うどんの醤油出汁に、芳醇なカツオの風味…。
淡白な味わいに絡む、引き締まる一味のピリリとした刺激。
ジャンルは全く違うけれど、あの組み合わせは狡猾だ。
鶏むね道を追求するうえで、あのタッグは避けては通れないだろう。
本日ご紹介する、カツオ一味バターポン酢のぷり葱チキン。
余熱で小葱が抜群に美味しい、プリプリに心躍る逸品だ。
カツオ一味バターポン酢のぷり葱チキンの美味しい糖質オフレシピ
・鶏むね肉 250g(皮なし)
・鰹節 1/2袋
・小葱 1/2袋
鰹節を入れることで一気に香りが立ち上る、本日のぷり葱チキン。
また鰹節は相当な確率で一袋だけ残っているケースが多いため、見つけて使い切って差し上げたい。
・有塩バター 15g
・塩 軽く4ふり
・ポン酢 大さじ1.5
・片栗粉 小さじ2
・塩麴 小さじ2
・ほんだし 2つまみ
・おろし大蒜 小さじ1
・一味唐辛子 軽く4ふり
そして今回は、バターポン酢と相性の良い一味もセットで。
ぶっちぎりの居酒屋感が否めないが、今宵はちょっと飲んでも良いかもしれない。
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まずは鶏むね肉250gの皮を剥ぎ、麺棒等でびっしばし叩こう。
そして同時に、食べやすい一口サイズにカットしていただきたい。
久し振りのお仕置きタイムだが、一度身に着けたビシバシスキルは一切衰えていないようだ。
・塩 軽く4ふり
・おろし大蒜 小さじ1
・塩麴 小さじ2
そして漬け込み後は片栗粉を小さじ2まぶし、これにてプリプリ準備は万端だ。
そして本日、遂に小葱を一切こぼさず切り終えるという偉業を達成した。
1ネギーもこぼさずお皿に移せたときは、感動で前が滲んで見えたほどである。
誇張を挟んで申し訳ないが、念願の小葱カットマスターになれたようだ。
まずはフライパンに有塩バターを、少し多めの15gほど溶かしておこう。
魅惑的な乳製品の香りが立ち上り、その香りに抗えない。
ミルキィー(*‘∀‘)!と叫んだら、ちょっとはウケるだろうか。
元ネタが古すぎて、ダダ滑りの予感が半端ではない。
こちらはあまり動かさないように、時折ひっくり返すこと中火で約2分30秒。
全体にしっかりと熱を加えられるように、適宜コロコロしていただければ幸いだ。
・ポン酢 大さじ1.5
・ほんだし 2つまみ
すると香りが一気に激変し、食欲が猛烈に掻き立てられる。
腹ペコ柔道部様ならば、失神一歩手前だ。
・鰹節 1/2袋
・小葱 1/2袋
・一味唐辛子 軽く4ふり
すると再度香りが衣替えし、もう食欲も暴発寸前だ。
また残った小葱と鶏皮肉は、併せてスープにしていただくと最強である。
鶏むね肉がガッツリ美味しく、小葱のシャキシャキ感も現役バリバリ。
溢れる香りを絡めながら、タップリお召し上がりいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
バターポン酢に焦げ目をつけて、ちょっとやんちゃな鶏むね肉。
結構入れたはずの小葱も、主役の前では完全に脇役である。
プリプリなのも目視で確認でき、これは楽しい食卓になりそうだ。
では早速、一口パクリと頂戴しよう。
思わず商店街のおばちゃんのようなトーンで、その香りに喜びを隠せない。
プリプリ食感に絡む、バターポン酢の鉄板テイスト。
さらに一味と鰹節で、和の世界が口内にガッと広がる。
旨味の夜明けぜよっ(*‘∀‘)!
…2回目のダダ滑りである。
うどん屋の感動的な香りのような、思わず人の足を止める香り。
やはりご飯に香りは重要なのだと、心の底から納得する瞬間である。
『風邪を引いてるから、ご飯がなんだか美味しくない…(._.)』
あのロジックも、少なからず風邪による鼻詰りが影響しているのだろう。
また必ず作りたい、元気の溢れる逸品だった。