食べ易い胡瓜って、本当に幸せだ。
お箸で持ちやすく、旨味をギューン!と沁み込んだ胡瓜が。
そしてさらに、欲張りさんになるならば。
その生まれながらの青臭さを、少しばかり消させていただきたい。
本日ご紹介する、生姜辣油のサバ缶胡瓜常備菜。
青臭さと美味しさを交換した、シンプルで大変美味しい常備菜だ。
生姜辣油のサバ缶胡瓜常備菜の美味しい糖質オフレシピ
・鯖水煮缶 2/3缶
・胡瓜 2本
・生姜 1/6片
食感を重視したい、本日の極上常備菜。
鯖水煮缶2/3缶という、最高に面倒くさい端数で申し訳ない。
残った鯖水缶は、こっそり秘伝の鯖缶チップスに仕上げよう。
・塩 軽く4ふり(あく抜き用)
・ポン酢 小さじ1
・ラー油 4プッシュ
・鶏ガラスープの素 小さじ0.5
常備菜に引っ張りダコの、鶏がらスープの素。
ただあまり入れると独特のエグミが生まれるため、鯖缶の塩気とタッグを組んでいただこう。
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今回は皆様に愛される常備菜になるため、胡瓜にもちょっと頑張っていただこう。
まずはまな板に塩を軽く2振りし、その上で胡瓜を押し付けるようにコロコロ。
俗にいういたずり工程で、青臭さ撲滅運動の初陣を切ろう。
こちらは約1分、お湯の中で転がす様にササっと入水。
『親にも茹でられたことないのに…。』
そんな胡瓜の恨み節も、美味しい常備菜への第一歩である。
通称アククルクルと私に呼ばれる、胡瓜のアクを取り出すこちらの方法。
こちらは各端30秒ほどクルクルしていただきたいが、最近の胡瓜はアクも少ない。
そのためこちらは、アクの飛び出しっぷりに応じて時間をご調節いただけるだろうか。
次に胡瓜をスライサーでシャコシャコし、圧倒的な薄さに仕上げていただきたい。
そしてこちらを被るほどの水に浸し、塩も軽く2振りパッパ。
最後は約1分ほど水で洗っていただき、最後にぎゅっと絞っておこう。
辣油と鯖缶との相性が大変宜しい、この生のすりおろし生姜。
チューブ生姜が嫉妬する味わいで、今夜の食卓もニッコリである。
・鯖水煮缶 2/3缶
・ポン酢 小さじ1
・ラー油 4プッシュ
・鶏ガラスープの素 小さじ0.5
また鯖の水煮缶エキスに関しては、小さじ2杯ほどだけご投入いただけるだろうか。
青臭さを可能な限りもぎ取った、本日の丁寧常備菜。
少しご面倒なものの、胡瓜にありがとう!と感謝される逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
食べる前にもかかわらず、手に取るように分かるその食べ易さ。
きっと極薄胡瓜に味が沁み、鯖缶の旨味が凝縮されてるんだ…。
はい、しゃきしゃきっ!
鯖缶と胡瓜、はい常備できないっ!
今日中に食べ尽くす自信、溢れ出るっ!
全てはこの胡瓜の、食べ易さが問題なのだ。
ほぐれた鯖缶とのバランス、生姜とラー油のピリ辛。
まさにこれぞ、週末に食べ続けたい胡瓜である。
派手ではないけれど、落ち着ける味わい。
そんな胡瓜に、私はなりたい。ねこざわけんじ