根菜のきんぴらは美味しいけれど、どうしても高糖質になってしまう。
和風の旨味溢れるあの逸品に、もうずっと会えないのか…。
そんな時に食物庫から、美味しい奴らが飛び出した。
それはまさかの海と山、カブと鮭の珍しタッグだ。
本日ご紹介する、シャケカブ黒ゴマバターきんぴら。
もう一品にも最適な、蕩ける野菜食感をご堪能いただきたい。
旨さ沁みるシャケカブ黒ゴマバターきんぴらの美味しい糖質オフレシピ
・カブ 小さめ2個
・無塩鮭 2切れ
大根より皮が多く、きんぴらに適した新鮮なカブ。
それでもカブは抜けません!の名台詞で有名な、きんぴらにも美味しいヘルシー根菜だ。
・ごま油 大さじ1.5
・有塩バター 5g
・塩/黒胡椒 各軽く3ふり
・醤油 小さじ2
・黒すりごま 小さじ2
・ほんだし 小さじ0.3
・料理酒 大さじ1
本日の美味しさの決め手は、ずばりごま油とバターのマッチング。
最後にちょっとバターを溶かすと、鮭もカブ抜きに一生懸命参加するだろう。
まずは無塩鮭二切れに、以下の調味料をしっかり揉み込もう。
・塩 軽く3ふり
・料理酒 大さじ1
そしてこちらを5分ほど放置していただき、中までふっくら柔らかに。
また冷凍されている場合は、事前にご解凍いただければ幸いだ。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
こちらは上の茎と白い部分の境目をカットし、2㎜幅に薄くスライス。
さらに重ねて包丁でカットし、太めのカラムーチョサイズに細かくしていただきたい。
大根よりも食感が良く、皮が多めできんぴらにも最高だ。
こちらも水でしっかり洗い、細かくトントンカッティング。
お漬物にしても美味しい、快感食感が抜群である。
その美味しさは、カブがおまけなのではないかと疑う程だ。
ここでラップをふわりとかけて、さらに600Wのレンジで約100秒間。
今回は薄めの鮭のため、少しだけ時短でレンチンしていただきたい。
無茶苦茶に楽しいこちらの行程も、実際は簡単で僅か30秒。
センター試験に鮭ほぐし科目があったなら、私の偏差値はクマと競り合うだろう。
まずはフライパンを強火で熱し、ごま油を大さじ1.5投入しよう。
今回は放置気味でもOKなため、お気軽にやっちゃっていただきたい。
ここからはひたすら、強火でジャンジャカ炒めるだけ。
そしてそのお時間は、何と驚異の11分。
カブのトロシャキ感を引き出すため、少し長めでお願いしちゃう次第である。
ただ基本は放置で、時折混ぜるくらいでも大丈夫だ。
・醤油 小さじ2
・ほんだし 小さじ0.3
結構薄味に感じられるが、意外に鮭の塩気で良い感じ。
きんぴらなのにヘルシーという、ごぼうに夜道で狙われそうな逸品だ。
・有塩バター 5g
・黒胡椒 軽く3ふり
・ほぐし鮭 2切れ分
またここで鮭が少し生っぽいようならば、少し炒めていただければ幸いである。
黒ゴマとバターの香りが香ばしい、もう一品に最適なお惣菜である。
今年のお中元は、荒巻鮭を頂けます様に…。(ナムナム)
低糖質の美味しさチェック
柔らかさの中にしなりを帯び、大変に食べ易そうだ。
葉っぱの栄養価もがっつり頂戴し、成長期のお子様の栄養補給にもバッチリ貢献だ。
そして成長期を完全に終えた私が、ぱくりと頂戴しよう。
三種の食感が、俺がきんぴらだぁ( ゚Д゚)!!と口の中で宣言する。
バターとほんだしの間違いない味付けに、海鮮の旨味がジュワリと広がる。
あぁ、これは大変に美味しい。
カブ独特の野菜臭さも激減し、凄く食べやすい。
食べ応えも素晴らしく、空腹感もしっかり満たされるではないか。
その中にカブのトロシャキが加わると、もう鬼にベンツである。
既に十分美味しいきんぴらに、鮭まで参加するなんて。
ふわり・しゃきり・とろり、三種を織り成す食感の妙。
これはお子様の食育にも、なかなかに最適かと存じ上げる。
カブがお安くなってきたこの季節、是非お試しいただきたい逸品だった。