お寿司屋さんで、率先して注文する茶碗蒸し。
あの大人しい旨みを、もっとアグレッシブに仕上げたい。
滑らかな口当たりを残しつつ、抜群の野菜エキスを。
そしてダシの効いた具材と共に、心と体を満たしたい。
本日ご紹介する、白だしナスチーズのおぼろコンソメ茶碗蒸し。
全力で主役になる、茶わん蒸し界の異端児を手なずけていただきたい。
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白だしナスチーズのおぼろコンソメ茶碗蒸しの美味しい糖質オフレシピ
熱量:153kcalたんぱく質:動物 10.2g 植物 0.6g※上記データは1人分です。調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・たまご 2個
・ナス 中1本
・溶けるチーズ 20g
涼しくて快適なこの夜の時期は、とてもテンションが上がる。
そんな心の高ぶりを納める、シンプルな食材達。
夏ナスが手に入ったら、ぜひ他のお二方もかごに入れてあげて欲しい。
・白だし 大さじ1.5
・コンソメ 小さじ0.3
この「俺ら、いつでも全力っすから」的な、ハードボイルドな調味料達。
まさか彼らは、たった2人で絶品テイストを目指そうというのか。
すごい。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは1cm程度にスライスしたナスを、水にジョボン。
ナスに懸念されるアクを取り除きつつ、しっとりと保水していただこう。
小さじ約4杯とも表現できる、何とも細かな分量で申し訳ない。
これをナスにまぶして、ガサゴソかき混ぜていただけるだろうか。
白だしを残さぬようにシリコンスチーマーに入れ、水も大さじ1投入。
これを600Wで約6分レンチンするのだが、重ならないようにしっかり広げておこう。
積み重なったナスは、下の方で堅々のまま生き延びてしまうのだ。
・たまご 2個
・コンソメ 小さじ0.3
・シリコンスチーマーに貯まった白だしエキス
あとはこれを泡立てないよう、お箸で白身を切るように混ぜ込ていこう。
お好みで黒胡椒を投入しても、いい感じのピリリ感を楽しめる。
(まぜまぜ)
勿論茶こしなしでも、白身の塊がドスンと存在するだけである。
意外と嫌いではない私は、この残った白身を使ってもう一杯おかわりする気満々である。
最初の3分で一回具材をしっかり混ぜ合わせ、おぼろ感を引き出そう。
混ぜることで味も均一化され、チーズも全体にお邪魔する。
何より茶碗蒸しの熱すぎる感を、いい感じに防いでくれるのだ。
ガツガツ食べられる系の茶碗蒸しを、是非ご賞味いただきたい。
低糖質の美味しさチェック
お寿司屋さんで始まる宴を、しっかりと演出してくれる心躍るビジュアル。
しっとりとしたナスが点在し、どこを食べてもガックリしないだろう。
白だしとコンソメの甘みが、しっとりとしたナス全体に絡みつく。
旨みが凝縮された茶碗蒸しに、チーズの塩気がふわりと広がる。
あぁ、これはお寿司が嫉妬してしまう美味しさだ。
ナスとチーズの相性が最高だということを、お勉強させていただいた。
茶碗蒸しを考えた人は、何と天才なのだろう。
この出汁と野菜の旨みで、お寿司屋さんの魅力が倍増してしまった。
あぁ、くら寿司に行きたい。
また日曜日が楽しみになってしまう、素敵な逸品だった。