気が付けば、ぎゃんぎゃん油を吸い込むトロトロ茄子…。
煮込んでも柔らかな、脂の美味しい豚バラ肉…。
彼らタッグのサッパリ煮は、最高に美味しいけれど高カロリー。
でも毎日食べたい私は、どうすれば良いのだろう。
本日ご紹介する、絶品豚ナス蜂蜜の激生姜さっぱり煮。
低カロ作戦をコソコソ実行し、さりげなくカロリーをぎゅっと抑えた逸品だ。
絶品豚ナス蜂蜜の激生姜さっぱり煮の美味しい糖質オフレシピ
・茄子 中2本
・豚こま肉 150g
・生姜 1/3片
煮込んでも硬くなりにくい豚バラが採用されやすい、本日のトロトロ煮。
ただ本日は良い感じに調理をして、豚こまでも柔らかく仕上げさせていただこう。
・塩 軽く6ふり(4ふりはあく抜き)
・醤油 大さじ1.5
・料理酒 大さじ1
・穀物酢 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・ほんだし 小さじ0.3
・蜂蜜 小さじ1
そして本日の低カロ作戦のポイントは、油をガンガン吸い込む茄子をどうするか。
大量のごま油を平気で吸い込む茄子を、どうやって大さじ1で満足させるかという難問だ。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは豚こま肉150gを細かくカットして、料理酒大さじ1を揉み込んでいただきたい。
ただ大抵は最初から細かくなっているため、パックから取り出してモニモニするだけ。
もしかして豚こまのこまって、細かくなっているという意味のこまなのだろうか。
困るほど美味しいから、こまなのだろうか。
・水 800ml
・塩 軽く4ふり
ちなみに今回使用したのは、小ぶり茄子4人衆。
本当は5人衆だったのだが、先程から行方不明。
きっとこれは、調味料庫あたりで明日発見されるパターンだ。
大1/3片の皮を剥き、タップリしゃこしゃこすりおろしていただきたい。
猛烈な刺激と蜂蜜の甘辛さが、月次資料のようにとめどなく押し寄せるだろう。
先程水にさらしていた茄子を、このまま炒めると心行くまで油を吸いこむ。
そのためここでごま油小さじ2を加え、しっかり絡ませていただきたい。
これにて不思議と油を吸い過ぎない、ダイエットにも最高のコーティング茄子の完成である。
豚バラも豚こまにチェンジし、本日の私はちょっと意識高い系。
帰り道でモナ王食べたからかもしれない。
こちらはフライパンにごま油を小さじ1加え、強火で加熱していただきたい。
実はまだ気は抜けず、最後に残ったミッションが一つ。
それは、豚こまをいかに柔らかく仕上げるかという点だ。
ここからはハイテンションで、一気に仕上げていこう。
まずは先ほどの茄子を加え、強火で30秒ガシガシ。
ここは極短時間で攻め込み、豚こまが硬くなる隙を与えない。
気を抜くと追加書類をビシバシ持ってくる、経理の棚橋さんへの対処法と同じだ。
・おろし生姜 1/3片分
・塩 軽く2ふり
・醤油 大さじ1.5
・穀物酢 大さじ1
・ほんだし 小さじ0.3
・蜂蜜 小さじ1
さぁこれにて完成、絶品豚ナス蜂蜜の激生姜さっぱり煮!
凄く美味しいご家庭系テイストを堪能したい時、大変お世話になっている逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
もしふらっと入った小料理店で、カウンターにこの小鉢が置いてあったら。
何も食べることなく、行きつけにしようと確信するビジュアルだ。
もう香りの本気度が違う、最高にグッとくる漂いっぷりじゃないか。
あぁ、ジュワッと旨い…。
柔らかく肉汁を持ち、美味しい肉を食べている感動に打ち震える。
150gだけでも十分な存在感、そして豚バラにはない満足感が押し寄せてくる。
生姜と蜂蜜、そして穀物酢のさっぱり感。
あぁこれは、皆様に笑顔になっていただけるだろう味付けだ。
混じりっけのない、美味しい茄子と豚肉。
何ががっつり食べたい時、脳内の選択肢にすこんっ!と飛び込んでくる美味しさだ。
また必ず作りたい、そして皆様にもお裾分けさせていただきたい逸品だった。