お粥の助っ人。本格トロリ厚揚げ大蒜タマゴ中華スープ（糖質5.7g）

・たまご　　　2個
・国産大蒜　　1片
・厚揚げ　　　150g(約1/2枚)

きっと冷蔵庫のどこかに隠れているに違いない、本日の美味しい食材達。

また半額シール付きの厚揚げに関しては、冷凍庫で凍らせて常備する方法も大変お勧め。

・片栗粉　　　　　　小さじ2
・塩　　　　　　　　軽く6ふり
・醤油　　　　　　　大さじ1
・料理酒　　　　　　大さじ1
・ごま油　　　　　　大さじ1
・おろし生姜　　　　小さじ0.5
・鶏ガラスープの素　小さじ2
・顆粒コンソメ　　　小さじ0.5

本日の目標はズバリ、中華料理店の定職についてくる美味しいスープ。

この組み合わせならきっと、素晴らしい勝負が繰り広げられそうだ。

自己評価が高めで申し訳ないが、今年は自分を褒めて伸ばす方向である。

・厚揚げ　　150g：細かく1㎝幅にさいころカット
・国産大蒜　1片 ：細かくみじん切り

厚揚げのサイズを小さくするほどに、味もその分沁みこみやすくなる。

同時に厚揚げからも旨みダシを頂戴する、助け合いの精神で攻め込もう。

レバニラの隣でニヤリと笑う、中華料理店の絶品スープ。

イメージするのはまさに、少し路地に入ったお店で出てくる鉄板スープである。

あの卵スープ独特の美味しさは、トロミが演出しているのではないだろうか。

また粒々コーンが入ったバージョンも、非常にお気に入りである。

まずは以下を同時に投入して、中火で30秒炒めていただきたい。

・ごま油　　　　　大さじ0.5
・おろし生姜　　　小さじ0.5
・ニンニクみじん切り　1片分　

『国産にんにく使ったから、早く元気になってね(*‘∀‘)！』

そんなことをキッチンから言われたら、世の男性は大抵コロイチ。

風邪っぴきさんのハートを鷲掴みにするなら、胃袋から攻めるべきだろう。

こちらは中火で３分間炒めていただければ、これだけでちょっとしたおつまみが完成する。

その姿はまるで、給料日前日の我が家の晩御飯。

新卒時の給料にかけては、悪い意味で右に出る者はいないだろう。

・醤油　　　　大さじ1
・料理酒　　　大さじ1
・ごま油　　　大さじ0.5
・鶏ガラスープの素　小さじ2
・顆粒コンソメ　　　小さじ0.5
・水　　　　　　　　400ml

ここでは思う存分、厚揚げから旨み税だけを巻き上げよう。

確定申告で請求されるわけではないため、コテンパンに没収してやろう。

(1)水溶き片栗粉（水小さじ2＋片栗粉小さじ2）

(2)溶き卵　2個分

ここでは沸騰しないようにご注意いただきながら、ジワリ＆ゆっくり混ぜるだけ。

最後は少し寝かせていただくと、味の沁み込みも倍増である。

これにて風邪っぴきさんにお届けしたい、本格トロリ厚揚げ大蒜タマゴ中華スープの完成だ。

たっぷり大容量で完成するため、ご家族様と共に召し上がっていただきたい。

あのお店のふかひれスープのような、少し肌身かかったその色合い。

比較するのは大変申し訳ないが、トロリ感ってやっぱり嬉しい。

味の沁み込んだ厚揚げも顔をのぞかせ、食べ応えも抜群に違いない。

では早速、一口ズズズと頂戴しよう。

すると半端ない蕩け具合のタマゴが、鶏ガラベースで押し寄せる。

あぁ、喉が鳴る。

これは快感が旨みに直結する、上等な美味しさではないだろうか。

体の芯まで温まる、それでいて健康的な感覚を楽しめる一口だ。

12歳の私ならば、きっとお皿に口をつけて飲んでいただろう。

そしてこらぁ( ˘•ω•˘ )！と、祖母に一括されていたに違いない。

『飲む』と『食べる』の中間に位置する、本日の主食系スープ。

この破壊力なら、風邪などきっと裸足で逃げ出すだろう。

同時に胃袋の満腹ゲージも、ぐいぐい上昇しているのを感じている。

熱々の美味しさで、心底元気が出てくる逸品だった。