中華料理店で、『大盛+100円』と書いてあったら。
私は迷わず、レバニラを倍増していただく。
あのネットリとしたレバーに、こってりとした旨味が絡みつくと。
誕生日プレゼントはレバーで良いんじゃないか、そう思ってしまう。
本日ご紹介する、煮込みオイスター味噌生姜のスープレバニラ。
食べ終わりから指先の温まりを関じる、山盛りで美味しい逸品だ。
煮込みオイスター味噌生姜のスープレバニラの美味しい糖質オフレシピ
・レバー 300g
・なめこ 1袋
・ニラ 1/2束
・生姜 1/8片
炒めタイプのレバニラとほぼ同じ食材の、本日のレシピ。
ただ完成する山盛り感は、取り合いになる理由もないほど大盛である。
・味噌 大さじ1.5
・オイスターソース 小さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ1
(茹で用)
・料理酒 100ml
・塩 軽く6ふり
今回は油も使わず、ダイエットにも最適な低カロ・低脂質仕上げに。
ただその分モリモリ食べちゃうため、油断のならない味付けである。
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まずは大きめのレバーの場合は半分にカットして、塩を軽く6ふり。
そして約5分ほど放置してから、水でしっかりと洗浄しよう。
こちらは比較的グロテスクな作業なため、確固たるレバニラ愛で乗り越えていただきたい。
今回も大変お世話になっている、以下を混ぜた柔らかの湯をご作成いただきたい。
・水 1500ml
・料理酒 100ml
『この調理法のない台所なんて、ポップコーンのない映画のようなものさ。』
トムはそう言っていた。
ここからは蓋をして約15分間、じっくり茹で上げていただきたい。
また大きめレバーの場合は火が通りにくいため、半分にカットしていただくと最高だ。
今回写真では少し大きめにカットしたが、食べてみて少し大きすぎると反省した。
ここはハムスターが持ち逃げできるくらいの、約2㎝サイズが最適だ。
まずはレバー1/2束を、約3㎜幅に細かくカット。
さらに生姜1/8片も、ガシガシすりおろしていただけるだろうか。
ここからは意外と簡単なため、もう少しのご辛抱である。
・水 250ml
・すりおろし生姜
また今回は少し濃いめの味付けに設定しているため、完成後に適宜水を50ml追加していただければ幸いだ。
こちらは中火で約1分間、なめこからとろみの極意を聞き出しながら、クツクツと。
さらに煮込みが完成したら、ここで残りの調味料も投入しておこう。
・味噌 大さじ1.5
・オイスターソース 小さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ1
高校時代の韮澤君を思い出しながら、ゆっくりクツクツ。
彼は今も、愛車のカブで通勤しているのだろうか。
今回とにかく重要となる、味の沁み込み事情。
できれば暫くレバーを投入し、その味の合体を見届けていただければ幸いだ。
レバーとニラとキノコと栄養。
まるでお洒落な映画のタイトルみたいで、いつものレバニラが素敵なスープに変身する逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
茶色に沁み込むレバーと、たっぷりのニラとなめこ。
この一皿を間食したら、いったいどれほどパワーが湧き出すのだろう。
思わず悪い顔になりそうな、力強さを感じる構図だ。
濃厚なレバニラの味わいに、柔らかなレバーの味わいが染み渡る。
あぁ、レバニラのあの美味しさだ。
中華の油感は一切なく、これは朝ごはんでも食べられるさっぱり感だ。
実はダイエット雑炊でもめちゃめちゃ活躍してくれる、この二つの組み合わせ。
今回もレバニラのとろみと刺激を生み出してくれ、最高に心地良い味わいだ。
あぁ、一口毎にレバニラの旨味がなだれ込む。
これを宇宙食にすれば、宇宙ステーションでも美味しく頂けるだろう。
そんな小さな妄想が沸き上がるほど、脳も元気になる栄養満点な逸品だった。