トロッとした甘みに、具材のしっかりとした塩気。
オリーブオイルの旨みがコーティングするアヒージョ…。
あのおいしさは、お酒の席でなくても最高だ。
悩む私の前にさっそうと現れた、白い妖精。
本日ご紹介する、お豆腐しらすの香味山椒アヒージョ。
お豆腐に恋い焦がれる日々が、不意に始まる逸品だ。
お豆腐しらすの香味山椒アヒージョの美味しい糖質オフレシピ
・木綿豆腐 150g
・茹でしらす 50g
・にんにく 2片
・ミョウガ 3個
今回はできるだけあっという間に完成させたい。
下茹で等の必要ない、即戦力食材たちだ。
・醤油 小さじ1.5
・塩 軽く3ふり
・粉山椒 軽く4ふり
・一味唐辛子 軽く6ふり
・オリーブオイル 150cc
(できれば上質なもの)
※成分換算は1/3
今回はしらすの塩気を存分に生かそう。
海のエキスを大地の恵みに託すのだ。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
ミョウガは縦に四等分し、ニンニクは薄くスライスしよう。
香味のことなら任せておけ!と言わんばかりのたたずまいだ。
粉山椒と茹でしらす、最強タッグに明日の一面は決まりだろう。
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ん?なんだ? この油面に映る賢そうな頭は。
あ、私だ。
最初に塩気を少し付けておくのが、今回のポイントだ。
飲み会場のボルテージも一気に最高潮である。
あ、私一人だった。
この際、あまり細かくし過ぎると、形が崩れてしまう可能性もある。
そっと加え、ヘラでいい感じに移動させていただきたい。
塩気のコーティングを始めよう。
好みにより薄味に感じられると思うので、完成後に塩気を追加していただければ幸いだ。
このしらすの塩気を全面的に使用するため、しっかり混ぜながら強火で2分加熱して欲しい。
宮沢賢治なら、どんな幻想的な表現を使うのだろう。
「おとうふうまい」などの稚拙な表現は使わないに決まってる。
しらすを豆腐に乗せるスタイルで召し上がって欲しい。
低糖質の美味しさチェック
小学生時代の私なら、迷わずポケットに入れていただろう。
激熱必須なので、絶対にやめていただきたい。
しらすの塩気とわずかな醤油、それに感銘を受けた豆腐の旨みが堪らない。
これはバッチリな美味しさだ。
おとうふうまい。
豆腐も少し硬めに仕上がっているところが、また食べ応えもあっていい。
トロッと仕上がったミョウガに、旨みの高ぶりを感じる。
野菜と豆腐の旨さは、今後アヒージョで一度試してみる価値がある。
豆腐アヒージョ、塩気のバランスが最高に美味しい。
お好みで塩気を足していただいてもいいだろう。
ああ、美味しい豆腐をご馳走様でした。