もし皆様が日々通われる、スーパーの鮮魚コーナーに。
ハマグリのような巨大貝が鎮座していたら、是非思い出していただきたい。
彼の名前は、ホンビノス貝。
格安なのにハマグリに負けない旨味を持つ、実は隠れた低カロ食材だ。
本日ご紹介する、茸味噌のホンビノスワインバター蒸し。
アサリのバター蒸しを超える食べ応えに、貝と食欲は同時にパカッと開くだろう。
美味しい茸味噌バターのホンビノスワイン蒸しの美味しい糖質オフレシピ
熱量:120kcalたんぱく質:動物 4.7g 植物 1.3g※上記は1人分 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_162513_vHDR_Auto.png)
・ホンビノス貝 10個
・長ネギ 1/3本
・エリンギ 1パック
・大蒜 1片
100g68円という破格のお値段で購入できる、本日の主役であるホンビノスさん。
また栄養成分に関しては、ハマグリと同等の計算で算出させていただけるだろうか。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_162800_vHDR_Auto.png)
・有塩バター 15g
・黒胡椒 軽く4振り
・コンソメ 小さじ0.1
・味噌 小さじ0.3
・白ワイン 50ml
(砂抜き用)
・塩 小さじ1
またホンビノスさんは海からお越しのため、塩気も十分お持ちである。
そのため味付けも非常にシンプルに、コンソメと味噌も風味程度でOKだ。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_162702_vHDR_Auto.png)
その最大の特徴はこの量で約250円と、ハマグリ協会も仰天の超価格。
さらに何だかペットになりそうな、何とも言えない愛らしさもお持ちである。
お子様に見せると『お世話するから飼いたい!』と言い始める恐れがあるため、調理はお一人でされた方が良いだろう。
『毎日お散歩するから!』とか、懇願されるかもしれない。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_163726_vHDR_Auto.png)
こちらは50℃のお湯に40分程付け、驚いたホンビノスが砂を吐き出すのをお待ちいただこう。
また50度のお湯の作り方は、沸騰したお湯に同量の水を加えるだけである。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_163341_vHDR_Auto.png)
まずは以下を全てみじん切りにして、それぞれお皿に分けていただけるだろうか。
・長ネギ 1/3本+エリンギ 1パック
・大蒜 1片
今回は基本みじん切りのため、全てぶんぶんチョッパー先生にお任せすると大変らくちんである。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_164511_vHDR_Auto.png)
まずは以下をお鍋に同時に加え、中火で20秒ほど炒めていただきたい。
・有塩バター 15g
・大蒜 1片
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_164547_vHDR_Auto.png)
こちらも中火で90秒ほど、バターを全体的に絡めるように煮詰めていただこう。
…ふと思ったが、ホンビノスの散歩ってどうやるのだろう。
やはり紐をつけて引っ張るのが、一般的なのだろうか。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_164840_vHDR_Auto.png)
さらに白ワイン50mlを加え、ここからは蓋をして8分間蒸し上げていただきたい。
また今回はホンビノス貝自体に結構塩気があるため、少し濃いめの味付けである。
もし薄味がお好みなら、少し調味料をご調節いただければ幸いだ。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/P_20181029_165800_vHDR_Auto.png)
・黒胡椒 軽く4振り
・コンソメ 小さじ0.1
・味噌 小さじ0.3
繰り返しで申し訳ないが、今回の調味料は極僅か。
コンソメに関しては、風味程度でOKだ。
![格安&肉厚。茸味噌の美味しいホンビノスワインバター蒸し(糖質4.2g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/11/2018-10-29-17-11-00.jpg)
アサリの数倍食べるところがあり、さらにエリンギとネギでボリュームアップ。
一口毎に貝のエキスが暴れ狂う、食べ応え満点の逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-29-17-10-50.png)
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-29-17-10-50.png)
いくらでも取れるアサリ天国、足に絡む冷たい海水…。
あの感動をふと思い出しながら、久しぶりの貝料理に垂涎が止まらない。
残った白ワインをセッティングしつつ、いざ一口ぱくりと頂戴しよう。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-29-17-10-41.png)
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-29-17-10-41.png)
なぜこれほど人類を魅了するのか、不思議なほどの旨味エキス。
ハマグリにも負けない旨味に、肉厚で噛み応えのある独特の食感。
葱エリンギにもソースが移り、ラッコにグーで殴られたような衝撃だ。
あぁ、これは美味しい。
10個では到底足りない、暴力的な満足感である。
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-29-17-10-31.png)
![茸味噌のホンビノスワインバター蒸し](https://umablo.info/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-29-17-10-31.png)
砂もしっかりと抜け、アサリを超える食べ易さ。
これは1キロくらいなら、平気で食べられそうな味わいである。
スーパーで100g68円なら、漁港で買ったら一体どのくらいお安いのか…。
是非これは、名産地である船橋港へと向かってみたい。
また行きたい場所が一つ増える、何とも美味しい逸品だった。