塩辛をバターで炒めると…凄い。
このトリビアを知ったのは、大学生の時だった。
あの深みのある旨味と塩気が、甘い香りのバターに交わると。
もうそれだけで、味付けの勝負が一瞬で決してしまう。
本日ご紹介する、バタポン塩辛の激盛りネギ厚揚げ。
旨味と食べ応え全開の、速攻完成山盛りな逸品だ。
バタポン塩辛の激盛りネギ厚揚げの美味しい糖質オフレシピ
・厚揚げ 300g
・生姜 1/5片
・小葱 1袋
まったく肉肉しくないにも関わらず、圧倒的な食べ応えの本日の食材たち。
その秘密の裏側には、あのおととが関連しているに違いない。
・有塩バター 15g
・塩辛 40g
・ポン酢 大さじ2
そして味付けも全面的に塩辛を信頼した、こちらの調味料たち。
ポン酢とバターの相性もまた、その深い味わいを引き立てていただいている。
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今回は下茹ですることなく、厚揚げの油分も合わせてゲット。
こちらは約1cmサイズの、かなり細かめにカットしていただけるだろうか。
塩辛独特の香りに、少しだけビビった故のこちらの調味料。
ただその味わいは非常に強く、塩辛とも漫画を貸し借りするくらいには仲良しである。
1袋58円・2袋100円という、もってけ泥棒プライスで販売されていた、こちらの小葱。
その阿鼻叫喚の低価格に、レジでは300円をお支払いした次第である。
明日から私と小葱の、愛に溢れた共同生活がスタートするだろう。
まずはフライパンに有塩バター15gを中火で溶かし込み、なべ底全体に回していただけるだろうか。
香りも良し味も良し、あのグラスフェッドバターを大量購入したいものである。
一気に香りが立ち上り、恍惚な香りに包まれるキッチン。
生姜とバターだけで、これほど幸福になれるとは。
そして最後にはポン酢を大さじ1杯回し入れ、じゅっと沁み込ませれば第一段階クリアである。
この段階ではかなり味付けも薄いため、食卓に並べるのは非推奨。
な、なんか怒らせたかな…と、ご家族様に心配をかけてしまう。
40gって、どのくらいだろう?
その時の判断材料として、総量との比較がお勧めだ。
例えば今回使用した塩辛は一瓶170gのため、目安で1/4瓶弱を入れると約40g。
ただ正しく味付けをする場合には、計りで計っていただければ幸いだ。
さらにここでも、ポン酢を大さじ1回し入れよう。
一気に完成形が近づき、塩辛独特の香りも心地良く漂うだろう。
ちなみにこの段階で一番ハイテンションなのは、きっとお魚大好き愛猫さんである。
こちらの働きも見逃せず、一袋でも余裕で完食できる。
程良い水分もまた、厚揚げのふんわり感を演出してくれるだろう。
塩辛と小葱が覇権を握る、本日のバタポン塩辛炒め。
圧倒的なボリュームで、お子様も美味しく召し上がれる逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
このレシピの最大の問題は、作成途中に空腹感が加速すること。
強めの意識を持たなければ、オートミールクッキーを摘まんでしまうことも少なくない。
ちなみに昨日作成したオートミールクッキーは、完全に爆弾岩だった。
塩辛独特のイカの旨味、小葱のシャキシャキ感、ポン酢の酸味。
あぁ、これはやんちゃすぎる美味しさだ。
ただでさえ美味しい厚揚げに、これほど旨味が沁み込むとは。
これはもう、どうしようもない旨さである。
全てが包括された、厚揚げの進化系。
漁港の近くにお住まいの方が、心の底から羨ましくなってしまう。
しゃきしゃき小葱、旨味の塩辛。
さらにバターポン酢の香りがガツンと生きる、大変美味しい逸品だった。