煮込むと固くなる鶏むね肉と、煮込むと柔らかくなる鶏もも肉。
彼らに現れる食感の違いは、至近距離でガン見しても分からない。
ただ唯一言えるのは、鶏むね肉も煮込めばプリプリになるということ。
ちょっと小さな工夫を加え、全身プリプリの鶏むね肉を爆誕させよう(*‘∀‘)!
本日ご紹介するのは、超プリ胸肉の低脂質ピリ辛香味煮込み🍖!
煮込んでも固くならない鶏むね肉に、お箸と拍手喝采が止まらないかも!
超プリ胸肉の低脂質ピリ辛香味煮込みの美味しいダイエットレシピ
熱量:260kcalたんぱく質:動物 33.6g 植物 1.9g※上記は1人分 / 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・鶏むね肉 皮なし300g
・国産ニンニク 2片
・長ネギ 1/3本
主役である鶏むね肉の脇を固めるのは、煮込みに強い香味食材達。
特にニンニクに関しては、自宅に専用ボトルがあるくらいの愛好家である。
・一味唐辛子 小さじ0.2
・ほんだし 小さじ0.3
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1.5
・ごま油 小さじ2
・調理用重曹 小さじ1
今回の柔らかさの秘密は、何を隠そう調理用の重曹だ。
たださらに切り方と漬け込み方にもこだわり、その柔らか効果は格段に引き上げさせていただきたい。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは皮を剥いだ鶏むね肉に走る『白色の筋』に沿って、縦半分にパカっとカット。
こちらは見た目に確認しやすいため、虫眼鏡なしでも目視可能である。
今回は漬け込みに触れる表面積を事前に増やし、短時間で鶏むねを柔らかく下処理させていただきたい。
ちなみにさらに細く千切りして片栗粉をまぶすと、鶏むねバージョンのチンジャオロースにも進化可能である。
・鶏むね肉を覆うくらいの水
・料理用重曹 小さじ1
鶏むね肉がだんだんと白く変化してきたら、柔らかくなってきた合図。
ちなみにこの下準備を行うと、鶏むね肉の唐揚げも激柔でお召し上がりいただける。
・国産ニンニク 2片
・長ネギ 1/3本
意外なほどに存在感を発揮する、こちらの香味食材達。
ゴロゴロ食感をお楽しみいただくためにも、食感が残る程度の大きさが吉である。
まずはフライパンにごま油を小さじ2、中火でしっかり加熱していただいて。
今回は先に香味食材を炒め、鶏むね肉の煮込みは最短時間に抑えさせていただこう。
少し焦げ目がつく程度に、食材の香りを爆発させるように炒めよう。
キッチンに充満する、暴力的なニンニクの薫り。
ドラキュラが訪問販売に来たら、失神案件だ。
・美味しい水 100ml
・一味唐辛子 小さじ0.2
・ほんだし 小さじ0.3
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1.5
また辛い食事が苦手な方は、一味唐辛子はナシでもOK。
個人的には山椒に取り換えるパターンも、まっこと大好きである。
ちなみにこの際の鶏むね肉は、流水で良く洗って重曹を洗い流して。
さらに煮込む際に飛び出る灰汁は取り除き、より馨しい仕上がりを目指していただければ幸いである。
絶対に固くなりたい鶏むね肉 VS 絶対に柔らかくしたい調理用重曹。
その勝負の行方は既に存じ上げているが、何度作成しても緊張の一瞬である!
低糖質の美味しさチェック
本日のプリプリ具合も、どうやらこの見た目なら大丈夫そうだ。
パサパサ感を感じさせない、まるでお中元のハムの様な断面図。
本日も削ぎ切り&重曹のコンボが決まり、無事プリプリ化に成功した模様である。
食感はお中元のハムに近く、それでいてハムよりも柔らかい。
さらに出汁の効いたピリ辛エキスに、ガーリック風味が流れ込む。
これはおつまみにもオカズにも美味しい、鶏むね煮込みの成功事例である。
そこらじゅうでゴロゴロしているため、どこを食べてもついてくる。
週末のお父さんがゴロゴロしていると怒られがちだが、香味食材なら大歓迎だ。
鶏むね肉をプリプリで煮込むなら、重曹もしくは片栗粉処理。
個人的には糖質の少ない、重曹&削ぎ切りタイプが大変お勧めです(*‘∀‘)!