暑い日は毎日食べたい、ひんやり冷たい冷ややっこ。
あの舌を滑りぬける秘術は、いったいどこの里で学んだのか。
ただそんな冷ややっこにも、一つだけ弱点が存在する。
それは上に乗せる具材が少ないと、最後まで楽しめない点である。
でも本日のピリ辛海苔ポンの絶品速攻メカブゴーヤなら、もう大丈夫。
冷ややっこ具材のスタメンが入れ替わる、激楽美味しい逸品だ。
ピリ辛海苔ポンの絶品速攻メカブゴーヤの美味しい低カロリーレシピ
・絹豆腐 1丁
・めかぶ 1パック(味付け済み)
・ゴーヤ 1/2本
・味付け海苔 5枚
元気を出したい、一日の始まり朝ご飯。
つるりと食べたい、蒸し暑いお夕飯。
全タイミングでヤッコが食べたくなる、そんなパーフェクトな完成形を目指していこう。
・食べるラー油 小さじ1
・ポン酢 小さじ1
・おろし生姜 小さじ1
もちろん今回は、冷ややっこの完成速度を損なわない極少調味料で。
味付け海苔と味付けメカブの美味しさを、そっとサポートする印象だ。
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こちらは両端をカットしたゴーヤ1/2本に、麺棒をブスリと突き刺して。
すると未来を綺麗に見通せる、くりぬきゴーヤの完成である。
ナルト好きのお子様なら、お風呂ですいとんの術に活用するだろう、このくりぬきゴーヤ。
呼吸のたびにゴーヤの苦みが口に広がり、ギャン泣き不可避ではないだろうか。
こちらを水の中で少し揉み揉みし、苦み成分をぎゅっと排出。
そして水がガチャ〇ンのような緑色に変化したら、そのままラップなしの600Wで2分30秒レンチンしていただけるだろうか。
これにてメカブや納豆と大変良く合う、スライスゴーヤの完成だ。
あんなに巨大だったゴーヤが、一気に食べやすく&少量に。
ただそれでいて食感を損なわない、毎夏再会が楽しみな調理法だ。
・食べるラー油 小さじ1
・ポン酢 小さじ1
・おろし生姜 小さじ1
・めかぶ 1パック(味付け済み)
・味付け海苔 5枚(手でちぎって)
また海苔の佃煮を使っていただく場合、小さじ1.5杯程度が最適解ではないだろうか。
これで『タレを先に食べ尽くして、豆腐だけ食べることになる問題』も完全解決。
そんな具沢山系男子に進化した、ひんやりヤッコをたっぷりご堪能いただきたい。
低糖質の美味しさチェック
いつも食べ慣れた冷や奴に、これほど圧倒されたのは初めてだ。
まるで『力が欲しいか…』と囁きかけるような、強烈な存在感を放つゴーヤソース。
間違いを起こさないメカブの味わいで、いったいどんな進化を遂げたのか…。
では実際は何度も食べたその美味しさを、早速ぱくりと復習しよう。
ただピリ辛と言いながらも、実際は甘みすら感じる食べるラー油の香ばしさ。
そこに海苔とメカブの海鮮出汁がじゅわりと広がり、濃厚な舌触りで押し寄せる。
さらにゴーヤの苦みがフワリと広がり、生姜もピリリと主張しているのだ。
これは旨い。
白米にかけても冷麺にかけても、きっと何かしらの賞を受賞する美味しさだ。
うんうん、旨さが極めて安定している。
ヤッコの上を流れ落ちる醤油と違い、このタレなら安定的な味の供給が約束されている。
どこを食べても美味しい、どこを掬っても味が濃い。
数十年前に市民権を得た冷ややっこが、遂に主役になれる美味しさである。
実は意外と足が速い、ゴーヤの美味しい使い切り方。
100mを10秒台で走るゴーヤだからこそ、是非お試しいただきたい逸品だった。