炊飯器に入れて、ボタンを押す瞬間。
美味しくなってとお願いしつつ、中の変化に気が気ではない。
段々とキッチンに立ち込める、食材と調味料が混じり合う香り。
それが最高の調理法の一つである、炊飯器ご飯の素晴らしさである。
本日ご紹介する、オニオン酢醤油の厚揚げ手羽元炊飯。
さっぱり沁みこんだ厚揚げに、ホロホロチキンが肩を寄せる逸品だ。
オニオン酢醤油の厚揚げ手羽元炊飯の美味しい糖質オフレシピ
熱量:394kcalたんぱく質:動物 19.3g 植物 12.1g※上記は1人分 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・手羽元 6本
・厚揚げ 200g
・玉ねぎ 1/4個
この「煮崩れ」の3文字を知らない、強者厚揚げ。
その素晴らしい特性を生かし、本日は炊飯器にて美味しく仕上がっていただこう。
週の始めの本日は、私はちょっとおさぼりするつもりである。
・醤油 大さじ1.5
・穀物酢 大さじ2
・料理酒 大さじ1
・塩麹 小さじ2
・唐辛子 1本(お好みで)
・生姜チューブ 小さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ0.5
今回の美味しさは酢醤油を使用した、沁みこむ甘さっぱり感。
一週間を楽しく乗り切るためにも、食欲を掻き立てる美味しさを目指したい。
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鶏肉の骨に沿って、包丁をプスプス。
骨から沁みだすエキスは大変おいしく、我が愛犬の大好物であった。
さりげなく過去形を使うあたり、お料理サイトには相応しくない悲壮感である。
更に塩麹を小さじ2加え、大変テイスティなオニオン塩麹の完成である。
混ざりこんでしまえば判別がつかない、とても素敵な下味調味料である。
馴染みの居酒屋さんの香りが台所に漂い、なんだかワクワクしてしまう。
もしかしてあのお店も、オニオン塩麹を使っているのだろうか。
秘伝の味に気が付いてしまった私は、もしかして出禁になっちゃったりするのだろうか。
こちらも縦に三回・横に六回、包丁でカットしていただきたい。
しかし今気が付いてしまったのだが、厚揚げには横とか縦とかあるのだろうか。
雰囲気的におそらく、長い方が横なんじゃ?という安直な発想である。
・醤油 大さじ1.5
・穀物酢 大さじ2
・料理酒 大さじ1
・唐辛子 1本(お好みで)
・水 80㏄
・生姜チューブ 小さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ0.5
唐辛子に関しては、ピリ辛感が出て大変お勧めである。
この際、手羽元はできるだけ下の方に。
厚揚げに関しては既に熱が通っているので、上の方で我慢して頂ければ幸いだ。
後は全てを炊飯器先生にお任せし、私はゆっくりAMAZONタイムに興じよう。
ちなみにAMAZONタイムとは、炊飯器と同様にポチるだけでなぜか自宅に欲しいものが届く不思議な時間である。
しかしなぜか、口座からお金が減っている気もする。
沁みこみの美味しさは、この漬け込み時間にも比例する。
タッパに移し、明日のご飯にしてただいても最高である。
炊飯器だけで完成する、美味しい煮込み厚揚げ。
さっぱりとしたオニオンと酢醤油の味付けが、皆様のお疲れの体を癒しますように。
低糖質の美味しさチェック
厚揚げの油分と鶏肉の脂が、混じり込むように液状化している。
オニオンの溶け込んだ旨みも、全体に沁み渡っている。
これは大変なことである。
早速、一口いただく必要がある。
少し箸で解せば、手羽元がホロホロと崩れ去る。
お箸を横に置き、思わず手でガブリと食べる。
さっぱりとしたお酢と醤油、そして甘さを引き立てる玉葱と塩麹。
これは寝起きでも15本は食べられる美味しさだ。
じわっとエキスが沁みだして、大豆の食感がお肉の様に凝縮されている。
甘ざっぱりという表現が正しいのだろうか、何とも嬉しい美味しさである。
厚揚げだけでも煮込みたい、そんな誘惑を感じてしまう。
あぁ、炊飯器調理最高だ。
旨みを凝縮させる、いつまでも愛されるだろう調理方法だった。