どうすれば熱々のグラタンを、もっと食べやすくできるか。
そんなお悩みは、本日はそっと棚に上げてしまおう。
本日ご紹介する、濃厚味噌カレーの茄子シャケマヨグラタン。
熱々に特化したグラタンが、勇猛果敢に胃袋に押し寄せる逸品だ。
濃厚味噌カレーの茄子シャケマヨグラタンの美味しい糖質オフレシピ
・茄子 小2本
・卵 1個
・塩鮭 1切れ
・絹豆腐 1/3丁
・溶けるチーズ 20g
蕩けるチーズの下に潜む、熱々必須の濃厚グラタン。
昨日の午前11時頃から妄想していたビジュアルを、この食材でいざ完成させよう。
・味噌 大さじ1
・塩 軽く4ふり
・カレー粉 小さじ1
・マヨネーズ 大さじ1.5
・乾燥バジル お好みで
・大蒜チューブ 小さじ1
トロトロの茄子をグッと引き立たせる、美味しい味噌カレーの味わい。
カレーに味噌を投入する上司の味覚を疑った、過去の自分に食べさせたい味わいである。
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トロトログラタンでは主役級の働きをする、美味しい秋ナス。
私の背後には買い過ぎたお買い得茄子たちが、じっと出番を待ち焦がれている。
まずは塩を軽く4ふりし、これをシリコンスチーマーで600W4分間レンチンしていただきたい。
一気にトロトロ感が飛び出すと同時に、水分も存分に溢れだしてくる。
そこでこのナスをぎゅっと絞り、水気をしっかり取り除いていただけるだろうか。
これは大家族様なら奪い合いになる量だが、今回のグラタンにはベストバランスである。
クマとの戦いを制して大量の鮭がある場合には、モリモリ増量していただきたい。
・卵 1個
・絹豆腐 1/3丁
・味噌 大さじ1
・カレー粉 小さじ1
・マヨネーズ 大さじ1.5
・大蒜チューブ 小さじ1
・水気をしっかり切った茄子 小2本
この絹豆腐に関しては、事前にまろやかなペースト状にしておくと大変楽になる。
ねっとり感が生まれるまで、しっかりかき混ぜていただけるだろうか。
この際のチーズは、お好みで40g程度に増量されても最高だ。
いまだ何の料理か分からない、この不思議なビジュアル。
このタイミングで是非、お子様と『今日のご飯は何でしょな?』クイズを開催していただきたい。
そして鮭はグラタンに入れてしまった方が、パサパサ感を回避できるだろう。
さらにここで『答えはグラタンでしたぁ♪』なんて言えば、お子様のキャッキャ感も爆発するに違いない。
オーブンによって少し焼き加減に違いが出るため、18分程度からご確認いただければ幸いだ。
実はこの時、ミトンを付けていると勘違いし、筋トレ用のグローブで握ってしまった。
5秒ほどフリーズする熱さのため、皆様は何卒お気を付け願いたい。
低糖質の美味しさチェック
そのビジュアルは、富士山を覆う雪景色と同じくらい美しい。
しかし唯一違うのは、こちらの美しさは食べられること。
では早速、このナイスビジュアルを打ち崩していこう。
攻撃的な熱さと共に、カレー&マヨのスパイスの効いた濃いコクを楽しむ。
ネットリと絡むお豆腐の旨みも手伝い、味噌の甘みがふわりと香る。
やはりグラタンは、この熱さが美味しい。
濃厚な熱さを頬張り、無言になってしまう瞬間である。
塩鮭特有の塩気も手伝い、良い感じで味がリセットされる。
あぁ、茄子のトロトロって最高だ。
皆様はグラタンの中に鮭を隠し、柔らか鮭を掘り出しながらお楽しみいただきたい。
この香ばしいカレーグラタン、体の芯から温まる。
これからの時期に向け、ほっこり夕飯にも最適な逸品だった。