『ヒトバンネカシテクダサイ。』
空腹最高潮でこの言葉に直面したら、私はきっとフリーズする。
まさかお肉の下処理をして、会えるのが次の日なんて殺生だ。
勿論一晩漬けると美味しいけれど、やっぱり時短が嬉しいお年頃なのだ。
そんな空腹BOYには、激柔オーロラタンドリーチキン。
漬け込み30分でも相当柔らかい、濃厚で大変美味しい逸品だ。
激柔オーロラタンドリーチキンの美味しい糖質オフレシピ
・鶏もも肉 300g(皮なし)
・エリンギ 1/2パック
・無糖ヨーグルト 80g
大変お安く本格タンドリーを楽しむ、本日のレシピ。
鶏もも肉に関してはたっぷり食べたいため、皮を外して300g位をご用意いただければ幸いだ。
つまり皮を入れて400g位の、どでかい鶏もも肉が最高ということである。
・塩/黒胡椒 各軽く8ふり
・塩麴 小さじ1.5
・カレー粉 小さじ1.5
・マヨネーズ 大さじ1.5
・ケチャップ 小さじ1.5
・おろし大蒜 小さじ1
そして味付けは、柔らかさも半端ないマヨ塩麴のオーロラタイプ。
オーブンでいくら焼いても硬くならない、歯がスッと通る鶏モモ肉をご堪能いただきたい。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは無糖ヨーグルトを80g、大体1パックの1/5をレンジで600Wの90秒レンチンしていただきたい。
こちらは乳清を分離させて、より濃厚なタンドリーチキンを頬張るため。
今回の宿敵はずばり水、砂漠で遭難している人には怒られそうなレシピである。
またこの際のコツは、少し長めのキッチンペーパーを設置すること。
短めにするとペーパーが器の中に落ち込み、うまく水気が切れにくい。
そのためここはアラブの富豪になった気分で、少し多めのペーパーを広げていただくと簡単である。
実は鶏肉だけタンドリー串も美味しいが、途中でキノコを挟むとすごく美味しい。
さらに串焼きにすることで水分も落とし、凝縮された茸味をご堪能いただける。
加えて低カロで低脂質、まさに無敵である。
まずは鶏皮をベリリと剥がし、さらにフォークで全体的に穴を開けよう。
そして一口大にカットすれば、これにて鶏肉の準備はOKだ。
こちらはカット前にフォークで穴を開けると、非常に簡単。
カット後にフォークで刺そうとしても、鶏もも肉がテンションの上がった姪っ子並みに逃げまくるのだ。
・塩/黒胡椒 各軽く8ふり
・塩麴 小さじ1.5
・カレー粉 小さじ1.5
・マヨネーズ 大さじ1.5
・ケチャップ 小さじ1.5
・おろし大蒜 小さじ1
今回は鶏もも肉を柔らかくする三種の酵素で、即座に柔らかく仕上げさせていただこう。
その濃さは平均的なタンドリーソースとは比較にならない、圧倒的な濃厚さ。
ちょっと頑固な鶏むね肉でも、しっかり柔らかく変化するだろう。
その際もフォークでしっかり穴を開け、中まで沁み込ませよう。
また配置は串が宙に浮くように、グラタン皿などの縁にかけると最高だ。
さらに残ったソースに関しても、上から下から満遍なく絡めてあげよう。
もしお子様が外に遊びに行って、こんなビジュアルで戻ってきたら…。
きっと最高に楽しい、泥遊び公園を発見したのだろう。
もしくはトンボを追いかけて、水が張られた田んぼを猛ダッシュしたのだ。
大変お待たせして、誠に申し訳ない。
ただ低糖質で低カロリーなタンドリーチキンは、ダイエット中の来客様にも最適である。
完成後はオリジナルだと豪語しながら、食卓にずらりと並べていただきたい。
串焼きのため水気は全て下に落ち、濃厚なソースが全体に絡まり倒す。
マヨと塩麴で抜群に柔らかくなり、歯が集団で有給休暇を申請する逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
フライパンタイプも美味しいが、やはり焼き上げ時に水っぽくなってしまう。
本日はヨーグルトもしっかり水切りし、さらにマヨ&塩麴で濃厚に。
さらに串焼きに仕上げ、上下から満遍なく熱させていただいた。
ではその結果を、ずばり一口確認させていただこう。
思わずグーグル翻訳で検索してしまう、圧倒的なインド感。
濃厚な旨味と茸の甘み、さらに柔らかな鶏もも肉がほろりと解れる。
これは骨付きチキンに絡めれば、きっとヤバ旨なホロホロ感に仕上がるだろう。
ちなみに謎の言語の意味は、『母さんただいま』である。
いつもお料理旅番組を凝視していると、時々こういったチキンを拝見する。
その度にきっと、私の存じ上げない料理が沢山あるのだろうと感じてしまう。
まだまだ未知数の可能性を見せてくれる、ご自宅インド料理。
きっとインド料理の奥深さは、メイド・イン・アビスくらいあるのだろう。
低カロ・低脂質で楽しめる、ダイエット中にも最適な逸品だった。