それはまるでピザ。キムチチーズの濃厚出汁キノコソテー（糖質3.8g）

・椎茸　　　　　　　4個（ヘタを取って）
・マッシュルーム　　1パック
・エリンギ　　　　　1パック
・溶けるチーズ　　　30g
・キムチ　　　　　　30g

今回選んだキノコは、水分少なめの美味しい彼ら。

もちろんその他にも、お好きなキノコをぶっこんでいただいて結構だ。

・塩/黒胡椒 　　　　各軽く2ふり
・醤油　　　　　　　小さじ0.5
・ほんだし　　　　　小さじ0.2
・オリーブオイル　　大さじ2
・おろし大蒜　　　　小さじ1

大変シンプルながら、お子様ニッコリの本日の味つけ。

キノコが遂にお子様の主役となる、大変嬉しいテイストだ。

ただ友人の子供は、既にエノキを持って寝る程のキノコ好きである。

まずはキムチ30gを、細かくみじん切りにしていただきたい。

かなり量は少なめだが、チーズとの相性は大変抜群。

チーズキムチトーストなるものを毎朝3枚食べていた、学生時代の大好物である。

包丁よりも味が沁み易く、さらにキノコをほぐす快感も最高である。

ただ椎茸のヘタだけはかなり頑固さんなので、包丁でチョンとカットしてあげよう。

それに比べてエリンギは、まるでＡＳＩＭＯ並の素直さである。

まずはオリーブオイルを大さじ2をお鍋に投入し、強火でガンガン加熱していただきたい。

今回はご自宅最大級の火力で、一気に炒めあげる作戦である。

もはや写真を撮る隙もないほど、一気に大蒜たちが跳ねあがる。

同時に香ばしい香りも立ち昇り、呆然としていると既に10秒である。

・キノコたち　　全部
・塩/黒胡椒 　　各軽く2ふり

このタイミングで塩を入れることで、キノコから一気に水分が飛び出してくる。

その水分を飛ばしながら再度キノコに閉じ込める、そんなお時間なのだ。

そしてその時間は、強火で5分である。

・ほんだし　　小さじ0.2

こちらはわずかな量でも、全体の味が引き締まる。

指でつまんでちょいちょい！的でも、全然ＯＫだ。

・キムチ　　30g
・醤油　　　小さじ0.5

こちらはざっとかき混ぜるだけの、簡単行程でお願いしたい。

すると淡白なキノコソテーが、一気に濃厚イタリアンへと変化する。

ここでフランスパンが近くにあると、そそくさと焼き始めてしまうので注意が必要だ。

キノコ狩りの時期にも活躍する、ピザ感溢れる濃厚キノコソテー。

赤ワインと共に食卓に並べれば、小さな記念日なら祝えちゃいそうな雰囲気である。

シャキシャキ感を残されたキノコも、山盛りのまま健在である。

では早速、きのこの山をモリモリ登山しよう。

濃厚なチーズと、シンプルなキムチ＆ほんだしの柔らかい甘辛さ。

ホッとするキノコのシャキシャキ感に、大変絡んですごく旨い。

少し堅めのマッシュルームに、徹底して柔らかい椎茸。

シャキシャキ王のエリンギも参加して、もはや毎口が新発見である。

少し濃い目の味つけで、主菜にもなるかもしれない。

椎茸独特の柔らかい食感に、ピザにも似た濃厚なチーズエキス。

沢山キノコを頂くシーズンには、是非常備しておきたい美味しさだ。

ダイエット中でも低カロリーに抑えられる、まさにキノコパワー。

あぁ、大変満足だった。

美味しいキノコたち、いつも食感と味わいを本当にありがとう。