風邪一撃。ズッキーオニオンの出汁MAXおぼろシチュー風（糖質7.9g）

・絹豆腐　　　　100g（1/3丁）
・たまご　　　　1個
・ズッキーニ　　1本
・玉ねぎ　　　　1/4個
・無調整豆乳　　100㏄

冷蔵庫を探せば高確率で飛び出してくる、見慣れた食材達。

例え冷蔵庫になかったとしても、諦めてはいけない。

もしかして風邪を召された時には、彼らの方からご自宅を訪問してくるかもしれない。

・ほんだし　　　　小さじ0.5
・コンソメ　　　　小さじ0.5
・生姜チューブ　　小さじ0.5
・白だし　　　　　大さじ1.5

そして本日の旨さの秘訣は、薫り高き三種のお出汁。

さすが礼儀を重んじる、和の心をお持ちの調味料。

生姜に関しては、一礼しているようにすら見えてしまう。

あまりご一緒することが少ない、玉葱とズッキーニ。

共通点と言えば、飴色になるまで炒めると美味しい点くらいだろうか。

みじん切り器やぶんぶんチョッパー先生で、一撃で終わるこの工程。

まるでポテチのり塩味の様な、何とも心躍るビジュアルである。

まずは以下を同時に投入し、クツクツ中火で煮込んでいただけるだろうか。

・水　　200㏄
・生姜チューブ　小さじ0.5

あまりテンションが上がらない光景だが、ここからがタマッキーニの腕の見せ所である。

中火で約2分間煮込みつつ、飛び出すアクを奪い去る。

結構なアクが飛び出してくるので、すかさずキャッチしていただきたい。

・ほんだし　　　小さじ0.5
・コンソメ　　　小さじ0.5
・白だし　　　　大さじ1.5

ここからも170度程度の中火で、約5分間クツクツと。

野菜によって水分量が変わるため、完成後はお好みで調味料を加えていただけるだろうか。

・無調整豆乳　100㏄

煮込みを繰り返される、美味しい夏野菜達。

クーラーの下でマイクラに興じる私を、何卒お許しいただきたい。

最後のこの工程で、一気に溢れる極上スープ感。

卵のポテンシャルを再確認する、見た目にもグッとくるフィニッシュブローである。

何度も煮込み工程を重ね、誠に申し訳ない。

具だくさんなお豆腐スープを、心ゆくまでお楽しみいただきたい。

そんな思い違いをしてしまう、まるで鍋の〆のようなビジュアル。

野菜とお豆腐が素敵に溶け合い、香り立つスープで混ぜ込まれている。

飲むスープから食べるスープに進化した、極上の一口が楽しめそうだ。

野菜の甘みと、三種の出汁が喉を鳴らす。

流れ込む旨みに、トロトロにとけた絹豆腐。

体内まで一気に暖かい道ができ、旨みで体が喜んでいるようだ。

なんと美味しい、野菜系の豆乳スープ。

動物性と植物性の旨みが、美味しく混在するそれぞれの一口。

これはお風邪を召された時にも、是非お試しいただきたい。

いやそれより、お風邪をひかれる前にお召し上がりいただきたい逸品だった。