悶絶作り置き。レンチン冷製ズッキーニのカレーポン酢煮びたし（糖質9.7g）

・ズッキーニ　3本

もしこのレシピを昨年の私が知っていたら、きっと小躍りしただろう。

何故なら昨年、24本もの美味しいズッキーニを頂戴したから。

その時はズッキーニ天ぷらやズッキーニ唐揚げなど、少し(´・ω・)的な料理に仕上げてしまったのだ。

・ポン酢　　　　大さじ3
・料理酒　　　　大さじ1
・ごま油　　　　小さじ1
・ほんだし　　　小さじ0.5
・蜂蜜　　　　　小さじ0.5
・カレー粉　　　小さじ0.5
・おろし大蒜　　小さじ0.5

そしてズッキーニの甘みを生かし切りたい本日は、少し薄味のポン酢カレー味。

サッパリ香ばしい沁み込みが、トロトロのズッキーニと最高にマッチするだろう。

まずはズッキーニ3本の皮を、ピーラーでシャコシャコ取り外し。

見事なまでの美白の野菜女王を、お皿に並べていただけるだろうか。

ちなみにこの際、そのなんとも言えない手触りに驚きを隠せない。

握った手もツルツルになり、瓜系の美肌パックの凄さを思い知らされる瞬間だ。

今回は山盛り3本も作るため、スチーマー内は野菜の大渋滞だ。

まるでお盆に実家に向かう茄子の精霊馬だが、今回のズッキーニ達はみんな円形。

しいて言うなら実家に向かう、大量の一輪車集団と言ったところだろう。

さらに再度7分間の計14分間、じっくりレンチンしていただこう。

まるで茄子とマシュマロの隠し子のような、快感食感のこちらの新ズッキーニ。

トロトロでふかふか、これがベットだったら毎晩熟睡間違いなしだ。

こちらは以下を混ぜ込み、600Wで30秒ほどレンチンしていただきたい。

・ポン酢　　　　大さじ3
・料理酒　　　　大さじ1
・ごま油　　　　小さじ1
・ほんだし　　　小さじ0.5
・蜂蜜　　　　　小さじ0.5
・カレー粉　　　小さじ0.5
・おろし大蒜　　小さじ0.5
・水　　　　　　大さじ1

お時間の目安は約20分以上、粗熱を取っていただければ幸いだ。

キンキンに冷やすとトロトロも際立ち、真夏との相性も最高である。

冷蔵庫に作り置きしておけば、『庭をズッキーニ畑にしようか？』と旦那様から提案があるかもしれない。

その新食感に脳がやられる、本日のレンチン冷製ズッキーニ煮びたし。

日本に生まれて良かったなぁ！と思いつつ、ズッキーニの原産地はブラジルだった。

とりあえずグーグル先生でポルトガル語をチェックし、どや顔でズッキーニに挨拶しよう。

もし君がブラジル産なら、今日の和風テイストはお気に召すだろうか。

そう考えて野菜のパッケージを見ると、どうやら長野県産だったらしい。

もうこの際、美味しければどこでも良いかもしれない。

中は茄子のトロトロ感、表面も焼きナスのツルツル感、そして味わいは少しだけウリ科。

その中にカレーポン酢の味わいが沁み込み、さっぱりと野菜の旨味が押し寄せる。

これは美味しい。

まさかズッキーニにこんなパワーが秘められているなんて、お父さんすごく嬉しいです。

世界一美味しいスポンジに沁み込ませ、繰り返し頬張るその感動。

あぁ、レンチンズッキーニ最高だ。

3本中1本は巨大サイズだったにもかかわらず、君たちが明日の朝日を拝めることはなさそうだ。

これから3本100円のズッキーニを見る度、条件反射で口の中にトロトロが想像される。

そんな野菜の概念を変える、大変美味しい逸品だった。