夏の訪れと共に、潮干狩りのシーズンがやってきた!
そしてその恩恵は、スーパーの海鮮コーナーでもキャッチできる。
特売では100g78円でお迎えできる、エキスの王者『あさり』。
本日はこちらの食材を使った、山盛り絶品な一皿をご紹介したい。
それが、旨味のどえらい海鮮厚揚げボンゴレロッソ。
トマトエキスがじゅわり沁み込み、パスタなしでも大満足な逸品だ。
海鮮厚揚げボンゴレロッソの美味しいダイエットレシピ
・あさり 200g(砂抜き済み)
・厚揚げ 200g
・トマト 1個
・大蒜 1片
時にディズニーランドに匹敵するほど没頭する、海開き&潮干狩り。
浅利を見つけた時の喜びは、リップクリームの蓋を見つけた時に匹敵する感動だ。
・塩/黒胡椒 各軽く6振り
・白ワイン 100ml
・ほんだし 小さじ0.5
・顆粒コンソメ 小さじ0.5
・輪唐辛子 お好みで
・醤油 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
こちらは厚揚げに沁み込ませることを前提とした、和風ベースのコンソメ仕上げ。
トマトの酸味とあさりエキスが沁み込み、決して捨てられない美味しさになるだろう。
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まずは本日の主役食材達を、包丁を駆使して以下の通り変身させていただきたい。
・厚揚げ 200g ➡ 2㎝幅のサイコロカット
・トマト 1個 ➡ 細かく乱切り
・大蒜 1片 ➡ 薄くスライス
イタリアンなのか和食なのか、見つめるご家族様もキョトン顔になる瞬間である。
まずはフライパンにオリーブオイルを小さじ1加え、強火でしっかり加熱しよう。
今回は厚揚げ隊とイタリアン隊の二手に分かれて、美味しい完成形を目指したい。
こちらは強火で一気に4分間焼き上げ、表面に勲章とも呼べるキツネ色の焦げ目をつける工程だ。
途中2分時点では全隊員をひっくり返し、見事なキツネ色に仕上げていただけるだろうか。
ここからは火力を中火に変更し、以下を約20秒加熱して欲しい。
・輪唐辛子 お好みで3つまみ
・薄切り大蒜 1片分
・オリーブオイル 小さじ2
あぁやっぱり、今日はイタリアンだったのか…(*´ω`)♪
旦那様のホッとした笑顔は、厚揚げの再登場と共に打ち砕かれるだろう。
・あさり 200g(砂抜き済み)
・白ワイン 100ml
こちらはあさりがやぁ(*‘∀‘)♪とご自慢のガードを開くまで、しっかりワイン蒸し。
また残ったワインの向かう先は、冷蔵庫かはたまた禁酒中の私の体内か。
・塩/黒胡椒 各軽く6振り
・ほんだし 小さじ0.5
・顆粒コンソメ 小さじ0.5
・醤油 小さじ1
今回は水を一切使用せず、溢れるエキスの正体はトマトと白ワイン。
無水鍋のイタリアン版と呼びたいところだが、白ワインもガッツリ水分な気がする。
これにてパスタの満足感に非常に近い、海鮮厚揚げボンゴレロッソの完成だ。
低糖質にもかかわらず、今日のランチはパスタでした(*‘∀‘)!と脳が誤認する逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
職場の近くでパエリアランチを食べた時、同僚の坪内君がそう言った。
彼の持論によると、海鮮は旨味をその殻や貝の中に隠し持っているのだと。
そして腕の立つ料理人は、その旨味を料理と言う交渉の末に引き出すことができるのだと。
何度思い返してもちょっと意味が分からないが、では早速一口頂戴しよう。
トマト・ガーリック・コンソメとタッグを組んだ、完璧なまでのエキスのラッシュ。
それが芳醇にふっくら仕上がった厚揚げに沁み込み、素晴らしい美味しさだ。
まるで甘露煮の様にジュワッと沁みだす、海鮮&イタリアンエキス…。
あさりも想像より食べ易く、これならお子様もニッコリの食事難度である。
パスタに絡めても確実に旨い、濃厚なのに飲み干したくなる味わいだ。
例えるならば、カップヌードルの底に貯まった重厚エキス。
あの味わいを3倍自然に仕上げ、ナチュラルな海鮮パンチを浴びせた感じである。
ケンカ腰と呼ぶにふさわしい、本日の飲み干すタイプの厚揚げボンゴレロッソ。
食べ終りにはホリが深くなっている気がする、イタリアンな力が注入される逸品だった。